「依存すこと」と「助けを求める」ことは紙一重なのかなと思う。
「頼ること」は非常に大切なことだし、それをせずに何もかも一人で抱え込むと健康にも悪いし、仕事のことなんかやと業務に影響もでる。
しかし、「その人や物がなくてはならない」となってしまったら、依存状態なのかなと思う。
悩みをその人だけに打ち明けていたり、仕事の相談は全部同じ人、と言うのは良くない気がする。
相手が人格者なら、うまいことあしらって依存状態から抜け出すように仕向けてくれるんだろうが、共依存状態になると最悪なのかなと思ったりもする。
誰か特定の人に頼るのは絶対に良くない。
満遍なく、いろんな人に少しずつ頼る。そして自分も自分の得意な分野で周囲の力になる。
それがお互いにしんどくなくて、貸し借り、みたいな関係にもならないと思う。
そして、自立とは、そうやって特定の誰か、ではなく満遍なく頼れる人のことを言うのかなと。
誰か一人に頼るのもダメ、全部一人で抱え込むのもダメ。
私自身は依存の経験があり、その人に冷たくされたり、距離が離れたと感じると不安になったりパニックに陥っていた。
優しくされると甘え、そしてまたパニックになる。
今振り返れば馬鹿なことをしているなと思うが、当時は真剣そのもの。
依存していたという自覚も、もちろんない。
結局当時は他にやらねばならないことができて、強制的に関係が疎遠になったので、それでなんとかなったが、非常に苦しい時期だったし、お互いに傷つけあって思いやりもクソもなかったと思う。
今は、依存しているなと感じるとまず「依存」を自覚するように気をつけている。
依存されているな、と感じるとあえて距離を一定に保ち、その人が自ら気付くのを待つようにしている。
対応の仕方はわからないことが多いし、正解かどうかはわからない。
甘えることが下手くそな人は非常に多いなと思う今日この頃。
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