回胴回廊

彼はレバーというレバーをたたけば、そのうちのひとつはBIGへとつながっていると思っているのさ

ぶちかませ! レヴィ!

2012-08-20 21:35:23 | ブラックラグーン
夏休みを含めたここ最近の収支たるやまるでジェットコースターで。 2日がかりで5000枚近くやられた翌日には4900枚をたたき出して収支のV字回復をはかるも、すぐさま1500枚負けを喫し、立て続けて翌日いきなり投資が2500枚にかかり、おぇ ぇと半ば吐きそうな顔でリールを回していると、驚きの6700枚ゲッツにてまさかの大まくり。も、ホッとする暇もなく翌日から2日間かけて4500枚ほどヤられるという有様。 

まぁ負け気味です。

「何を打ったらいいのか?」を今ひとつ失っております。

設定の投入状況から考えたら『番長2』なのかも知れないのですが、今ひとつ恐怖感を克服することが出来ておらず。低設定の『北斗』はもう絶望的なくらい小役が落ちず、 おまけに設定状況は日に日に芳しくなくなりつつあり、『バジリスクⅡ』はある程度設定に従順に出る台のようであり事故が起こりづらい。『モンハン』『鉄拳』は言うに及 ばず、新台には今ひとつ食指が動かない。

そんな中、まったくぼくのアンテナにかかることなくグランドオープンをかましたホールがありましてね。

帰省したり古巣に遊びに行ったりしているうちにオープンしていたらしく気がついた時点ですでに一週間が経過。

まさかのお盆時期に結構がんばって出していた様子であり、 どうやら期待できそうだとややビクつきながら出陣。

ずっと。 打てども打てども中々響いてくれない『ブラックラグーン』が4台設置されているのを確認。もし響いてくれるとすればこれが最後のチャンスじゃなかろうかい、と着席して みれば残念ながらこれがやっぱり微妙。550枚投資にてどうも震わずの展開だったので離脱離脱したところ『夜王』→『シンデレラブレイド』と内乱れて(主に夜王のせいで )総投資が2490枚。

ほとんど死に体で店内フラフラしてみても、めぼしい台はすでに回されており、ただ、かなり箱を積んでいるのが伺えるので確かに設定は入っている様子。

とは言えもはやぼくに打つ台はなかろうよと半ばあきらめ、家でカレーでも煮込もうかしらと思い始めたところで『ブラックラグーン』が4台すべて空き台になっているのを 発見。

「うーむ、やはり今更期待は出来ないのか……」

と思ったのですが、うち一台は比較的軽めにARTを射止めていた台であり、朝イチに「ああ、あれが当たりか」とぼくが台移動をする根拠を作った台な訳で。

悩んだ末に「ええい! ままよ!」と回してみれば、50枚で幸先良くBIG。

「せめて、バレットバトル!」 と祈りを込めて消化中に―― ぷちゅん。
 
「信じられないかも知れないけど、僕は南の島で海賊の仲間になった――」

「なぁ――」

「たまには御法に触れることもする。そうだったな」 

……。

……。

出た出た出た!

フリーズきたー!

どがーん、+300!

ぬおおおおおお! ここだ、ここが転機だ! 後はバレットを6発でも貯められれば話が変わる!

したらば200数十Gを残してバレット6発。 こうなれば中々終わらない。

これが結局、一撃で5000枚をオーバー。

ついてる時ってのはついてるもので。 抜け後に引いたボーナスが自身初のこいつ。

 (存在を完全に忘れてました。赤7テンパってハズレ→次ゲームでREGを狙うも揃わず。首を傾げていたところへの告知画面で思わず「うお!」って声が漏れました。まぁこの 時点で勘違いを起こしておりまして、スーパーBIGは300GのARTがついてくるんだかバレットがMAXになるんだかって思ってたのですが、単にART突入だけなんですね)。 

これは60Gですぐに終わってしまったものの、間を置かず突入したART中にフリーズ(150G以上の上乗せ確定)が2回も炸裂するなどして1200Gのロング継続。

後半、「かんっぜんに機械がぶっ壊れた」「ブラックラグーンの爆出しパターンってこうなるのか……」と思いつつ、夢の大台への可能性を夢想したんですが、元々REGに寄 りがちだったボーナスがついぞ当たらなくなりましてね。ART抜け時点でボーナス間ハマりが1000Gに届く勢い。

ひとつは天井を目指すのもありだったんですが、この時点で 時間は21時。

さすがに天井までの投資分と回収分を考えると難しいなぁと考えていたところ、隣の『ミリオンゴッド』で「オート投資マシーン回胴君DX」となり淡々と投資を 続けていたおっちゃんがゴッド揃いを射止めたのを見てヤメを決定。6700枚流しで、まさかの差枚が+4200枚。

一度ヤってヤりたいと思っていた『ブラックラグーン』での大 勝利。

出たから言う訳じゃないですけどね、この台面白いっす。

で、やっぱり出たから言う訳じゃないですけど最近のぼくは『ラグーン』みたいな「ボーナス+ART」で出玉を増やす台がやっぱり面白い、と。そう思ってる次第。収支の大 事な要を『悪魔城Ⅲ』に頼り切りってのも理由としてあるのかも知れませんが、ちょっとね、ART偏向機は疲れる。

小役ビリリ→上乗せドーン→ハズレ目停止してんじゃん! もしや?→ボーナスどかーん!

この流れがね。今ちょっと気持ちいい。

まぁ『忍魂』から連綿と続いてる系譜ですよね 。ぼくやっぱり「乗せボ」ってやつが相当好きみたいです。

という訳で3兄弟の「祭」、たのむよ(まぁあれはセット数の上乗せのようですが)?

だから出目との絡みなんだってやっぱ。

2012-08-17 22:58:54 | 新台初打ち

『メガミリオネア』『夜王』『押忍!轟炎高校応援団』『兎』。

このあたり、最近触った新台な訳ですが。

たまたま出たからっていう身勝手な補正も含めて。

『兎』>『メガミリオネア』>『押忍!轟炎高校応援団』>『夜王』の順かなぁ。


『兎』

基本的にニューギンはパチスロの演出をとにかく分かっていないとぼくは感じているので『兎』もさして期待してはいなかったのですが、予想に反して割と良心的な作りであり、何より出てしまったので、現時点で高めの評価となった次第。

最終的に4900枚出した流れとしては、天衣無縫ボーナス(成立時にART3セット獲得+消化中は20分の1でセット数上乗せ)+天国モード(?)ループが勝因のようです。


天衣無縫ボーナス。

一度ARTを抜けてもすぐ引き戻すような感覚でジワジワ増えていったところに、天衣無縫ボーナスが成立してどかーん→終わりません、という流れ。

まぁプレミアム的な要素であるところ(そもそも普通のBIGだって1000分の1以上とかじゃなかろうか)の天衣無縫ボーナスがどれほどの確率で引けるもんなのか分かりませんが、128G以内でARTが当たると言われているゾーンループがあるようなので、それだけでもそこそこ爆発するのかもしれません。

で、何が良心的かというと。

もしかして単発が無いんじゃなかろうか?

打ってる間、ARTが一度も単発終了することがなかったのです。最低2連。

だから、一度ARTを引けると結構継続するという状態が続いたんですよね。もしこれがたまたまぼくが運が良かったと言うことでなければかなりありがたい仕様だなぁと思うわけですよ。まぁその辺、全然分からないんですけどね。

後は、前作の『真田純勇士』あたりから若干ずつ「煽り」の演出が抑えめになってきている点もぼくみたいなほぼスロットしか打たない人間にはありがたい。スロット打ちはですね、小役の強さや状態の推測を経て、だいたい自分が今どんな状態にいるかを予測しているわけですよ。だからですね、煽りはいらないの。演出はね、出目や小役と絡んでなければ全然意味無いの。

その辺が少しずつ緩和されてきてですね、ちょっと前にニューギンの台打ってたときに感じた「もう二度とパチスロ作んじゃねぇよ!」というイライラは少なくなった気がします。

まぁとは言え。

何となく筐体そのものがチープな印象であり、BGM他SEもちょーっとやっぱり安っぽかったりするので。たまたま内角で打ってたぼくの隣に『バジリスクⅡ』があったりするともはやそれだけで音が完全にかき消えてしまうのは苦笑しきりですが。


『メガミリオネア』

『ミリオンゴッド~神々の系譜』発売から一年。

あの熱さよもう一度とばかりに発売されたオマージュ機ということにしておくと一番収まりが良いのかな。

簡単に言うと、スペックでとんがらかして、演出をチープにした『ミリオンゴッド』です。

4号機の『ゴッド』は打ったこと無いんですが、演出は確かに一昔前の荒さです。

波の荒さはそれに輪をかけた状態で、開店から30分で1000枚飲み込んだときには「とてもじゃないけど付き合ってられるか!」と思ったのですが幸いその後謎の連チャンをかましてくれて、取り返すことは出来ました。当然即離脱です。

感想としては『ミリオンゴッド』という台は、非常にそのブランドイメージを大事にして言うならば「厳か」に作られていたんだなと実感しました。あまり比較してはいけませんが。出玉性能に関しては、ばちこーんとハマれば本家を凌ぎそうです。全然上乗せ演出が出ずステージもお寒いところにしかいないのに8連チャンとかします。まぁその分通常時にアホほどコインを飲み込みますので、パチスロを長時間触っていたいぼくは今後ご遠慮申し上げると思いますが、ギャンブルマシンとしてはその分優秀なのかもしれません。


『押忍!轟炎高校応援團』

スペックはむしろ『モンキーターン』に近いらしいのですが、モチーフはまんまあの「漢」ですよね。まぁオマージュ機の存在は今に始まったことではありません。

そろそろデビューから一年が経とうとするにも関わらずホールの看板たりえている『番長2』は大都の作り込みの素晴らしさを証明してくれているようで、大都ファンとしては嬉しい限りです。

とは言え新しい風の存在を望むのも事実であり、少々期待していたのですが。

現段階ではどうやったら出るのかよく分かりません。

ってのも、通常ART(ボーナスもARTなので便宜上)団旗道はオマケのような感覚であり、この機種の目新しさは、ボーナスをナビ回数式のARTにしたことで、感覚的に「ボーナスの1G連」を可能にした点にあると思います。

とは言え、今ひとつこれが「うへぇ! 止まらない!」という感じにならないわけで。

もう少し触ってみなくてはと思っているのですが、どうもよく分からない台です。


『夜王』

いや、確かに爆発しているのは見るのですが。

そしてぼくは高設定に触っていないのだとは思うのですが。

演出的に色々煽りすぎです。

たかだか自力チャンスゾーン当選するだけの演出にあそこまで贅沢にレインボーを使わないでいただきたく。チャンスゾーンでの「お願い!」(『秘宝伝』のクレアのやつ)であそこまで派手にカットインするのをやめていただきたく、ART中の強チェリー後、ド派手なカットインを使っておきながら何も、本当に全く何も起こらないってのはいくら何でも無しだろう、と。

『Xジャパン』の頃から煽り方のひどさが気にはなっていたのですが(第3リールまでスロー回転して普通に外れる)、相変わらず引き継いでいて(主人公のカットインが第3段階まで行って本当に何にも起こらない)、ニューギンに代わって現在のところぼくの中ではビスティの作る演出が一番バランス悪いです(まぁ『兎』でも第3リールまでホップして何も起こらないのは無しだろうとは思うのですが。ただ一応フォローを入れておくと、あれは、ホップで何を告知して、どういう状況だったから何も起こらなかった――というのが比較的容易に分かる演出になっている……気がする。まぁどっちもどっちだからぜひ今後は煽り少なめでお願いします)。

と、いうことで新台感想。

とりあえず目下の関心事は『ドンちゃん祭』がどうなるか。


負けて勝って負けて

2012-08-03 22:03:36 | 日記

連れて行くよ~♪ カボチャの馬車で~♪

頭の中に妙にこびりつくメロディと、安い代わりに割と気持ちよく揃う小役により『シンデレラブレイド』はぼくの中で概ね高評価で推移してる訳ですが、勝ち方は今ひとつ分かりません。

どんだけ気合い入れてケツをしばき倒しても中々3ケタに届きません。

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一時期のどれ打っても正直ゲンナリな新台ラッシュ時と比べればいくらか状況がマシになってきたような気がするのですが、新台との付き合い方はやはりある程度の距離が必要。物珍しさに惹かれる気持ちさえ我慢できればしばし稼働を見てから触るってスタイルが良いんでしょうねぇ。

その視点で行くとジワジワと人気を伸ばしつつある『鉄のラインバレル』が良い具合でしょうか。

2ケタに届く導入は無い代わりに、稼働が良いのでお店が若干大事に使い始めた印象があります。

個人的なことを言わせてもらえば『ラグーン』の方が良いですが、どちらにしろ通常時の「行けそで行けない」感覚はひどく独特で、「おわんねぇ!」って状況に行き着かせるまでが中々難しい。

先日も推定高設定と思われる台を打ったのですが、ARTにはポコポコ入るけど乗せないという有様で一日打って僅かに+150枚。

ボーナスが重いので、上乗せままならないとそれがそのままARTを延命させる方法がない&出玉が増やせないに直結してしまって終了。

今現在ぼくがパチスロと向き合うとき基準にした方が良さそうだと思うことのひとつに、「勝利へのメインルートが何本あるか」ってのがあります。言い方変えると事故らすルート。レアフラグ引いて針の穴を通り抜けるルートが一本だけの高機会割機は正直危ない。


あと『ラインバレル』ボーナス中のBAR RUSH確率に設定差は無いんですよね?

揃うときと揃わないときの差が激しすぎるんですが。

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んで。

今一番その事故が起こりにくいのが、『バジリスクⅡ』ではなかろうか。

どういうことかってと、たぶん高設定じゃなくちゃ全然出ない気がするんです。

5、600枚までは早いんですけどね。それ以上の獲得には腰据えて高設定を打つしかないような気がします。

例えこういうの引いても、


豹馬カットインでバー揃い確定=瞳術チャンス確定。

普通の瞳術チャンスじゃほとんど乗せられないっスしねぇ。

どうにか一度、イワせてやりたいです。

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そんなぼくはどうやら絶不調からやや復調傾向と思われ。

どういうことかというとレアフラグがやたら引ける。

先日は夜ふらっと立ち寄ったお店で『ドラキュラⅢ』→『シスクエⅢ』とヤラれ、最後に訪れたのがまさかの『モンキーターン』。128Gを抜けて尚浅い初当たりを繰り返している挙動だったのでまったく根拠がない訳じゃなかったのですが、すでに8時を回っており、もう未練打ちに近いものであった感は否めないのです。

も、これが途中から狂ったように上乗せし始めて、終いには――


最強のターンまでぶちかまして(100Gでしたが)、ギリで帳尻を合わす展開。

それほど打ち込んだ訳じゃないので、恥ずかしながらこれが初のフリーズ。これは楽しかった。

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さらに、運良く平日の稼働が出来た本日。

15時までしか打てないので「早い段階で!」と願ったものの、『バジリスクⅡ』はやはり波に乗れず。

『ラインバレル』は完全にダメ。

したらば――

と『北斗』に移動。

「何で?」と思われる向きも当然なのですが、本日稼働のホール、滅多に行かないところなのですが、今週『北斗』を増台。今もっとも減台の対象になっているであろう機種をまさに「何で?」な訳ですが、まぁ中古で仕入れているなら機会代が安いと言うことなのかもしれません。

いずれにしろ、週末までにはデータランプに実績をつけておきたいところだろうと、出ていない台を上げ狙い。幸いシマにほとんど人がおらずガックンチェックも効いたのでカニ歩きを実行。

そしたら何とか高設定らしき台にぶち当たったみたい。

まぁどっちかっつと、


まさかの黄7揃い三発(も、50→50→100で拳王乱舞はなしっていうショボイ展開ですが)

と、どういう訳かの高継続ループ(白オーラ11連)で1000G走りきったっていうレアフラグ引けてラッキーな側面が強いとは思うのですが。

「とにかく! とにかく継続! 何とか続いてさえいれば事故れるのが『北斗』!」つって。なかば呟くように打っていたのですが、現実になってくれました。

まともな勝利が欲しかったのでこいつは値千金の勝利な訳ですが、次回以降、調子が下るようなら打ちなれた機種を打っておくってのは復調のための良いあがきになるのかもしれませんね。

ともあれどうにかこのまま上昇を望む。