●余暇は増えている
"20世紀終わりごろから、法的・政治的な改革によって労働時間は短縮されました。" p.128
労働時間の短縮の代わりに、効率よく、知的に働くことを要求されてはいないのだろうか?。
給料は見合っているのだろうか?。
できない人にとっては、そりゃ辛いだろう。
●精神疾患の増加
"1980年のアメリカでは、不安と結びついた精神疾患に苦しむのは国民の4%でだったが、2016年にはそれがほぼ半数になった。" p.131
余暇が増えたのに?。
まともな労働者として評価される基準が、平均的な労働者の水準を超えてしまっているのでないのか?、という疑問を感ます。
●人種、民族について
この本の読書ノート その1で、
"人種に根拠はない" p.24、
という文章を紹介しました。
しかし、同じ本のp.132には、
"ユダヤ人家族のもとに生まれ"
という文章があります。
別のページのデュルケームのページには、
"敬虔なユダヤ教徒の家庭に生まれ" p.74
とあります。
ユダヤ人という言葉の意味は何でしょうか?。
人種?、民族?、宗教?、カルト?。
また、ユダヤ人とユダヤ教徒とで違いはあると、この著者や出版社は考えているのでしょうか?。
こここそ、深く追求する課題だと思えます。
●メロドラマはその国の知性の反映か
"メロドラマ
社会学者あらアラン・ルビンによると
(中略)
批判的にメロドラマを見ることによつて、視聴者は自分の道徳的な見解をふり返るのだ。"
そーれ、テレビドラマにしなくても、絵本で良いんじゃねーかとおもえます。
●ニュースの妥当性
"よくも悪くも、今はニュースの記事にはジャーナリストの考え方の偏りが否応なく反映されているのです。" p.139
正しく知るために、ニュース(報道)は使えないのでしょうか?。
さらには、インターネット上の情報には規制のかけようがあるのでしょうか?。
"フェイクニュース"
これもだと思います。
*2022.03.30 削除、なぜこの文を書いたのか思い出せないため。
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