平成26年2014年11月 第3回土佐市議会臨時会
議案第2号
新居地区観光交流施設及び避難施設新築工事請負契約について
続きまして、議案第2号の審議に入ります。
これより、質疑を許します。
質疑はありませんか。
(「はい」と、森本耕吉議員述ぶ)
森本耕吉君。
◆12番議員(森本耕吉君) 三つ聞きます。まず、この工事の実施設計金額が一つ。入札に応募した業者の数が二つ目。三つ目は、実施設計の金額の何パーセントで落札されたか、この三つをお願いします。
○議長(中田勝利君) 有藤建設課波介川・水資源対策担当参事。
暫時休憩します。
休憩 午前10時22分
正場 午前10時22分
○議長(中田勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
有藤建設課波介川・水資源対策担当参事。
◎建設課波介川・水資源対策担当参事(有藤芳生君) おはようございます。先程の森本議員に対するご質問についてお答えしますが、実施設計金額につきましては、ちょっと公表してない分がありますので、ご了承お願いします。落札率におきましては、99.9パーセント。参加団体といたしまして、共同企業体となっておりまので、2共同団体という形になっております。
以上です。
(「はい」と、野村昌枝議員述ぶ)
○議長(中田勝利君) 野村昌枝さん。
◆5番議員(野村昌枝君) ちょっと不勉強で分かりませんけれど、その入札された業者、それはちょっと教えてください。もう落札されているから、別にかまんでしょ。
(「わしの質問によ、応募した業者の数を、はいっちょったけんど、それを聞いてない」と、森本耕吉議員述ぶ)
そうそう抜けてる。それは言わないかん、みんなの前で。
(「応募した業者の数もきいちょったはずや。二つ目に」と、森本耕吉議員述ぶ)
○議長(中田勝利君) 有藤建設課波介川・水資源対策担当参事。
◎建設課波介川・水資源対策担当参事(有藤芳生君) 入札の参加団体といたしましては、一般競争入札、それに申込みとして提出された団体としましては、2共同企業体という形となっております。
以上です。
(「議長、議長、議長」と、森本耕吉議員述ぶ)
○議長(中田勝利君) はい、森本耕吉君。
◆12番議員(森本耕吉君) どこまで言われんことか、どこまで言うてかまんことか、最近はいよいよ分からんなったがね。この問題に関してのみじゃないけども、たまたまこの問題が今浮上してきちゅうけん、この問題を取り上げちゅうけど、もう既に私たち議会がこれを承認するかしないかという段階まできてるんですよ。事業が。そしたら、今まで経過を知らん限りでは、これに立てれるか、立てれんかということまで影響してくるわけよ。
例えば、2業者、二つの団体といえば、これにでてない名前の業者をここで発表することは、これはまかりならんことか。それから実施設計の金額ももう既にすんじゅうけん、まあ、聞かんでもかまんことやけど、99.9何パーセント。これは、全くびっくりするような数字でございますが、そんなことでいろんな疑惑が浮上したということではなしに、変な噂が飛び交いゆう、ちまたを。これは、たくさんの関係する、この業界に関係する人々が、すごい金額で落札をしたのうという噂が飛び交いゆう。これは土佐市の恥。だから、そういうことを明らかにしたいので、聞いておるのでありますが、もう一つの団体の名前は言えないのか。そして、たいてなら、土佐市は13も15も業者を並べちょいてやらすが、わざわざこれにはたった二つしか団体が入らなかったか。そういうことが、まあ、問題になっちゅうわけよ。
あのね、これに文句をつけるつもりじゃないけんど、土佐市のやり方っていうのは、非常におかしい。非常におかしい。これは、世間で取りざたされゆう今回の事業は、どうしてこんなになったがぜよ、という話がでゆうわけよ。それを皆さんにしっちょいてもらいたいきん、あえて質問しゆがじゃが。普通常識で80パーセントとか、85パーセント、悪ければ90パーセント引いて10パーセントじゃ。中には、100円で落としたいう話も過去にはある。それがね99.9パーセントじゃいう話はない。たまたまということは、まず。それをここで徹底的に追求しようか。それとも、さあっとした答弁で済まそうかというふうに考えて、今朝はおりました。しかし、今ここで審議をし、承認をせないかん問題ならば、これは大事な施設ですんで、1日でも早い結果を出したい。ほんで、その気持ちはありますんで、じゃまくるつもりもないし、ただ、もう一つの業者が名前がでてこん。市が設計した金額が、逆算すれば分かること。そういうことをさらりっと言うてくれた方が気持ちようないろうか。あえてずくばるやったらこっちもちっとずくばってみてもおもしろいけんど。いっぱい情報ははいっちゅうがやき。
ま、ちょっと休憩しいや。休憩したらえいで。
○議長(中田勝利君) 暫時休憩いたします。
休憩 午前10時29分
正場 午前10時33分
○議長(中田勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
中内総務課長。
◎総務課長(中内一臣君) 森本議員さんからのご質問に、お答えいたします。
まず、今回の入札におきましては、土佐市の業者との共同企業体ということで公募いたしました。その中で、参加事業者は二つの共同事業体ということで、入札を実施することになりました。もう一つの事業体でございますが、北村・土佐土建特定建設工事共同企業体でございます。なお、市の入札、また他市町村、県におきましても入札参加者が非常に少ない内容であったり不調があったりということが去年から起こっているという状況もございます。よろしくお願いいたします。
○議長(中田勝利君) 森本耕吉君。
◆12番議員(森本耕吉君) 私がね、一番強調したいのはね、地元業者を保護・育成するという建前のもとにやればこれしかできないと、いうことを皆さんに理解をしてもらいたいが。分かる。たった二つしかできん。土佐市にそれだけの業者しかおらん。だから、企業体というのが幾つもできん。そういうことを理解をしたうえでやらんとね。いかに今度のやり方が地元業者の保護・育成をねろうたか、いうふうに善意に解釈を皆さんにしてもろうたら、済むことよね。そういうことにしょうやいか。了解。私は以上です。
○議長(中田勝利君) ほかに質疑はございませんか。
野村さんかまんですか。先に挙げちょったの。
質疑はございませんか。
(「いや、私、座っていいですかね」と、野村昌枝議員述ぶ)
野村昌枝さん。
◆5番議員(野村昌枝君) 非常に、私はいつも情報開示を取るんですけど、入札について県庁もこの間、あそこの法人さくらが入札をした状況も黒塗りで絶対出さないがですよ。どうして、公正な入札をみんなに、市民にお知らせするのに黒塗りなんですかって、私は再三白塗りにさせました。皆さんの税金を使って公正な入札をするときに、オープンに、透明にするのが私は行政の責務だと思っています。そのことをお伝えしたい。お願いしたい。
○議長(中田勝利君) 答弁はかまいませんか。
◆5番議員(野村昌枝君) いや。お願いしたいを、じゃ、消しますので、そのことについて一言コメントをください。答弁を。
○議長(中田勝利君) 中内総務課長。
◎総務課長(中内一臣君) 野村議員さんのご質問に、お答えいたします。
公表できるものにつきましては、全て公表いたしておりますので、よろしくお願いいたします。
(「はい、是非よろしくお願いします」と、野村昌枝議員述ぶ)
○議長(中田勝利君) 大森陽子さん。
◆2番議員(大森陽子君) 落札率が99.9パーセントいうたら、まあ、これ立てってかまんろうかと思うて心配です。それで、もう一方の業者さんが100パーセントを超えたのか、どうか、落札の価格がね。それでもう一つと。
もう一つは、これがもし、事業としては必要な事業であっても予算がもし認められなかったらどうなるのか、そこな辺をお答えください。
○議長(中田勝利君) 暫時休憩いたします。
休憩 午前10時38分
正場 午前10時42分
○議長(中田勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
中内総務課長。
◎総務課長(中内一臣君) 大森議員さんからのご質問にお答えいたします。
もう一つの業者の入札金額でございますが、消費税抜きで5億500万ということになっております。
(「100パーセント超えちゅう。99.9パーセントやなくて、100パーセント超えちゅう」と、大森陽子議員述ぶ)
はい、上ということですね。落札業者よりは上の金額でございます。
それと、ここで議決をいただかなかったらというご質問でございますが、現在、仮契約でございますので、契約にならない。仮契約が無効ということになります。
○議長(中田勝利君) 大森陽子さん。
◆2番議員(大森陽子君) ここでちょっとお話があったんですけれど、もし、認められなくって、もし再入札みたいなことになったら、その99.9パーセントの業者さんはそこから排除されるということになりますか。再入札というか。
(発言する者多し)
続いて言いますね。森本議員さんの方から地元業者の育成ということ、また諸般の事情から非常に手を挙げる業者も少ないということ、それから必要な施設ということ、なんかを考えたりそれから、そうやらざるをえん状況。もしこれ否決されたら、次が大変になるというお話がここであるんですけれど、そういうふうなことが分かれば99.9パーセントも手を挙げざるを得ないかなあ、と思うけれど、そういう事情が十分分からない中で、私は立てるのはとても躊躇します。そういうふうな、うっちゃけたお話を休会中でもかまいませんので、教えていただければ非常にありがたいです。
○議長(中田勝利君) 暫時休憩いたします。
休憩 午前10時46分
正場 午前10時47分
○議長(中田勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
田中副市長。
◎副市長(田中和徳君) 大森議員さんのご質問に、お答えいたします。
まず排除できるかできないかという部分につきましては、しかるべきそういった排除すべき要件がなければ排除することができないというふうに考えております。
それともう一点、先程来各議員さんからいろいろとご意見ございましたが、今回の入札結果99.9パーセントという数字をもって、それが不適切であるという根拠にはなかなかならないのではないかなというふうに考えております。
少しへちの話もしますが、現在の高知県内の入札状況につきましては、建築につきまして、特に、いわゆる入札に参加を辞退をする業者、工事によりましては10社以上入札の指名をしましても、全社が辞退というような事案も土佐市内でも起こっております。そういったことから非常に建築資材、あるいは労務賃の高騰によって建築物の入札には我々も苦慮しておるという状況がございますので、ご理解をいただきたいと存じます。
○議長(中田勝利君) 大森陽子さん。
◆2番議員(大森陽子君) 副市長の答弁で、この業者を排除できるかどうかというふうにおっしゃられましたけど、私は排除してほしいという意味で言うたんじゃないですよ。そのことはご理解ください。排除するべきだという意味ではありませんので、はい。答弁の内容はよく分かりました。
○議長(中田勝利君) ほかに質疑はございませんか。
村上信夫君。
◆3番議員(村上信夫君) 土佐市の業者との共同企業体というのが条件ということですけれど、その土佐市の業者は何社ぐらい予定をされたんでしょうか。また、その業者の条件ですけれど、ランク、点数によるランクなどを基にしてるんでしょうか。せっかく一般競争入札にしてるんですから、やはり何社かの想定をしてないといけないと思うんですけど、そこをお願いします。
○議長(中田勝利君) 暫時休憩いたします。
休憩 午前10時51分
正場 午前10時53分
○議長(中田勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
中内総務課長。
◎総務課長(中内一臣君) 村上議員さんからのご質問に、お答えいたします。
市内の業者、点数で640点以上の業者で5社を選定しております。市外につきましては900点以上ということで、実施いたしました。以上です。
○議長(中田勝利君) 村上信夫君。
◆3番議員(村上信夫君) 市内で5社ということですけれど、それだったらなぜ指名競争入札にしなかったのか。一般競争入札に、なぜしたのかということを。ま、あの、指名競争入札だったら、確か標準の指名業者数というのがあったと思うんですけれど。それは何社くらいでしょうかね。それを少しお願いします。
○議長(中田勝利君) 暫時休憩します。
休憩 午前10時55分
正場 午前11時 5分
○議長(中田勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
中内総務課長。
◎総務課長(中内一臣君) 村上議員さんのご質問に、お答えいたします。
一般競争入札につきましては、土佐市一般競争入札実施要綱によりまして、設計金額が3億円以上の工事につきまして、一般競争入札で行うということにいたしております。
○議長(中田勝利君) ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、質疑を。
(「ちょっと待って」と、黒木茂議員述ぶ)
黒木茂君。
◆1番議員(黒木茂君) ちょっと教えてや。99.9パーセントで4億9,442万4,000円と。消費税が3,662万4,000円になっちゅうわけよね。とこがいんま課長が言うた北村・土佐土建で入札金額が5億500万。これは消費税抜きというて聞いたわね。ということになると、99.9パーセントが消費税を込んだもんというようになっちょらあね。で、4億9,442万4,000円と。ということになると、実際の入札金額は引いたもんやから、3,600万引いたもんやき、4億5,780万ということになるがやけども、そういうことに考えて間違いないろうか。それでよろしいですということになると、5億500万とえらい違いになってくるわね。2社しか来てないのに、片一方は非常に大きいと。差がありすぎると思わん。
最近、昔の話では、コンピュータ-で300万くらいでよね、全部ばっとやって一発で計算がでるという話になっちょら、今。だから、99.9パーセントは、言えば、そこのことを考えたら間違いない、ことになると。たたきじゃないわけやき。いけるということになると、いうことになると思うがよ。だから、僕は99.9パーセントが非常にひどいなあと思うたけども、片一方では差があるきに、そこなところがまあ、まあまあ、いろいろ考えを巡らすところがあると、いうことになると思います。
以上です。
○議長(中田勝利君) 答弁はかまいませんか。答弁は求めませんか、黒木茂君。
(発言する者あり)
ほかに質疑はございませんか。
(「はい」と、村上信夫議員述ぶ)
村上信夫君。
◆3番議員(村上信夫君) すみません。もう一つ参加されたのは土佐土建だけ。土佐土建と北村。
(「共同事業体よえ」と述ぶ者あり)
共同事業体。はい、分かりました。
(「議長、もう何回も何回も、3回以上言うたろ。ちゃんと議長は、そこな整理をしてもらわんとよ、なんぼでも何回も何回もおんなじもんが質問しゆうようになるけよ。もうあんた5・6回になりゃあせんかえ」と、江渕土佐生議員述ぶ)
(「言うてない」と、大森陽子議員述ぶ)
(「3回ないことないろう。3回を目安にと言うた」と、江渕土佐生議員述ぶ)
○議長(中田勝利君) じゃ簡潔に。
(「簡潔です」と、大森陽子議員述ぶ)
大森陽子さん。
◆2番議員(大森陽子君) 最後に、おおむね私もこういう建設業界の状況は理解しました。最後にひっとつ聞きたいは、この賃金とか社会保険に入っているかという、ありましたよね。国交省いうか。その基準には適合してますか。その賃金の労務労働者、一般労務労働者の賃金を上げなさいという勧告があったと思いますけど、通達が。で、せめてそれはやっていただかんといかんなあということです。
以上です。
○議長(中田勝利君) 中内総務課長。
◎総務課長(中内一臣君) 大森議員さんのご質問に、お答えいたします。
積算におきましては、全て含めた積算になっておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(中田勝利君) ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより、採決を行います。
議案第2号、本案を原案どおり決することに、賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
起立多数であります。
よって、議案第2号は、原案どおり可決されました。