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西部機材のリフォームブログ

スタッフによる日々のリフォーム奮闘記

遮音性能L40 にお住まいの方必見

2014-01-06 18:42:05 | 日記

あけましておめでとうございます

今年もマルティリフォームをよろしくお願いします。

さて、昨年末のリフォーム現場の紹介をします。

築25年ほどのマンションにお住まいで、以前よりユニットバスの交換や、クロスの張替、便器の取り替えetc…とよくお声かけをいただいてる、とても品のよいご夫婦の物件です

今回は床のカーペットを木のフローリングにしたいとのこと。ここのマンションは、床がコンクリートの直貼り(コンクリートのスラブに直接フェルトのカーペット貼っているもの)になっています。どの部屋もカーペット敷きで、お掃除のしやすいフローリングにしたいと言われている方が大勢いますですが、遮音性能L40という厳しーい掟があり、それをクリアしたもので、さらに管理組合に提出できる証明書がついているものしか施工できません(L45はよくありますが、もっと厳しいの)。今までは、L40をクリアしたフローリングは裏にクッションがついているものになり、踏み心地がふかふかするものしかありませんでした。床のバリエーションもほとんどありません。お客様も、施工した家に行って歩いてみたらしいのですが、どうも木の感触がしない、これならカーペットでもいいくらい、とおっしゃっていましたそこで、いろいろネット等で調べてみたのですが、見つけました

わんぱく応援マットという、遮音材がL40をクリアしているとのこと。しかもこの遮音材を敷きこめば(フェルトの厚いものにゴムがついてます)仕上げ材が何でもよいとのこと。色々サンプルを見せていると、普通のフローリングよりも無垢のフローリングがやはりいいねということになりました。さっそく、材木屋さんに行って、いろいろ木のサンプルを見せてもらいましたが、一番飽きが来なくて、堅くて、どんなインテリアのも合うとのことで、「ナラのオイル仕上げ」にしました。

見積もりをとってみると、やはり遮音材、専用接着剤、無垢床、大工の費用等安くはありませんそれでも、お施主様はこちらの床にされたいとのことで、初の試みですが決行いたしました。

工事はやはり、住みながらなので、1部屋ずつ家具を移動しながらなのでとても手間がかかります。大工さんが最大5人入って、作業を行いました。5人はなかなか見ませんね…

←コンクリートスラブに遮音材を敷き込み

←遮音材の上に接着材をして、さらにコンパネ9㎜施工

←こんぱねの上から、無垢材15mm

←完成!

完成したのですが、床の風合いが全然いいですお施主様もとても喜ばれてて、やはり高くてもいいものにしてよかったとのことでした

これから何十年も住んでいきますが、どんどん深みが出ていい感じになっていくと思います。

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