悲観論。。。そう聞けば「お前の事だろ。。。」という声も聞こえてきそうですがw
自分ではそう思っていません。実は物事をあまり悲観的に考えるタイプでもありません。
本音を言いますと、鳩山総理を筆頭として今の政府の中心にいる閣僚、政治家の中に、
彼らの心の中に、日本悲観論の毒水が流れているのを感じています。
それについて、多くの方に警鐘を鳴らしておきたい。。。そう思っているのです。
鳩山さんの心の中には、日本悲観論。。。つまり日本は高齢化社会で不況が続き、年金も破綻しかかって、
「今、社会福祉国家を作らねば。。」恐らくそういう気持ちで、日本の将来に希望を見出せないままに、
経済政策を棚上げにしてでも福祉政策を中心に据えてやっているのだろうと、私にはそう思えるのです。
本当は、国の指導者がそうした悲観論の持ち主である事が、国を危うくし、衰退させる事になるのですが、
それが国民をどれ程不幸な目に遭わせることになるか、本人は全く気がついていないと思われます。
鳩山さんの理想とする社会。。。これは格差なく、全ての人が国の福祉政策に守られて生きる社会、
きっとそのような社会を理想として模索しているのだと思いますが、
実は、その思想の中には大変危険なものが隠されていると思われます。
鳩山さんはそのような社会にするために、政府主導、政治家主導による改革をしようとしていますが、
そういう理想は過去にもありました。マルクスという人の理想。。共産主義思想です。
マルクスは、豊かな者が労働者から搾取をして格差社会を作っているので、
政治主導によって貧富の格差を埋めなくてはならないと、そう考えました。
鳩山さんのやっている事も、累進課税制度を推し進め、豊かな者から税金を沢山取り、
弱者(と鳩山さんには見えている)にその税金を分け与えることによって社会は良くなると考えているようです。
それが、子供手当て、農業所得保障、母子加算の復活、こうした一連のばら撒き政策であり、
鳩山氏がマルクスと非常に似ている所。。。
それは、「理性的」かつ「計画的」にやれば、それが成功すると思っている。。。
こういうところが。。。これがやはり理系の大学教授の気質のようですがw
インテリ系の陥りやすい「何でも計画的に出来ると思いこんでしまう」。。。という罠なのです
過去、理性的に計画をもってやれば国の舵取りは上手くいく。。そうやって、どれ程経済を悪化させた事でしょうか?
また、政治主導によって、貧富の格差を「強制的に」埋めようとする行為が、
如何に経済にダメージを与えるか。。。恐らく想像も出来ないのでしょう。。。哀しい事ですが
政治主導で何でも計画的に出来る。。。こうした考えが如何に危険であるか、一例を上げましょう。
「景気動向指数」というものがあります。これを眺めていると、面白いことに気が付きます。
今回の不況、恐らく多くの方がアメリカ発の「サブプライムショック」が原因とお考えのことでしょう。
しかし、株価や景気動向指数を見ていると、それが間違いである事がハッキリと見て取れます。
今回の不況。。。これが始まったのは、2006年(平成18年)頃からです。
原因は。。。恐らく日銀の金融引き締め策です。
2006年から2007年にかけて、日銀は公定歩合を段階的に引き上げ、かつ。。。
2006年には量的な引き締めも行っています。
それまで日銀から民間銀行への貸し出し枠は、年間で30兆円程ありました。
金利ゼロで30兆円用立てできた訳なのですが、2006年にはそれが6兆円へ減っています。
つまり、貸出金利を引き上げた上に、貸し出せる額まで大幅に減額したのです。
当時、インフレの気配など全くありませんでした。しかし。。。
日銀はその愚を犯して経済にダメージを与えてしまったのです。
今、鳩山政権は大幅な予算の増額によって赤字国債を大幅に増やさねばならなくなりました。
この結果がもたらすものを、私が予想致しますと。。。
発行された赤字国債は、誰かが引き受けなくてはなりません。
この赤字国債。。。恐らく民間銀行が沢山引き受けるであろうと思われます。
何故ならば、モラトリアムという銀行にとって「非常に恐ろしい」政策により、
貸し出しの判断が更に難しくなります。
そこで、銀行が何をするか。。。多分、安全な国債買いに走ります。
銀行も商売である以上、商品である「お金」をどこかへ投資しなければなりません。
そうしないと食べていけないのです。。。でも、民間は怖い。。。。
そこで発生する問題は、政府が発行した赤字国債を、銀行が買い取るために資金を使ってしまい、
「銀行が民間企業に対して貸し出しする資金が不足する」。。。という事態です。
ここで適正な金融政策が政府に打てれば良いのですが、今までの政策から見て、
多分無策です。。。。。。。。。。。。。。。。。。
本当は、経済原則から見ればモラトリアム法案など論外なのですが、今の政府にはそれが分からない。
鳩山さんは自らの政治主導を強調してますが、彼の頭脳など所詮この程度です(失礼)
信用収縮が経済を破綻させる事すら分からないのですから。。。
ですから、理性で何もかも出来ると考えるのは間違いです。
政府が本来しなければならないのは、民間の活力を引き出す手伝いをすること、この一点です。
民間に資金が回るためにどうするか?そうした事を中心に考えねばならない。。。
私はそう思います。
あまりにもワンマンで、人の意見を聞いていない。。。本当に困ったものです。
誰か忠告する者はいないのでしょうか?
自分ではそう思っていません。実は物事をあまり悲観的に考えるタイプでもありません。
本音を言いますと、鳩山総理を筆頭として今の政府の中心にいる閣僚、政治家の中に、
彼らの心の中に、日本悲観論の毒水が流れているのを感じています。
それについて、多くの方に警鐘を鳴らしておきたい。。。そう思っているのです。
鳩山さんの心の中には、日本悲観論。。。つまり日本は高齢化社会で不況が続き、年金も破綻しかかって、
「今、社会福祉国家を作らねば。。」恐らくそういう気持ちで、日本の将来に希望を見出せないままに、
経済政策を棚上げにしてでも福祉政策を中心に据えてやっているのだろうと、私にはそう思えるのです。
本当は、国の指導者がそうした悲観論の持ち主である事が、国を危うくし、衰退させる事になるのですが、
それが国民をどれ程不幸な目に遭わせることになるか、本人は全く気がついていないと思われます。
鳩山さんの理想とする社会。。。これは格差なく、全ての人が国の福祉政策に守られて生きる社会、
きっとそのような社会を理想として模索しているのだと思いますが、
実は、その思想の中には大変危険なものが隠されていると思われます。
鳩山さんはそのような社会にするために、政府主導、政治家主導による改革をしようとしていますが、
そういう理想は過去にもありました。マルクスという人の理想。。共産主義思想です。
マルクスは、豊かな者が労働者から搾取をして格差社会を作っているので、
政治主導によって貧富の格差を埋めなくてはならないと、そう考えました。
鳩山さんのやっている事も、累進課税制度を推し進め、豊かな者から税金を沢山取り、
弱者(と鳩山さんには見えている)にその税金を分け与えることによって社会は良くなると考えているようです。
それが、子供手当て、農業所得保障、母子加算の復活、こうした一連のばら撒き政策であり、
鳩山氏がマルクスと非常に似ている所。。。
それは、「理性的」かつ「計画的」にやれば、それが成功すると思っている。。。
こういうところが。。。これがやはり理系の大学教授の気質のようですがw
インテリ系の陥りやすい「何でも計画的に出来ると思いこんでしまう」。。。という罠なのです
過去、理性的に計画をもってやれば国の舵取りは上手くいく。。そうやって、どれ程経済を悪化させた事でしょうか?
また、政治主導によって、貧富の格差を「強制的に」埋めようとする行為が、
如何に経済にダメージを与えるか。。。恐らく想像も出来ないのでしょう。。。哀しい事ですが
政治主導で何でも計画的に出来る。。。こうした考えが如何に危険であるか、一例を上げましょう。
「景気動向指数」というものがあります。これを眺めていると、面白いことに気が付きます。
今回の不況、恐らく多くの方がアメリカ発の「サブプライムショック」が原因とお考えのことでしょう。
しかし、株価や景気動向指数を見ていると、それが間違いである事がハッキリと見て取れます。
今回の不況。。。これが始まったのは、2006年(平成18年)頃からです。
原因は。。。恐らく日銀の金融引き締め策です。
2006年から2007年にかけて、日銀は公定歩合を段階的に引き上げ、かつ。。。
2006年には量的な引き締めも行っています。
それまで日銀から民間銀行への貸し出し枠は、年間で30兆円程ありました。
金利ゼロで30兆円用立てできた訳なのですが、2006年にはそれが6兆円へ減っています。
つまり、貸出金利を引き上げた上に、貸し出せる額まで大幅に減額したのです。
当時、インフレの気配など全くありませんでした。しかし。。。
日銀はその愚を犯して経済にダメージを与えてしまったのです。
今、鳩山政権は大幅な予算の増額によって赤字国債を大幅に増やさねばならなくなりました。
この結果がもたらすものを、私が予想致しますと。。。
発行された赤字国債は、誰かが引き受けなくてはなりません。
この赤字国債。。。恐らく民間銀行が沢山引き受けるであろうと思われます。
何故ならば、モラトリアムという銀行にとって「非常に恐ろしい」政策により、
貸し出しの判断が更に難しくなります。
そこで、銀行が何をするか。。。多分、安全な国債買いに走ります。
銀行も商売である以上、商品である「お金」をどこかへ投資しなければなりません。
そうしないと食べていけないのです。。。でも、民間は怖い。。。。
そこで発生する問題は、政府が発行した赤字国債を、銀行が買い取るために資金を使ってしまい、
「銀行が民間企業に対して貸し出しする資金が不足する」。。。という事態です。
ここで適正な金融政策が政府に打てれば良いのですが、今までの政策から見て、
多分無策です。。。。。。。。。。。。。。。。。。
本当は、経済原則から見ればモラトリアム法案など論外なのですが、今の政府にはそれが分からない。
鳩山さんは自らの政治主導を強調してますが、彼の頭脳など所詮この程度です(失礼)
信用収縮が経済を破綻させる事すら分からないのですから。。。
ですから、理性で何もかも出来ると考えるのは間違いです。
政府が本来しなければならないのは、民間の活力を引き出す手伝いをすること、この一点です。
民間に資金が回るためにどうするか?そうした事を中心に考えねばならない。。。
私はそう思います。
あまりにもワンマンで、人の意見を聞いていない。。。本当に困ったものです。
誰か忠告する者はいないのでしょうか?