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盗人宿

いまは、わかる方だけ、おいでいただければ。

×あて〇肴

2019-01-12 20:10:21 | にゃんころ
私は数十年にわたる飲酒で、肝臓をやられていちど死にかけたことがあります。

幸い、治療のおかげで現在は健康診断を受けてもすべて正常値で、きょう明日に死ぬことはなさそうです。
それまでの私は、毎日 500ml の缶ビールや焼酎を毎晩3缶飲み続けていました。
それからはまあいろいろあって、昔のことばに、

 酒も飲まなきゃ煙草も吸わず 女も買わずに百まで生きた馬鹿がいる

というのがございまして、去年に酒を飲んだのが、5回。
要するに年間 300 日以上は酒を飲まずに過ごしているわけで、自制がきいているわけです。

まあそんなことはどうでもいい。疑問があるのです。

私は根っからの東京人で、日本で唯一「お国言葉がない」、つまりいわゆる標準語以外は話せない人間です。
その私が十数年前から気になっていることがあります。

酒を飲む時には、食い物をいっしょに食います。
これを私はずっと「肴」と呼んできました。
ところがあちこちで、これを「あて」と呼ぶケースが増えてきたのです。
つまり「酒のあてに云々」ということですね。

これはどこかの方言なのでしょうか?

日本中のことばが集まる東京で、十数年前までは聞いた事もなかったのです。
酒を飲む時に食うものは「肴」。
私はそう呼んできたし、「あて」ということばを使う人は周囲に誰もいませんでした。
ところがいまでは、テレビやネットで盛んに使われています。

まあ私は死ぬまで使うことがないでしょうが、どこで生まれて広まったことばなのか、ちょっと気になります。


酒のお供といえば、肴でしょ?

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