人間賛歌・もっちゃん4649

運命の好転 (2007年6月の自分史)

 


クウの散歩で隣村の八幡様の前を歩いていると、同級生の妹さんがニンニクの収穫を終えて

納屋にぶら下げる作業をしているのに出会いました。


彼女は4人兄妹の末っ子で、兄は山口で家を建て、姉二人は大分に嫁ぎ、とうとう

89歳の母親の介護を独身だったので する羽目になったと嘆く人でした。


「貴女はたくさんの陰徳を 魂がいただける選ばれた人なんだから、誠心誠意

お母様を大事になさってね~」と いつも立ち話をしていたのでした。


「そうですね~親の介護を引き受ける立場になったのは、私の修行だと思えてきました~


4人姉妹の長女で 跡取りという自覚を小さいときから感じていた私とは違い、兄や姉に恵まれた

末っ子ですから、彼女の場合「何で私が~?」と言う 心の葛藤があったのは良く分かりました。


クウの散歩を始めて2年の間、姿を見かけたら声をかけることを心がけてきました。

今では、「親孝行の同士だという 私だけに対する特別な親しみを感じます~(*^^)v」と

昨日も言ってくれました。


「本当に普通の人には出来る話ではないわよ~  

私なんて自分の幸せをお預けして帰ってきているんですからね~

自分を自分で褒めてやらないとやってられないわよ~」


「ご家族の大きな理解と協力があったから親孝行ができているんですよね~

私の兄や姉は母親の顔を見に帰ってきて、帰るときは野菜をどっさり

持ち帰るんですから~」と笑っていました。


「私の3人の妹は姉ちゃん一人に世話を押し付けて悪いから、毎月仕送りを母のために

使って~と同額を話し合って決め 私の郵便貯金に振り込んでくれているのよ~」


「へえ~、そんなことはいっさいないわ~」と驚いていました。


「でも、これは私の意地でね、母の見送りを終えたときに妹たちに

”母からの親孝行のお礼だよ~”って 渡してやるつもりなのよ~

神様から充分陰徳をいただいているから、二重取りしたらいけないものね~


褒めてくれる代償は運命の好転と言う大きな神様の恵みで十分~(*^_^*)

貴女の行いの尊さは天知る・地知るですからね~

兄や姉を恨まないことが大切よ~


「はい、わかりました~」(*^^)v


クウは話が終わるまで傍で正座してきちんと待っているのですよ~


とっても清々しい気持ちで帰ってきました。


母は体調も正常に戻り、入浴介助をきちんと受けてお昼寝タイムだったのですよ~

ステキな週末をお楽しみくださいね~

PS

『現在、コメントを受け取らない設定にしています。』

楽しいお喋りサロンとして、既存の掲示板と画像掲示板を活用したいと思っています。

入口は置手紙の下方にあります。

皆様のお越しを楽しみにサロンでお待ちしています(*^_^*)



  

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「新たな出会いに感謝」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事