特定非営利活動法人精神医療サポートセンター

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発達障害と甲状腺機能と精神状態

2011年11月14日 | 看護論的経営論


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うつ状態、中には幻覚や妄想をもち受診する患者がいる。


その多くは、単にうつ病だとか統合失調症だとかの診断を受ける。
そして向精神薬による治療を始めると、どんどん悪化する。


これは、発達障害がベースにあるかどうかを見分けることができず、治療をしていった誤診のパターンであったりする。


これを受けて、誤診しないようにするにはどうするか、である。




ひとつは、統合失調症などの精神症状とを見分けるために、まず、甲状腺の検査をしておくということ。


多くの医師はTSHやF-T3、F-T4のみを測定(それすらせずに診断している医師もいるが)しているが、それでは見抜けないことが多い。きちんと、甲状腺の抗体検査をするべきなのである。

F-T3やF-T4が正常であっても、抗体値に異常が認められる場合があるからだ。


抗体値が異常であれば、F-T3やF-T4の不安定が予測されるし、視床下部→下垂体経路あたりのシステム異常、ひいては、脳機能全体の異常も予測されるわけである。それによって、幻覚・妄想・うつ状態・そう状態・不定愁訴、あらゆる症状が予想される。


つまり、抗体検査の結果によっては、発達障害がベースにある幻覚・妄想。つまり、統合失調症ではなく、発達障害の二次障害である可能性が極めて高くなるということだ。




以上、







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