グレーゾーンを生きてゆく。

乳がんになって、これからの人生はどうなるのか…
そんな不安の中でも前進あるのみで、歩いていきたい。

振り返り・入院から手術前

2007-11-05 | 手術
1日目。
朝9時の受付前に、腹ごしらえのため近所のスタバへ。
いつも行き慣れていない時間に私が現れたものだから、結構驚かれる。
親しくしてもらっている従業員さんに、これから入院することを話したら、
「私も去年、3ヶ月入院してたんですよー」と、思いがけない告白が。
病名までは詳しく話さなかったけれど、入院体験者の先輩としていろいろ話が聞けた。
「入院生活も結構楽しいもんですょ。1週間じゃあっという間で足りない…なんて言っちゃいけないか」
「ははは、きっちり1週間で出所して、また来るからー」
なんて喋るだけでパワーチャージできた。
受付後、まずは肺活量検査。量はあっても、吐き出す力が弱いらしい。
次は書類をもらってから、いよいよ病棟へ。6人部屋の真ん中。
荷ほどきしてメールして、昼食。うちメシよりウマイ…って、当然か。
食べ終わって間もなく、アポなしでバイトの仲間がやってきた。
メンバーの中で最年長で、頼りがいのあるお母さん。
不安な私の気持ちを察してか、自分の帝王切開の入院体験を笑って語ってくれた。
お盆で仲間が来れない分をカバーするかのように、
あんなこと・こんなこと・たくさんおしゃべりしてくれた。
夕飯前、改めて手術の手順を先生から説明。クリニカルパスをここでもらう。
面会は19時まで、消灯は21時。

2日目、手術前日。
家ではいつもパンで朝食なので、朝から白飯がいただけるのは新鮮で、おいしく感じる。
検査も何もない日なので、ひたすら病院内を歩き回る。売店を何回ものぞく。
今夜のご飯に納豆があれば完璧かな…なんて思いついて売店で探すも、あいにく売り切れ。
この日お見舞いに来る友達にメールでおねだりしてみる。
午後、麻酔科受診。全身麻酔の説明と薬品に関する承諾書にサインして終了。
友達が来る。納豆とおやつを持ってきてくれた。
夕方、手術用の点滴針が左腕・手首の近くにセットされる。
明日は絶食なので、夕食にさっきもらった納豆をプラスして「納豆パワーチャージ」完了。
相方が仕事帰りに寄ってくる。
明日は、駅へ姉と従兄を迎えに行って、病院にずっと付き添って…と、彼にとってハードな1日になる。
「手術直前までは私も喋れるけれど、あとの時間は二人をよろしくね」とお願いする。
相方は、私の言うことに黙って・異常にうなずくばかり…
消灯前に入浴。この形の胸ともさようなら。でも、これからもよろしくね。
いつもより、さすがに眠りが浅かった。

2 コメント

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おじゃまします (ちびまま)
2007-11-05 22:48:08
もっちさん こんばんは

ブログのサブタイトルの
前進あるのみで、歩いていきたい。
そうですね・・
不安もある中で 毎日キラキラ輝けるように
好きなこと 楽しいことなど見つけて
おばあちゃんになろうね・・って生きていくんです。

病院でのことや そのときの心境など
記憶を蘇らせて 書き綴っていってください。

またおじゃまします。
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こんばんは (もっち)
2007-11-06 17:40:09
ちびままさま。
お越しいただき、本当にありがとうございます!
すごく、すごーく嬉しいです。

結構ネガティブでグダグダなことばかり書いていますが、
光が見えるように、見つかるように生きていく途中経過をここに残せればと思っています。

これからも、いつでもおいでくださいませ。
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