長良川『森の健康診断』inみの

このブログは今年(07年)11月に実施する長良川『森の健康診断』inみのについての情報を発信するブログです。

長良川『森の健康診断』inみの・参加者大募集!~申し込み方法~

2007-09-30 21:07:55 | Weblog
(募集要項)

長良川『森の健康診断』inみの
 ~日本の森に危機迫る?!長良川の森は大丈夫か?~
楽しく科学的に!誰でも簡単に出来る方法で森(人工林)を診断。現状を実感して下さい!

日  時:2007年11月4日(日) 9:00~16:00
と こ ろ:岐阜県美濃市内の山林(集合:岐阜県立森林文化アカデミー・班に分かれ車乗り合わせで移動)
参 加 費:500円  
定  員:50人 *定員超えた場合は抽選により決定
申込方法:必要事項(氏名、年齢、住所、先電話番号、お持ちの方はEメールアドレス)をご記入の上、はがき又はFAX・メールにてお申し込み下さい。
申込期限:定員なり次第締め切らさせて頂きます。
申込宛先:長良川『森の健康診断』inみの実行委員会
      〒501-3714 美濃市曽代88番地 ぎふ森づくりサポートセンター内
      メール〈info@gifu-mori.net〉
      電話〈0575-31-2122〉 FAX〈0575-31-2124〉
      ぎふ森づくりサポートセンターHP〈http://gifu-mori.net


お申し込み、お待ちしております!

『森の健康診断』とは?

2007-09-29 17:28:53 | Weblog
『森の健康診断』とは、愛知県豊田市を中心とする矢作川(やはぎがわ)流域において2005年に始まった市民参加型の森林調査です。
森林ボランティア(矢作川流域においては主に人工林(人が植えた林)を中心に自主的に森林整備等の活動を行う人々)を中心とする“市民”と“研究者”が手を取り合い、科学的かつ誰にでもわかりやすい調査マニュアルを作り、これまで森林の現状を身近に感じていなかった一般市民を巻き込み、更には行政、森林組合や企業など様々な立場の人々が参加し、広範囲の面積を一斉に、あくまでボランティアで(当日は参加者・スタッフ皆500円の参加費を払って)効率を追わず、愉快な気持ちで森林の現状を明らかにしていく活動です。
年1回行われ、今年で3回目。矢作川で始まった当初から各地に波及し、全国的な広がりを見せています。
もっと詳細な手法などは下記ホームページで書籍等も紹介されています。↓

『矢作川水系森林ボランティア協議会』ホームページ
http://www.yamorikyou.com/

この『森の健康診断』を岐阜県長良川流域でも実現させるべく、今年、上流域の入り口ともなる美濃市において、多くの人の力を借りて実施します!
10月1日より募集を開始しますが、具体的な申し込み方法はしばしお待ちを。

これまでの準備段階や実行委員会の模様なども随時過去ログに掲載しますので、そちらも是非ご覧下さい!

今年11月4日、長良川『森の健康診断』inみの、やります!

2007-09-28 23:36:18 | Weblog
はじめまして!
僕は岐阜県美濃市にある『森林文化アカデミー』という専門学校で森林・林業分野を中心に勉学に励む一学生です。
来年春の卒業を控え、「課題研究」という一つの成果を出す為、日々活動中です。
その「課題研究」のテーマとして『森の健康診断』を取り上げました。
『森の健康診断』とは、愛知県豊田市を中心とする矢作川流域において始まった「市民参加型の森林調査」です。(詳しくは次の投稿へ!)

最初は一学生の小さな思い付きから始まったものが森林・林業分野を始め、様々な立場の方々の思いと共鳴し、実行委員会が立ち上がり、今急ピッチで本番に向けての準備が進んでいます。
間接的に、一見遠回りに見えるこの手法を用いて「森林・林業を活性化する!」という目標を果たす為、また清流長良川が流れる美濃の地で2年間学んだ恩返しとして、一つの成果が出せるよう一所懸命頑張ります!!
今後ともご期待下さい。

体験版『森の健康診断』実施しました!

2007-09-16 17:54:51 | Weblog
僕が学んでいる『岐阜県立森林文化アカデミー』では、“森林・木の文化”を軸として林業、木造建築、木工、環境教育、里山、と主に5つの専門分野に分かれ実学指向で学ぶ専門学校です。上は定年されて入学された方から高卒ルーキーまで様々な経歴と情熱を持って各専門分野と専門外の繋がりを貪欲に学ぼうとする意識の高い学生が多い中で、まずは『森の健康診断』がどんなものか体験してもらおうと思い、アカデミー学生を対象に体験イベントを実施しました。
今回は子育てしながら学ぶお母さん学生の子供2人を含めた6人の方にご参加頂きました。
朝から生憎の雨で中止にしようか迷いましたが、本番も少雨決行という事もあり、半ば強行させて頂きました。
調査場所は美濃市内の理解のある山主さんのご好意で場所をお借りし実施しました。車から降りて10分とかからないところで傾斜も緩く子供でも入って行ける場所でしたが、ヒノキの人工林内は数十年間伐(木を間引いて残した木の生長を促す作業)がされず下草も生えず暗い森。山主さんも「手入れはしてやりたいがわしも歳じゃし、再三も合わんし…」と嘆いておられました。
日本全国の多くの人工林が抱える問題の一つを実感する瞬間です。

自分の日頃の行いが良くないのか、調査中その日一番の雨振りで、参加した方には『森の健診』の楽しみより雨の中での作業というストレスを存分に感じてもらう事になってしまい、体験版の趣旨を十分に感じてもらえなかったかもしれません。
その分、雨の中で行う場合の工夫など貴重なご意見を頂きました。
ご参加頂いた学生の皆さん、本当に有難う御座いまいた!