ヤマメの放流を無事に終え、11月15日に実施した発眼卵埋設放流の事後調査をやってきました。
昨年は発眼卵放流後に大型台風が直撃、壊滅でした。今年はコンディションが安定しているため、期待が大きかった埋設放流。果たしてヤマメは無事に孵化しているのでしょうか。
孵化を確認するために埋設した虫かごを5カ所、掘り返しました。
場所により死卵が目立つ箇所もありましたが、カウントできないほどのヤマメ稚魚がうじゃうじゃ確認出来た箇所もあり、一同を大いに喜ばせてくれました。
場所によって孵化率に差があった理由ですが、様々な要素が考えられます。データを蓄積して今後に活かしたいと思います。
もともと手で産卵床を掘って発眼卵を埋める直接放流と比較すると、虫かごをつかった放流方法は孵化率が悪いと言われているようです。水産庁や中央水研のガイダンスにも記載があったと記憶しています。
それでも虫かごを使うのは、この孵化率を調べるための調査が容易なためです。
一匹でも多くのヤマメが大きく育ってくれますように。
Photo by 市村晃さん
Report by 小平
昨年は発眼卵放流後に大型台風が直撃、壊滅でした。今年はコンディションが安定しているため、期待が大きかった埋設放流。果たしてヤマメは無事に孵化しているのでしょうか。
孵化を確認するために埋設した虫かごを5カ所、掘り返しました。
場所により死卵が目立つ箇所もありましたが、カウントできないほどのヤマメ稚魚がうじゃうじゃ確認出来た箇所もあり、一同を大いに喜ばせてくれました。
場所によって孵化率に差があった理由ですが、様々な要素が考えられます。データを蓄積して今後に活かしたいと思います。
もともと手で産卵床を掘って発眼卵を埋める直接放流と比較すると、虫かごをつかった放流方法は孵化率が悪いと言われているようです。水産庁や中央水研のガイダンスにも記載があったと記憶しています。
それでも虫かごを使うのは、この孵化率を調べるための調査が容易なためです。
一匹でも多くのヤマメが大きく育ってくれますように。
Photo by 市村晃さん
Report by 小平