下京原発ゼロネット

大飯原発が強引に再稼動され、関電への抗議行動に下京区からも合流するため、「下京原発ゼロネット」立ち上げました。

「ソドムの嘘 ゴモラの呪縛」大飯原発再稼働を問うドキュメンタリー映画

2014-02-26 | 今こそ原発ゼロの日本を!

京都では3月8日に行われます。大津で(京都駅からJRで膳所駅迄約13分徒歩7分位)9日に「原発のない社会へ2014びわこ集会」があります。

企画の中に大飯原発再稼働を問うドキュメンタリー映画 「ソドムの嘘 ゴモラの呪縛」がありますのでぜひご覧ください。

 

今回の上映では、集会の趣旨に応じて、高島版(70分)に加えて、この映画に出演している おしどりマコ・ケンさんの インタビュー画面を増やして 90分版に編集する作業を高垣監督に特にお願いしています。

≪時間≫
11時~90分の上映。そのあと制作プロデュースされた高見哲也氏(元東映美術監督・高島上映実行委員長)のお話を聞きます。

≪参加協力費用≫
集会参加協力券(500円)をお持ちの方もしくは、それを集会パンフと交換された方が対象です。
試写会参加者にワンコイン程度の制作カンパ協力をお願いする予定です。

≪上映場所≫
大津生涯学習センター 301,302号室

≪定員≫
会場定員は48名です。先着順で締め切らせていただきますので、よろしくお願いいたします。


 ユーチューブ「真実はどこに?」WHOとIAEA

2014-02-12 | 下京原発ゼロネット

知人のブログに載っていたものです。長いですが見ていてここでも真実は隠されていることがよくわかりました。

是非 多くの方たちに見ていただきたいです。

これは2001年にキエフで開かれた『チェルノブイリ事故の影響に関する国際会議』を取材した映画です。

チェルノブイリで実際に放射能のために苦しむ子どもたちをみて、そのひどさを訴える女医を中心とした良心的な医師団と、IAEAとロシア政府に後押しされた『科学者』が激しい論争をしています。


『科学者』は「チェルノブイリは15年前の事故。すでに終わった。いろんな病気が出ているが、その要因はいくつも考えられ、放射能もその一つかもしれないが、それ以上のものではない」と言い放って、チェルノブイリ周辺の子どもがかつては80%以上の子どもが元気に飛び回っていたのに、今では20%の子どもしか元気でないという事実を無視しようとします。


そして実際に映し出されるチェルノブイリ周辺の子どもは、心臓血管・高血圧・脳梗塞・白内障その他に苦しんでいる痛ましい有様が映されます。


これでも「津波」と言い張る社会 (武田氏ブログより)

2014-02-09 | 管理人の日記

(赤信号みんなで渡れば怖くない)

 

  この写真は福島原発が爆発してほどない時の上空からの写真で、写真の上が陸側、下が海だ。福島原発を襲った津波は海から来たから「下から」来た。津波の一撃を受けた海岸線の建物や機械はわずかに残骸を残しているだけだ。

 でも、海岸線から少し入ると津波の勢いは少し弱まったのだろう。中央部にある横に長い建物(タービン建屋)の前のタンクは上空から見た感じでは無傷で残っている。そしてその上に長い建物があり、この建物の高さは35メートルほどある。

 福島原発を襲ったとされる津波は15メートルだから、このタービン建屋を超えることはできない。だから「建物が残っているということは、津波はタービン建屋で止まった」ということを示している。

 タービン建屋のさらに陸側に原発が4つ並んでいる。右から1号機、2号機、3号機、そして4号機だ。1号機、3号機、4号機は爆発したので骨組みが見える。

 2011年3月11日、津波は海岸線から福島原発を襲ってきたが、タービン建屋に阻まれて「津波」は原発まで達しなかった。これほど明瞭な事実があるのに、日本社会はまだ「福島原発は津波で破壊した。だから防潮堤を高くすれば安全になる」と言っている。

 事実を見る目を完全に失っている。津波がきて破壊されるというのは津波の強い力で家が押し流されるからで、ゆっくりと浸水することを「津波にやられた」とは言わないし、対策も変わってくる。津波が原因なら「防潮堤」だが、単に浸水したので爆発したなら、「浸水対策」になるからだ。

 浸水に対しては防潮堤は無力だ。津波の力を避けることはできるが、遠くから迂回して入ってくる水を止めることはできない。原発の建物を「津波や高潮で予想される最大高さより標高を高くしておく」ことになる。「津波対策」と「浸水対策」は全く違うのだ。

 でも、今や日本社会は「口先男」の世界になり、事実を見ないで原因を特定し、写真を見れば小学生でもわかることでもNHKが空気を作ればそれで押し通せる。なぜ「津波」にしているかというと「浸水」となると、原発を一度、分解して高台に移す必要があるからだ。

 もともと原発は耐震性が震度5(総合的に)ぐらいなので、地震でかなり損傷し、さらに浸水で破壊されたというのが正しいだろう。私たち日本人の親は「ウソをつき続けて日本をダメにし、それを子供に引き継ぐ」ことをすぐやめなければならない。 

(平成26年2月6日)    武田邦彦氏 ブログより転載