袋小路

アニメとかゲームとかの事を書くためのチラシの裏です。MMOではレスト(GNO2,ベルアイル)を名乗ってます。

県立ぐんま天文台

2006-09-24 20:21:29 | その他
 「あんたら素人の腕時計と、俺の日時計、どっちが正確か試してみるかい?」

 …そんなことは言わなかったが。

 会社の天文サークルの合宿で「県立ぐんま天文台」の施設見学に行ってきた。

 敷地の半分は、古代・中世の天文観測機器を再現した(=天文台の立地にあわせて再設計され、実際に使用できる)巨大なモニュメント群に占められている。解説員さんにその使い方を教えてもらうと、見学者はその観測精度に驚いていた。実際、巨大な日時計の針が目に見える速度で1分、2分と進んでいくのを目の当たりにすれば、(地球の自転の速さを知識として知っていても)驚くって。

 標高885mの山中に築かれたそれは天然の要塞。
 車のヘッドライトによる光害や駐車場のアスファルト熱から観測機器を守るため、来館者は600mにおよぶ遊歩道を登らねばならない。なにしろ城下町たる高山村には灯火規制(平成10年「光環境条例」)まで布かれている徹底振りだ。


 「おまえさん、日本じゃ三番目だ」

 天文台の主力兵器たる150サンチ反射望遠鏡。望遠鏡の火力はほぼその口径で決まると言われ、その口径においては日本で三番目に甘んじている。甘んじているが、あいや待たれよ、紳士淑女の皆様方!この望遠鏡、このクラスの望遠鏡では珍しく「直接人間の目で覗く」ことが出来るのだ!しかも、この「人間」の中には、貴族階級たる研究者のみならず、我々一般ショミ~ンも含まれる。
 「お天道様の目が届かぬ、晴れた日の夜においでなさい」
 私が行った日は残念ながら曇天で観望会は中止であった。残念!

 総花的な内容をチョボチョボと、という先入観を「天文台の見学コース」に対して持っていたが、この天文台の見学コースは、身近な天体である太陽(太陽望遠鏡に映し出された直径1mのリアルタイム太陽像とかだ!)および天文台の要たる反射望遠鏡とその仕組み(赤道儀式と経緯台式の長短とか…この天文台には両方あるよ!)に的を絞り、それぞれをお腹一杯のボリュームで見せてくれる。


 なお、天文台付近に稀にクマが降りてくることがあるとのことで、来館者は前述の遊歩道を歩く際には熊を避けるために鈴を身につけ、あるいは遊歩道に設置された鐘を鳴らしながら移動するしきたりとなっている。で、クマよけの鈴は売店で土産物として売られてもいる(写真)。

http://www.astron.pref.gunma.jp/

スープカレー用スープ

2006-09-17 12:51:13 | その他
 スープカレーが食べたい。

 しかし、本場の札幌に行くには、時間、金、エネルギーが足りない。
 じゃぁ、レトルトで…とも思うが、スープカレーのレトルトは、普通のカレーの2~3倍くらいの値段がする。

 せっかくだから、自作してみるか…と思いたち、ステップ1として作ったのがコレ。


偽スープカレー(H18/9版)の材料・2人分:
 鶏がらスープのもと:小さじ 2
 ガラムマサラ   :小さじ 1
 水        :300ml

 具材は、野菜・肉などを適当に。


 土曜の夜には、ガラムマサラ抜きで鶏がらスープの味を確認し、日曜の昼にガラムマサラを加えて「カレーっぽい味」が成立するかどうか試してみた。
 食べてみたところ、ガラムマサラのおかげで、とりあえず辛さは十分だ。次回はゴハンと合うかどうかを試してみることにする。
 あと、他人にとってもスープカレーであることを担保するために、本物のスープカレー(のレトルト)の味も確かめておきたいところ。


(参考)本格的に取り組んでる人のサイトはこちら…
  THE SPICE ROOM

定期バザー・イベント「大樹祭」

2006-09-17 01:57:29 | ベルアイル
 有志による定期バザー・イベント『大樹祭』に出店した。

 スキルも大して伸びていない私のキャラである。さして珍しい品物を出品することもなく、ありふれたヒーリングポーションを多少安めにご提供という、あまり芸のない店になった。そのあたり、看板をみていただければ一目瞭然だ。(写真)

 しいて、今回行った工夫を挙げれば、「工房」「銀行」のカードを駆使して、店頭在庫が無くなり次第、その場で追加生産&商品補充ということをやってみた、というのがそれだ。今回の場合は店頭に並べる商品の数の4倍くらいの材料を銀行に確保してあった。

 イベントは、定期で開催されていることが強みになっているのか、今回もなかなかの盛況振りであった。
 私自身はと言えば、前述した追加生産も3回ほど行い、材料の半分以上を使った。ただし、扱う商品の単価が何しろ安いので、売上金額は微妙だ。

 次回の開催予定はは10/07。アリアバート神殿街、とのこと。


*1 ポーションそのものを銀行に置いておけばよさそうなものだが、そうしないことには理由がある。ポーションを作るには複数の材料が必要だが、ポーション1本はその材料全てよりもかさばり、銀行の容量を圧迫するのだ。

ウサミミ仮面のあるばむ

2006-09-04 00:41:49 | アニメ・特撮
とうとうねんがんのアルバムをてにいれたぞ!

「おねがいマイメロディ くるくるシャッフル!」
 http://www.tv-osaka.co.jp/mymelo_kurukuru/

 作中で、主人公のマイメロディ(通称マイメロ。一部ではさらに略して「通称」と呼ばれる)をお助けするヒーロー、「ウサミミ仮面」の(非公認)キャラクターソング集だ。

1.「おれはウサミミ仮面」
 とてもカッコいいヒーローソングだ。カラオケで歌いたい。

2.「夕陽のマリオネット」
 ウサミミ仮面の中の人が秘める虚無を歌った曲。(「哀愁」じゃなく「虚無」であるトコロにヒーローとしてのウサミミ仮面の特徴がある)

3.「好き好きウサミミ仮面」
 硬派な1番とはうって変わったナンパなヒーローソングだ。これを1回聞いただけで「魔女っ子メグちゃん」のパロディだと見破った人は……いや、一般常識の範囲だよね。

4.羊のブルース
 ウサミミ仮面の従者、「しつじ仮面」の忠誠の歌。シンプルだが自分で歌うのは大変そうだ。


 このウサミミ仮面をめぐるドラマ。これが本作の主軸になると踏んでいる。
 歳を取るとともに涙もろくなってきた私のこと。最終回でマジ泣きしてしまう自信が70%ほどある。実際泣けたかどうかは別途御報告する予定。

時をかける少女

2006-09-04 00:00:47 | アニメ・特撮
 時をかける少女
 http://www.kadokawa.co.jp/tokikake/

 観に行ってまいりました!

 ゲド、カブトを観に行った上に、さらにこの映画を見ようという理由は二つほどあった。
 一つ目として、「評判がいい」という評判を聞いたというのがある。
 二つ目は、「ひみつのアッコちゃん(98年度版)」「デジモン」等で怪作や快作をしばしば放っていた細田守監督の作品であるからだ。細田監督は、原作付きのアニメを面白おかしくアレンジしてくれる、私の好みのタイプの監督の一人だ。

 ふたを開けてみたソレは、速球でかつ直球ど真ん中な面白さを持つ作品であった。

 ストーリー:面白い
 キャラクター:魅力的
 …‥・

 良い素材を、真心込めて、丁寧に調理した、ただそれだけの料理。アニメファンとしての根元的な部分に訴えかけてくる。アニメであることへの照れが感じられない。
 「タイムリープの表現が『デジモン』の電脳世界」とか、心の中でツッコんでる場合じゃないよ!>心当たり

 皆、評判を聞きつけてきたのか、立ち見の客までいる盛況振りであった。
 隣のカップルが声を上げて笑ったり、すすり泣いたりしていた。不思議と腹が立たなかった。


 今後、見たい映画:「日本以外全部沈没」「パプリカ」(筒井作品の映画化って事で)。それと、「おいしい殺しかた」も観に行きたい(こっちは役者目当て)。