【MONSTER JAPAN】   なのだ。

スキー・スノーボードのメンテナンスをしています。

ここ見てます。

2012-07-31 09:11:00 | チューンナップ
板全般的に一番見ている個所はココです!!!!!!
ベースエッジ!!

この画像では全体的にコンケーブ(凹)な状態ですが一番気になるのはエッジの隙間!
キャップ構造の板に多く見られます。

エッジが雪面に食い付いている形状ですのでスムーズなターンが出来ません。

・特にラディウスの緩い板R=16mくらいからはひっかかりやすいです。
・板のサイドカーブだけで滑る方。
・少し後傾の方。
こんな方は引っかかり易いです。
ボーゲンの方は引っかかりずらいです。

ベースエッジにビベルを入れます!

エッジ際に隙間が出来たのがわかりますか。
雪面とは逆方向に向いています。
スムーズなターン始動とターン後半の抜けを良くします。

たったこれだけの差が滑りに大きな差を生じます!!!!!!!!

新品の板はこのような状態が多いので、プレチューンをお勧めします。
特にトップとテールはこのような状態が多いです、それは工場でトップとテールのベースエッジ処理をしていないからなんです。(しているメーカーもありますが)

あの有名な国産メーカー(O社)でさえ処理をしていません。

何か引っかかるんだよな~という方はカッターナイフの刃などで確かめてみては。