ものぐさ博物館 Monogusa Museum

このブログは、懐かしい筆記具等の大きめ画像を淡々と展示する所です。過度な期待はしないでください。

MONTBLANC RIESEN MINE

2010年12月24日 07時00分00秒 | 改造・分解

モンブランボールペンの替え芯リーゼンミーネは、長期に渡り製造されています。
画像の他にも種類がありそうですが、入手していないのでこの4本で進めます。
上が古くて、下が新しい物です。
2代目でチップが太くなり、3代目で短くなって、延長アダプターが付いています。
実際は、新しいアダプターを付けていますが、軸に取り外し可能と印刷されているので、このような形で販売されていたはずです。
現行にはアダプターが付属していません。長いリフィルを使う軸には、現行品では短くて使えないので、下駄を自作してみましょう。


下駄の材料は三菱スタイルフィットのリフィルケースです。スタイルフィットは大活躍ですね。
純正の下駄代わりにするなら、15mmでカット。金属パワタンを使うなら22mmで一度カットします。
上の長さでは気持ち長いので、出具合を見ながら紙やすり等で短くしていってください。
短すぎると苦労が水の泡になりますので慎重に。
パワタンで、バネが緩い場合は、リフィルケースを4mm位で切って下駄にしてください。


パワタン+下駄です。ノブレスは問題ありません。

純正+純正下駄です。

パワタン+下駄です。ハンマートリガー式ではこのように、レバーが降りきらない&書き始めると戻ってしまう不具合があります。
純正下駄と同じ角度で、自作下駄の角を落とせば、ぴったり収まるはずですが、難易度高めです。

この記事を書いていて思い出したのですが、モンブランの古いカートリッジ式万年筆には、現行のねじ込み式コンバーターは取り付け出来ませんでした。
もしコンバーターが必要になった時は、詳しい店員さんのいる、文房具店に本体を持って行って購入しましょう。
私はウォーターマンのコンバーターを勧められて、不具合無く使用しています。

コンバーターについて詳しくはこちら

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (改造魔人)
2021-10-27 17:04:34
はじめまして。
私もモンブランにパワータンク、のリフィルを入れています。秋葉原で金属、または、プラスチックのスペーサーが売っていますので、これを使用しています。
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助かりました (柏崎和男)
2023-06-03 18:20:39
友人から昔、戴いたノブレスと、スペースペンを使っていましたが、ノブレスがインク切れして、リフィルを購入しようとしましたが、アダプターがなくて困っていました。実際には、この記事を参考に金属パワータンクに22mmの下駄を履かせて、無事使用できています。文具をこよなく愛する素敵な記事をありがとうございます。
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