末娘の「ゆめ」は、2015年5月、生後1ヶ月ぐらいで、

兄妹猫の「みちろう」と一緒にココんチに来ました。
生後に患った猫風邪の予後が良くなかったので、右目を喪失、左目も白濁したまま。
「みちろう」は元気いっぱいでしたが、血液検査の結果、ふたりとも、母猫から感染したのでしょう、
猫白血病ウイルスが陽性でした。
発症しない子もいるとはいうものの、猫白血病キャリアで目の不自由な仔猫を引き取ってくださる方はなかなか見つからず、
引き取り手が見つかるまで預かるだけのつもりだった二人は、ココんチで、先輩猫3人と生活することになりました。

5人仲良く暮らしていたのですけれど、
1年後の2016年4月1日、「みちろう」の調子が悪いため獣医師に診て貰うと、
「悪性リンパ腫」を発症しているとのことでした。猫白血病ウイルスキャリアの仔猫は発症しやすいとのこと。
1週間の後、やはり体調を崩した「ゆめ」も、おなじ「悪性リンパ腫」との診断を受けました。
治療しなければ1ヶ月、治療を施しても3ヶ月といわれる中、兄妹共々「抗ガン剤治療」を開始しました。
余命3ヶ月といわれた中、「みちろう」は半年間頑張った末、同年10月、彼岸に旅立ちました。
元々ハンデがあり、カラダも小さかった「ゆめ」は、避妊手術が「猫白血病」を発症する引き金になっても、
ということで避妊手術を受けぬまま、「抗ガン剤」治療を続け、
センセから、「すごいね」と言われながら、1年半年後の今日も、元気に過ごしているのですが、
「抗ガン剤」の副作用からか食欲が落ち、一時「抗ガン剤」治療を中止。
それが功を奏したのか、食欲と元気が戻ってきたところで、「抗ガン剤」治療を再開し始めた中、
またしても、食欲が落ち、排泄にも異状が見られたため、昨日、センセに診てもらったところ、
「子宮蓄膿症」の疑い。「抗生剤」を点滴してもらって一日様子を見たのですが、目に見える変化がないため、

今日も朝から、センセのトコに行くのでしゅ。

早く治してもらうのでつよ。

すぐに良くなりますのねん。

と思ったら、「手術」することになったみたいでつよ……。
元気な時でさえ、「猫白血病」発症を恐れて避妊手術はしなかったのですけれど、
「子宮蓄膿症」であったなら、それはそれで命に関わる病。最良の治療は患部の除去。
ということで、センセも「手術しましょう。どうせするなら早い方がいい」ということになったのでした。

というわけで、ボクたち、

果報は、

寝て待つしかありませんでつ。

ダイジョブでつかにゃあ?

ホントは、一泊するところ、目が見えにゃいし、知らにゃいところは不安にゃので、帰って来まちた。

おかえりですのにゃ~~!ダイジョブでしゅかにゃ~!

「子宮蓄膿症」ではなかったのでしゅが、大腸に腫瘍ができてたみたいでしゅ。
避妊手術もしてもらって、腸の痛んでたところをキレイにちてもらいまちた。

体力と食欲が戻りましゅよーに!