MONJA-古布mode-

制作したお洋服などをご紹介させていただきます。

MONJAの作業場

2008-09-17 15:37:39 | 日常
窓からは

瀬戸内海と秋の訪れを乗せてやわらかく香る風が

天井からは

太陽のほほえむ程のあたたかい光が

木製の家具は

ひっそりと二人を見下ろしている


息をするのが

ゆっくりと ゆっくりと なる空間が

そこにある






今回はMONJAの作業場を初公開。

その部屋は常に窓が開いている
緑(観葉植物)がいたる所にある

電気機械は使わないときには布をかけて
木製の家具でそろえている

その部屋には天窓がある
日中 穏やかな光がさす

近くに山も海もある

空気はきれいで澄んでいる

騒音もほとんど聞こえない

こんな素敵な空間でさせてもらっていて
本当に 感謝の気持ちで溢れる

MONJAの活動は彼女達の力だけではない

そう 改めて想う





ミシンのヌーベルちゃん

今年 プレゼントしていただいた
作業用ミシンで ミシンにヌーベルと書いてある
ヌーベル科にいた向井は偶然に少しおどろいていた

それまでは 家庭用ミシンで作成していた
家庭用だが 耐久性がすごかった
一日8時間以上動かしていたがしっかり動いてくれた
今は たまに活躍している

ヌーベルはすごい便利だ
作業の効率もあがった
シルクの難しい素材もなんなくこなせる
優れもの
丁寧にあつかう
たまに話しかける


本当に 命あるものだと想う

MONJAの一員だ




ミシンの横にある
アイロンのイタリーちゃん

名のとおり
イタリア製

こちらも すごい優れもので
蒸気がすごい

強い蒸気で
硬い帯もピシッと折り目をつけれる

もちろん丁寧に扱う
たまに洗う
たまに話しかける




一番の目玉といえるのが
作業机

これは お世話になっている大工さんに
オーダーメイドで作っていただいた

しっかり広い天板の隅には穴がある
それはペン挿しやはさみ挿し

机の上には基本的になにも置かない

天板の横にあるのは
ホワイトボード
それは机の天板についていて
机の延長としてもできるし
倒すと机の側面となる

ただのホワイトボードではない
冷蔵庫の扉と同じ素材なので
油性で書く
もちろん 触っただけでは消えない
消したいときは
軽く除光液をしみこませた布で
ふけばきれいになる

反対側の側面はラックとなっており
大きい型紙をしまえる

パターン用紙を丸めて立たせるものもある

天板についている引き出しは収納するためのものではなく
ひきだすとまた机がでてくる

大きなものの製作に使ったり
二人で違う作業する時にはかなり使う

左右にある棚はお互いが取れるように
前後の面がない

こんな機能的で すてきな机を
福島建設さんが作ってくれた
感謝の気持ちでいっぱいです

机は一日に何度も掃除をする
たまになでる
たまに話しかける





イスも機能的
これも プレゼントしていただいた

すわり心地がすばらしいのは
言うまでもない

たまにクッションをひく
たまに枕を背もたれにはさむ
たまに話しかける


一日が終われば
キレイに片付ける

それを怠ったことはない




MONJAの作業場は
たくさんのすばらしいアシスタントでいっぱい・・・

むしろ向井と中尾がアシスタントで
主人がヌーベルちゃんかも・・・



ものの命があることに

中尾は初めて実感した

丁寧に接すれば

おのずと壊れないし

ものはなくならない


ものがあふれる昨今

物欲にはしり

いるもの  いらないものが

判断できないことが多くないだろうか


今 手元にあるものを

丁寧に 

丁寧に 

使うことで

地球にやさしくなり

身の回り すべてのことにやさしくなり

自分にやさしくなれるのではないだろうか 









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