父の葬儀の後、一通の手紙が届きました
父より一歳年上の近所のおじいさんからです
おじいさんも奥さんと一緒に3月ころから施設に入居中です
介護施設というよりホテルのように素敵な高齢者マンションのようです
父が亡くなって驚き寂しくなったという内容で、お悔やみの言葉が綴られていました
力の無くなった指で書かれたのでしょう震える文字でした
一言書くにもどんなにか大変だったでしょう
心を込めて書いてくださったことが伝わってきました
本当は四十九日の法要が終わってから令状を出すものなのですが
この手紙の返事はすぐに書いて送りました
おじいさんの家のお嫁さんは、父が最後までお世話になった看護師さんでもありますから、そのお礼も一緒に書きました
それは昨日のことでした
そして今朝
再び手紙が届きました
施設での暮らしや孫のこと、家の裏のミョウガを食べてほしいということ
主人やバァバの身体を心配してくださっていること
家に帰りたいとは一言も書かれていませんが、家への思いが強く伝わってきて
亡くなった父からの手紙に思えました
文の最後には
「また、明るいニュースを聞きたい。待っています」とも
また季節の畑のこと、家のこと、父や母のことを返したいと思います
モナカはバァバが泣くと鼻や頭でバァバの手や腕を何回も持ち上げて
「なかないで・・・」というような仕草で慰めてくれます
犬はどうやって人の心を理解するのでしょうか?
驚くほど癒しの存在ですね
お疲れさまでした