「・・・駄菓子は食べない」

「西洋骨董洋菓子店」を探して?都内or近郊のケーキ店を食べ歩いています。

カンテサンス

2010-05-14 | Weblog
ランチおまかせコースのデセール


ダイニングは写真撮影禁止なので
なし…〓


クリーム・ココ ピスタチオオイルと濃縮エスプレッソソース添え


メレンゲのアイスクリーム


2つともクリーム系で、粉を感じるパートがなかったので
少々淋しかったです。

ただ湿度がわりにある汗ばむ気温だったので
適切なメニューだったかも。

温かい前菜に
ファーブルトンが出たし
メイン肉料理のソースにとうもろこし粉も入っていたし

計算されたバランスだったか

THE SWEETS 2010~PIERRE HERME &中島眞介スイーツセレクション

2010-05-07 | Weblog


今年もニューオータニのGW企画
ピエール・エルメとパティスリーSATSUKIの
"スイーツビュッフェ"に行ってきました

今年は昼間の2部に加えて夜プログラムも加わり、そちらはシャンパン・ジャズ生演奏付きとかなりゴージャス〓
お酒があまり飲めないので昼プログラムへ。


このスイーツビュッフェは作り手が有名パティスリーというだけでなく
会場が良いです

ニューオータニの都心とは思えない広大な敷地面積の
日本庭園が窓一面に広がった鳳凰の間が会場で
景色だけでもかなり幸せになります。
あんまりケーキにはときめきません〓

SATSUKIの一切れ1500円のショートケーキ・スーパーシリーズやエルメのマカロンも食べ放題ですが、そんなに甘いものばかり食べられません〓


周りのテーブルにいるギャル曽根ちゃんと対決できそうなスリムなお姉さんの猛烈な食べっぷりに「痩せの大食いは本当だ」と改めて感心しました。


美味しかったのは意表をついて
エルメのフルーツパウンドケーキ(笑)
マカロンは安定感のある美味しさ。


スイーツを気持ち良くお腹いっぱい食べるというよりは、お祭りとして割り切ったほうが楽しめるイベントです。

春日部オークウッド

2010-05-07 | Weblog


5/3横田シェフの誕生日
久しぶりに行きました。


GW限定スペシャルランチ(プチデザート付き)

デセール3種をオーダー


テイクアウトで3種お持ち帰り


開店6周年記念にクッキーいただきました。
テイクアウトしたケーキ



LA BOUTIQUE de Joel Robuchon

2010-03-28 | Weblog
『3/17発売
春の新作ケーキ』


ムース・フレーズ・エ・ライチ(いちごとライチのムース)504円


ドーム・マンダリン・ピスターシュ(マンダリンオレンジとピスタチオのムース)504円



ミエル(オレンジハチミツのムース)472円


ジャンドゥーヤ・ユズ(ユズクリーム入りジャンドゥーヤのムース)472円


シルク(プレミアムビールシルクヱビスのフルーティな香りとの相性を考えて作りました)504円



『春限定マカロン』
桜のマカロン210円
マカロン・フレーズ189円


桜マカロンの写真撮り忘れた(´д`、)



ホワイトデーに2階でランチをしたら
ブティックの10%割引券をくれたので

新作ばかりを買ってみた。

ぜんぶ当たりすぎるほどの当たり!


層が細かくて細かくて…。
どれもムースだったのでテイスト同じで失敗だったかと
あとで反省したけど
ベースはムースとはいえ、素材がまったく異なるので
飽きることなく5種類たべつくした感がある。

イデミもかなり層でムースだけど
こちらのほうが、もっともっと凝っている。
しかもダブっているパーツがほぼない。

どうやって余りがでないようにしてるんだろう…。


ロブションおそるべし。

エキュレ ecurer 来栖けいさんのレストラン

2009-11-03 | Weblog
私の大好きな来栖けいさんが
10月16日にOPENしたエキュレ écurerに行ってまいりました。

本当は誕生日ディナーにするつもりで
予約初日に電話をしたのですが
30分くらいつながらず…
そして誕生日当日は貸切予約が入っており

その日以外に都合がつく日が、なかなかなかったので
ちょっと遅れてしまいましたが
それでもやっぱり誕生日ディナーです。

ただ11月1日に「ソロモン流」でこちらのお店が放映されたため
その後は
まったく電話がつながらないようになったそうなので
なかなか運がよかったかなとも思いました。


18時オープンだったのでもちろん18時に予約。


お店の場所は西麻布。
電車だとちょっと行きづらい立地。

どうやって行こうか、考えながら地図を見ると
なにやら見覚えがある感じ。

そうでした。
今年の2月にベリーズへ行ったとき、ビザが必要で
領事館へ手続きに行かなくてはいけなかったのですが
ちょうどその領事館が入っているノバルティスのビルの
向かいにお店はありました。

目印はチョコレートウェハースのお店BABBIの赤い看板かな。

私はその日、初台オペラシティへミッシャマイスキーのコンサート
を聞きに行っていたので
JR千駄ヶ谷駅で降りて、目黒行きの都バスに乗っていきました。


メニューはアミューズからデセールまで8皿。
ここまでで13000円。
そして16000円のコースだと
さらに来栖さんがセレクトしたお店の焼き菓子プレートと
ミ・カフェートMi Cafetoというコーヒー豆屋さん(?)の
超極上品質のコーヒーがつきます。
ちなみにこちらのコーヒー豆 100g5775円シャンパンボトル入りです。

こちらのブログは甘いもの用なので
とりあえず料理は割愛。(でも割愛したくないほど、おいしかった)

デセールは
「タルトタタン」

紅玉のソルベに紅玉の皮を使って色づけしたエスプーマ、
カソナード(かな?)をつかったクランブルを乗せたもの。

見た目のスタイリッシュさとは違って
酸味と柔らかな甘みで
長野の田舎で畑から直接もいで食べるリンゴのような
どこか野生的な香りのする、なつかしい味のデセール。

とはいえ、リンゴの香りの出し方も
それぞれしっかりと異なる3つのパーツの食感も甘みと酸味のバランスも
どれも申し分なくステキに主張していて
とても好感がもてました。






こちらが来栖さんセレクトの名店の名菓子プレート


この日は
大阪 パティスリー・リョーコ「キャラドゥー」
飯田橋 カー・ヴァンソン「アメール80%」
五本木 パティスリースリール「フロマージュキュイ」
千歳烏山 ショコラティエ・ミキ「エキュレ」
南青山 ランベリー「クグロフ」
茗荷谷 一幸庵「栗蒸し羊羹」


来栖さん、おすすめの食べる順番は

コーヒーを飲みながら…
味の繊細なエキュレとフロマージュキュイ。
そのあと
クグロフ 栗蒸し羊羹

最後に味のしっかりとした
キャラドゥー、アメール。
とのことです。

キャラドゥーとアメールは
かなりどっしりとしたチョコレートケーキだったので
最後に食べるのが正解でした。

でも
ボンボンショコラとグランクリュカフェを一緒に食べたら
ガナッシュの香りがコーヒーに負けてしまって
なんとなくぼんやりした味になってしまったので

こちらはコーヒーを煎れていただく前に半分くらい食べて、
(食べ掛けですが…)残しておいて。

アメールを食べ終わって
グランクリュカフェも飲み終わって。
ちょっと一口お水を飲んだりして。

そして
本当の最後の最後になってから

その残しておいた半分を口に含んで
ゆっくり体温で溶けていくのを
いつも以上にじっくりと感じながら

陳腐な表現ですが まるで
エキュレでの食事やデセール、グランクリュカフェ、焼き菓子
お店の雰囲そしてスタッフのサービスなどなど
それらすべてが奏でる交響曲の長い長い余韻のような香りが
舌の上から消えてしまうまで感じる。
そんな味わい方がいいのではと思いました。


ショコラティエミキの「エキュレ」は
ミカフェートのグランクリュカフェを使ったガナッシュ入りのボンボンショコラ。
もちろんエキュレでしか食べることのできない
限定品です。



ランベリーのクグロフは期間限定ですが
11月5日~11日(水)まで東急フードショーでも販売されています。
http://www.tokyu-dept.co.jp/foodshow/sweets/

洋ナシのコニャックと和三盆を使った生地に
胡桃とキャラメルソースが混ぜてありました。

おいしかったのですが
胡桃が多すぎるため和三盆の香りが負けてしまっているのと
胡桃の空焼きがしていないもしくは足りないせいか
木の実の(灰汁による)エグみが残っていたのが残念でした。


一幸庵の栗蒸し羊羹は下部が松風生地を使っていて
もちもちとした食感と醤油風味が楽しめ
独特な感じの蒸し羊羹。
蒸し羊羹部分はかなり外郎に近い食感で
わらび粉?を使っているのか米粉なのか???と
色々悩んでみましたが素人の舌では判別不明でした。


この5品のプレート小菓子ですが
搬送の関係もあってのことだと思うのですが
どうしても限りなく焼き菓子テイストのため
もうちょっと生菓子が入っていると
わたしはうれしいなと思いました。

この日はデセールが1皿だったため
そう思ったのかもしれませんが。

ただ
『グランクリュカフェに合うお菓子』
という括りで考えれば
まったくもって大正解なセレクトで

カフェに負けないけれど、カフェを引き立たせる。
一口食べるたびにカフェの新しい魅力がどんどん出てくる。

そんな珠玉の5品だったと思います。


あまりに感激したレストランだったので
帰りがけに、クリスマスの予約を取ってしまいました。
だってもう電話してもつながらなさそうだし
ロブションの予約あっという間に埋まっちゃって取れなかったし…。

クリスマス特別メニューということはないそうですが
もしかすると来栖さんのプレート菓子が
クリスマス仕様になるかも・・というお話。

でもクリスマスってどこのお店もクリスマスケーキしか
売ってないよね
来栖さんどうやって集めるんだろう??
がんばって

あ・再来店のお客様には同じメニューはでないように
されているそうです☆


*おまけ*
来栖さんが選ぶお菓子ってなぜか女性パティシエのお店が多いような
気がするのは 気のせいかな?
そしてわりと素朴な感じの味も多いような。
(でもどうしてパティシエールの作る菓子ってママの手作り風が多いんだろう)


まだまだ書きたいことがあるので(いつかに)続く…。