続きです。
土日限定(らしい)、11時~19時限定のデセールも頼みました。
メニューは3種類
・pech melba ピーチメルバ
・soupe de mais とうもろこしのスープ
・タルトタタン アナナス
どれも食べたかったのですが
さきほど食べたプティガトーと味があんまりかぶらないように…
ピーチメルバととうもろこしのスープにしてみました。
(とはいえ桃がおもいっきり被ってるけど^^;)
あぁ、パイナップルのタルトタタン食べてみたかった…。
メニューから商品説明を抜粋
soupe de mais:
レモン風味のクリームの上に甘いとうもろこしのスープ
キャラメルのアイスクリーム
パンペルデュ付
1300円
pech melba:
バニラアイスに桃のコンポートをのせ
赤ワインとフランボワーズのソースをからめたフランスの伝統的デザートをパリセヴェイユ風で
1400円
ピーチメルバの感想ですが、
まず上から。
見た目が案外ふつうなのでがっかりしたのですが
(星口金でクリームが絞ってる見た目のところね)
その生クリーム、見た目のわりに侮れない!
超フレッシュでキレがよく
ミルク感たっぷりなのに、くどくない。
脂肪分は47%くらいか?
パティスリーだったらシャンティがおいしいのは当然すぎる当然のはずなんだけど
案外さいきんのパティスリーは上に乗ってる(お飾り)程度のシャンティは
コンパウンド使ってるケースが多いんですよね。
だから、意外に基本なところでものすごく感動!
またシャンティイにトッピングしてる
ローストスライスアーモンドは
わぁ~。すごい。ものすごい。
ものすごく香り高い
けっこうギリギリまでローストしてあるけど
もちろん焦げてないし酸化なんてしてない。
これはアーモンドをスライスしてから
サーブするまでに1日くらいしか時間が経ってないんじゃないかな?
もしかしてホールアーモンドを店でスライスしてるのか?
ここまでで、けっこうな衝撃を食らいながら。
次は、赤いソース(フランボワーズと赤ワイン)
見た目は どっちかといえば赤ワインぽいけど
お味は赤ワインが突出することもなく。
また
フランボワーズとケンカしてなくて
なんというか、フランボワーズのベタさ(? なんかフランボワーズってベタな味じゃない?)を軽くして
個性を生かしあって、ものすごくおいしくなっている。
赤ワインをそのまま合わせるんじゃなくて
ちょっと煮詰めてとろみをつけ、アルコール分をとばしたものを
混ぜているのかもしれない。
ここで(おそらくメインの)桃部分へ。
桃はちゃんと種をとってあります。
でも種を取ったところが空洞にならないよう
実でフタがしてあって
その遊び心のある意匠に意表をつかれる。
(フタがないとデコレーションできないだけか?)
桃は繊維質の多い桃。
桃の香りはそれほどしない。
すっごく高級な桃。というわけではないみたいだった。
(もちろんオークウッドのあかつき桃が
ため息しか出ないくらい美味しかったので
余計にイマイチな桃に感じてしまうのだとも思うけど)
コンポートということですが
かなりフレッシュ感のあるコンポート(おかしな言い方)で
なんというか
イメージとしては
薄めシロップ(糖度18くらい?)を体温くらいの温度に保って
一晩漬けた。そんな感じ。
限りなく生っぽい仕上がり。
丸ごと1個のももが入っていたのだけど
けっして多すぎることもなく
またフレッシュ感があって
こういうコンポートは、むし暑い日本の夏にあってるなぁと
思いながら食べました。
さきほど、あまり良い桃ではない。と書きましたが
余韻の長さが独特だったと思います。
華やかに桃の香りが、突出するわけでもないのに
案外長い時間、口の中に桃の余韻が残っていました。
ピークがなく、一定濃度で長時間持続型の桃フレイバー。
あ。なんかこういうガムがありそうですね。
桃ばっかり書いてしまったので
それで終わりみたいですが、
これはピーチメルバなので
ちゃんとアイスクリーム部分もあります。
でもその手前
すなわち
でっかい桃とアイスの間
グラスのちょうど真ん中部分にに平たいメレンゲの層がありました。
このメレンゲ。
よく焼いて半分キャラメル化しているメレンゲで
リヴィエラの上に飾られたメレンゲとはまた風味が違いました。
(とうぜん色も違って、こちらは薄茶と白が混ざりあった色)
良く焼けているせいか
はたまた出来立てだからか
もしくは泡のキメがものすごく細かいせいか
ちっとも水分に負けてなくて
しっかりサクサクのまま。
このメレンゲ層の部分で
コンポートと下部のアイスクリーム層が
きっちり分離していて
探検するような気分になり、ますます楽しい。
そして掘れば掘るほど、ゆっくりと溶け始めたアイスと
赤いソース、コンポート、細かくなっていくメレンゲが混ざり合って
デセールの醍醐味もじっくり感じられる組み立てだと思う。
ただ、私の好みとしては
メレンゲは もうちょっと卵白のキメを荒くして焼き上げて
ジャリっとした食感を出した上で、もうちょっと水分吸って
溶け合う感じになってよかったかも・・・。
アイスクリームはバニラということなんだけど
ちょっと変った味のバニラ。
一瞬キャラメルアイスかと思うくらい。
もしかしてタヒチバニラだったのかな。
このあっさりした桃のコンポートに合わせるには強すぎる味だけど
赤ワインとフワンボワーズのソースに合わせるにはぴったりのお味。
このデセールは、どうやらパーツごとに食べてはいけないようです。
混ぜ混ぜして食べましょう。
余談ですが、
とうもろこしのスープに添えられていた
フレンチトーストとヘーゼルナッツオイルを
このピーチメルバのバニラアイスに混ぜて食べても
すごくおいしかったです。
なぜか周りの人(一人で食べているお客様)は
みんなピーチメルバを食べていた。
これが一番人気だったのかな?
知らないで注文したから
みんなが同じものを食べている風景はちょっと奇妙に思えた。
ありゃ。スープを書くスペースがないやね。
土日限定(らしい)、11時~19時限定のデセールも頼みました。
メニューは3種類
・pech melba ピーチメルバ
・soupe de mais とうもろこしのスープ
・タルトタタン アナナス
どれも食べたかったのですが
さきほど食べたプティガトーと味があんまりかぶらないように…
ピーチメルバととうもろこしのスープにしてみました。
(とはいえ桃がおもいっきり被ってるけど^^;)
あぁ、パイナップルのタルトタタン食べてみたかった…。
メニューから商品説明を抜粋
soupe de mais:
レモン風味のクリームの上に甘いとうもろこしのスープ
キャラメルのアイスクリーム
パンペルデュ付
1300円
pech melba:
バニラアイスに桃のコンポートをのせ
赤ワインとフランボワーズのソースをからめたフランスの伝統的デザートをパリセヴェイユ風で
1400円
ピーチメルバの感想ですが、
まず上から。
見た目が案外ふつうなのでがっかりしたのですが
(星口金でクリームが絞ってる見た目のところね)
その生クリーム、見た目のわりに侮れない!
超フレッシュでキレがよく
ミルク感たっぷりなのに、くどくない。
脂肪分は47%くらいか?
パティスリーだったらシャンティがおいしいのは当然すぎる当然のはずなんだけど
案外さいきんのパティスリーは上に乗ってる(お飾り)程度のシャンティは
コンパウンド使ってるケースが多いんですよね。
だから、意外に基本なところでものすごく感動!
またシャンティイにトッピングしてる
ローストスライスアーモンドは
わぁ~。すごい。ものすごい。
ものすごく香り高い
けっこうギリギリまでローストしてあるけど
もちろん焦げてないし酸化なんてしてない。
これはアーモンドをスライスしてから
サーブするまでに1日くらいしか時間が経ってないんじゃないかな?
もしかしてホールアーモンドを店でスライスしてるのか?
ここまでで、けっこうな衝撃を食らいながら。
次は、赤いソース(フランボワーズと赤ワイン)
見た目は どっちかといえば赤ワインぽいけど
お味は赤ワインが突出することもなく。
また
フランボワーズとケンカしてなくて
なんというか、フランボワーズのベタさ(? なんかフランボワーズってベタな味じゃない?)を軽くして
個性を生かしあって、ものすごくおいしくなっている。
赤ワインをそのまま合わせるんじゃなくて
ちょっと煮詰めてとろみをつけ、アルコール分をとばしたものを
混ぜているのかもしれない。
ここで(おそらくメインの)桃部分へ。
桃はちゃんと種をとってあります。
でも種を取ったところが空洞にならないよう
実でフタがしてあって
その遊び心のある意匠に意表をつかれる。
(フタがないとデコレーションできないだけか?)
桃は繊維質の多い桃。
桃の香りはそれほどしない。
すっごく高級な桃。というわけではないみたいだった。
(もちろんオークウッドのあかつき桃が
ため息しか出ないくらい美味しかったので
余計にイマイチな桃に感じてしまうのだとも思うけど)
コンポートということですが
かなりフレッシュ感のあるコンポート(おかしな言い方)で
なんというか
イメージとしては
薄めシロップ(糖度18くらい?)を体温くらいの温度に保って
一晩漬けた。そんな感じ。
限りなく生っぽい仕上がり。
丸ごと1個のももが入っていたのだけど
けっして多すぎることもなく
またフレッシュ感があって
こういうコンポートは、むし暑い日本の夏にあってるなぁと
思いながら食べました。
さきほど、あまり良い桃ではない。と書きましたが
余韻の長さが独特だったと思います。
華やかに桃の香りが、突出するわけでもないのに
案外長い時間、口の中に桃の余韻が残っていました。
ピークがなく、一定濃度で長時間持続型の桃フレイバー。
あ。なんかこういうガムがありそうですね。
桃ばっかり書いてしまったので
それで終わりみたいですが、
これはピーチメルバなので
ちゃんとアイスクリーム部分もあります。
でもその手前
すなわち
でっかい桃とアイスの間
グラスのちょうど真ん中部分にに平たいメレンゲの層がありました。
このメレンゲ。
よく焼いて半分キャラメル化しているメレンゲで
リヴィエラの上に飾られたメレンゲとはまた風味が違いました。
(とうぜん色も違って、こちらは薄茶と白が混ざりあった色)
良く焼けているせいか
はたまた出来立てだからか
もしくは泡のキメがものすごく細かいせいか
ちっとも水分に負けてなくて
しっかりサクサクのまま。
このメレンゲ層の部分で
コンポートと下部のアイスクリーム層が
きっちり分離していて
探検するような気分になり、ますます楽しい。
そして掘れば掘るほど、ゆっくりと溶け始めたアイスと
赤いソース、コンポート、細かくなっていくメレンゲが混ざり合って
デセールの醍醐味もじっくり感じられる組み立てだと思う。
ただ、私の好みとしては
メレンゲは もうちょっと卵白のキメを荒くして焼き上げて
ジャリっとした食感を出した上で、もうちょっと水分吸って
溶け合う感じになってよかったかも・・・。
アイスクリームはバニラということなんだけど
ちょっと変った味のバニラ。
一瞬キャラメルアイスかと思うくらい。
もしかしてタヒチバニラだったのかな。
このあっさりした桃のコンポートに合わせるには強すぎる味だけど
赤ワインとフワンボワーズのソースに合わせるにはぴったりのお味。
このデセールは、どうやらパーツごとに食べてはいけないようです。
混ぜ混ぜして食べましょう。
余談ですが、
とうもろこしのスープに添えられていた
フレンチトーストとヘーゼルナッツオイルを
このピーチメルバのバニラアイスに混ぜて食べても
すごくおいしかったです。
なぜか周りの人(一人で食べているお客様)は
みんなピーチメルバを食べていた。
これが一番人気だったのかな?
知らないで注文したから
みんなが同じものを食べている風景はちょっと奇妙に思えた。
ありゃ。スープを書くスペースがないやね。