缶詰絵日記

漫画、旅行、TVドラマ、なんでも好きなものを詰め込んで、日常を描き留めます。

2015年末 秋田その3

2016-01-09 23:14:36 | 旅行
さて、不思議な体験は少なからず誰もがしていると思いますが、今回酒を飲みながら盛り上がった話のひとつに私と父との共通の不思議体験があります。

それは、人魂。

人魂って、青白~い、ゆらゆらと動く、テニスボールくらいの大きさのもの、というイメージを持たれる方も多いのでは??( ^ω^ )ヒュードロドロ…

ですが、私と父の見た人魂は、オレンジ色の、バランスボールくらいのでっかい灯りでした。
どーんと存在感があります!
とても人魂だなんて思えないリアリティと大きさ!

人魂を見た時期は父と私とでばらばらで、父は10歳くらいのとき、私は高校生のときでした。父は雨上がりの夕刻、近所のお寺の前を通ったとき複数人と共に目撃したそうです。お寺の住職さんもいたというのだから、たまげました。私は高校からの帰り道、やはり雨上がりの夕刻だったと思いますが、バスの中から民家の中に在るのを目撃しています。

父と人魂について語らっているうち、確かにそうだ、と思えたことがひとつ。
それは、「影がない」ということ。
だから、円なんだけど、球じゃないかもしれない。
3Dでそこに見えるから理論的には球なんだろうけど、あまりに均等に明るくて、輪郭も均等にぼやけていて、まるで立体感が無いのです。
だからあんなに存在感があっても、確かな違和感がある。
見えているけれど、これは存在しないのではないか、と直感的に思う。

雨上がりの夕刻という共通点から、人魂って虹に似たものなんじゃないか、という結論に達しました。みんなに見えるけれど、存在はしない、っていう。

面白いですね~( ^ω^ )
でも、すっごく綺麗だったので、正直もう一回見たいです笑

以上、正月の酒飲みヨタ話でした~~

2015年末 秋田その2

2016-01-09 22:26:33 | 旅行
実家で父母と酒を飲みつつ、幼少期の話題に。
今も覚えていますが、母の生家は怖かった…。というか、はっきりと、化物屋敷でした。

家までの道が蛇行しており、車がすれ違えないほどの狭さ。家の前方、後方を山で挟まれ、晴天なのに陽が当たらない。家のすぐ近くにはキリスト教徒墓地(土葬)が。
家自体地盤沈下で奥に向かって傾いており、廊下を転げ落ちそうになるほど。窓には何故か、内側から鉄格子。
そして極めつけは…
母の父が美術関連のひとであった事もありますが、家のそこかしこに鬼の面(本来神様らしいのだけれど)がかざってあること。赤々として牙をのぞかせるその面は、幼いわたしに強烈なまでの恐怖心を植え付けました。

おそらく数回しかあの家に泊まったことは無いのだけれど、正直、行きたくなかった。
だって本当に怖かった。
ばあちゃんと母さんが庭で花の世話をしているとき、居間で私と姉は絵を描いていたけれど、廊下や二階や隣の部屋に、常に誰かが居る気配がしてた。
二階で寝ているときも、羽衣の能面がいつもこちらを見ていたし、ばあちゃんの作った日本人形が異様なまでの存在感を放っていた。
思いあまってばあちゃんの部屋を覗いたときの、真っ暗なんだけど部屋全体が真っ赤に染まっている光景が忘れられない。
ばあちゃん一人しか暮らしていない家なのに、あんなにたくさんの気配があるなんて。
ぞぞぞ。

唯一あの家の中で邪悪な空気の無い部屋がありました。
母さんの、父にあたるひとの部屋。
西洋風で、暖炉があり石膏胸像がふたつ置かれていた。布張りのソファ、大袈裟に重いガラスの灰皿、壁の油絵、そして、部屋全体を包む柔らかなオレンジ色の光。
あの部屋だけが、唯一あの家を闊歩する人あらざる者から逃れられる場所でした。

もう売ってしまった家だし、最後に訪れたのは20年も前のことだから、母は覚えていないと思っていたみたいだけれど、今回のこの話で私の記憶の鮮明さに驚いたようでした。
なんせおばあちゃんが亡くなる前1度だけ見せてくれた、自分で焼いた七宝焼きのペンダントトップのデザインまで覚えていたものだから…。

自分でも不思議だけれど、幼い私の記憶は映画のように、私の視界ではっきりと残っている。
ときどき、夢で過去の出来事を見て目覚めたときに現在と区別がつかなくなるほど。
鮮明な記憶は恐ろしい。

さて明日も、ちょっと怖いけど不思議な体験のお話です( ^ω^ )

2015年末 秋田その1

2016-01-09 13:17:30 | 旅行
2016年になりました!
本年もよろしくお願い申し上げます。

年末年始は秋田に帰っていたので、まずは食と酒から。



毎晩美味しいお酒をたらふくいただきました。どれが1番とか、決められません!ていうか覚えていません…。
しかし!どれも米の味ふくよかで、丸みのある、秋田弁でいうところの「こでらえね~」お酒でした

そうそう、これらのお酒全て精米度5割程度の結構いいお酒だったのですが、純度の高い酒は二日酔いにならない!

酒の肴は何かというと…

おせちオードブル!

と、ねこ団子!

明日は酒を飲みながら話した事なんかをまとめます

山梨ワインタクシー 勝沼ワイナリー巡り!

2015-11-21 23:31:42 | 旅行
山梨ワインタクシーに乗りました~。
果物狩りの季節は終わっていたので、連休とはいえ観光客は少なかったと思います。

ワインタクシーとはどんなシステムかというと…
事前予約して1人3,500円。果物狩りの時期とかは5,000円なのかも?とにかく今回は3,500円でいけました。
集合は石和温泉駅前の観光案内所前。タクシーの時間の10分前までに受付を済ませます。受付ではワインタクシー乗車タグと4箇所のワイナリーでの購入物が値引きになるクーポンがもらえます。(500円値引きチケット2枚分)
観光案内所前からの出発時刻は11:15か12:15。バンに申込者が乗せられ、白百合酒造まで15分ほど移動します。

そこからは自由に行動でき、主要4箇所のワイナリーを循環してくれるタクシー(石和温泉前から乗ってきたバンではなく、いわゆる普通のタクシー)に好きなとき乗って移動します。

主要4箇所以外のワイナリーに行きたい場合は徒歩移動になります。場所は点在しているので多少距離がある場合もあります。

帰りは4:05までに最初に降ろされた白百合酒造へ行けば、石和温泉駅まで連れて行ってくれます。ちなみに、ワイナリーは平均的に4:30~5:00に閉まります。

私たちは最初に原茂ワインへ行ってランチをすることにしたのですが、これまた昼時なのですごく混んでる!1時間半くらい待ったかな…。2時半ころようやくランチにありつけました。

値段は2,000ほど。少しお高めですが十分な量とお野菜の美味しさに満足です。待っている間試飲やグラス購入出来るので、飲みながら待てます。でもちょっと、店内の席が少なすぎる印象。2人席を増やすなどしてレイアウトを工夫すれば、もっと回転が速い気がしました。


そこから4件ワイナリーを巡り、試飲しまくり、気に入ったワインを購入。リースリングが1番すきだけど、デラウェア、ナイアガラもいいという事に気付きました。セミヨンの極甘ワインは別格でしたが

日本のワインはどれも酸っぱいか辛いというイメージを持っていたけど、山梨のワイナリーを巡ってみて意外にロゼが美味しいことが分かりました。何というか、葡萄らしい風味が味わえるものが多かった。フレッシュで、どちらかというと実の小さい山葡萄のような懐かしい味。

そうこうしてるうちとっくに4:05を回り、結局ワインタクシーから離脱。となると、わざわざ石和温泉まで戻る必要も無いわけで、最寄りの勝沼ぶどう郷駅まで歩く事にしました。
が………
と、と、遠い!
しかもずーっと登り。
飲んだ後にまさかの月明かりハイキング。
ほんとにこの先に駅があるのかと不安になりながらひたすら街灯のほとんどない山道を進むこと40分…

駅あった…

山奥で民家を見つけたような喜び。
酒瓶抱えての山登り、とてもいい運動になりました。

帰りの電車の中で一緒に行った友達と今日何杯飲んだか数えてみると、結局グラス6~7杯分飲んでた事に。調べたら750mlワイン1本分に相当するらしい。
2人して、『やっぱり1本飲んでたか…』と互いに苦笑いしたのでした。