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氷月神示 他の暗号解読編 13 (通算 その2021)

国之常立神より皆様へ

これまでの「日月神示」の「空の巻」、第12帖内で見つけた、「トーマの心臓」に関連した暗号を要約しますと、
段落別
1)→アンテがトーマの死の真相を知り、動揺する
2) と3)→オスカーとエーリク達がアンテに、トーマの死は、君のせいではないと慰める
4)→ユーリは自分の背中が傷だらけの訳を、エーリクにどうしても言わない (ジョーカーの例え)
5)→トーマが遺した詩には、ユーリの冷えた心を救うために、自分は死んでもかまわないと書いてあった

一方、原作ではこれらの展開の順序が異なり、
5)→図書室でエーリクが本に挟まれた、トーマの詩を見つけた
1)→アンテがトーマの死の真相を知り、動揺
2)と3)→アンテは皆に慰められた
4)→エーリクはユーリの背中の傷に気がつくが、どうしてもユーリは訳を言わない
…となります

なぜ国之常立神が、このマンガのストーリーを予知していた?のに、わざと神示内のここでエピソードの順番を少し入れ替え、5)を一番後回しにしたかというと、それは、
読者に、事件の因果関係をよくわかってもらウためデス
原作では、トーマの詩がエーリクに謎めいて提示され、後から傷の真相に迫って行きますが、
神示内の暗号では、先に
トーマとユーリがケンカする遠因を作ったアンテが描かれ、しかし、ユーリの背中の傷が、ユーリがトーマとの友情を断った真の原因らしいと暗示される…
そして、その後のトーマの決意が詩によって表されます
つまり国之常立神は、ユーリとトーマのケンカの過程を、時系列通りに説明できるように、第12帖の暗号の位置を、原作とは変えているのです…
一方原作では、脇役のレドヴィを冒頭の5)のシーンで先に紹介しており、2)3)のシーンで彼がトーマについてみんなに重要な証言をするように、自然な流れになっています…

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