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氷月神示 他の暗号解読編 300

国之常立神より皆様へ

今度は、「ヨハネの黙示録」第6章の第12節からや…
また、後ろから字を選んで行く
そして、「11月のギムナジウム」の物語の場面に当てはめると、
6)
原文
「~大地震が起(おこ)って、太陽は毛織の荒布のように~」

布荒 織 陽起(おこ)震
=不幸 ショック 彼怒震
意味やね…:
午後の授業中、彼 (エーリク) はオスカーから、当てずっぽうで家庭の不幸(=両親の不仲) を的中され、ショックで怒ってオスカーを殴り、震えた

オスカー、余計な口出ししたら、あかんやん…
それで、エーリクは教室を飛び出し、無我夢中で校舎の裏の広い草地へ駆けて行った……、
そやし、ここで言う見かけの『大地震』とは、エーリクの受けた、心の衝撃のこととも言えるんや…


7) 第12節より
原文
「小羊が第六の封印を解いた時、わたし(=ヨハネ) が見ていると、~」

見時印六第羊
=見ト木隠シクス大羊
=見ト木隠シクス一人彼痛事
意味ですね:
彼 (エーリク) は1本の木の所へたどり着くと、そこで隠れて一人、心の痛い事を想って、シクシク泣きかけたが、それを偶然、そばで休んでいたトーマが見てしまった

(トーマは昼休み、サッカーボールが顔に当たり、鼻血が出て、医務室で休んでいるはずだったが、彼も考えたいことがあり、こっそり草地に来ていたのだ
ボールが当たったのは、窓辺にいたエーリクに、気を取られたためなのだが、)

8) 第11節より

渡休満数弟間仲同彼
=わたイ木満数弟間仲同彼
=和退気まずう弟感仲同彼
意味じゃ:
トーマは彼に話しかけ、和解しようと握手を求めるが、機嫌の悪いエーリクは辞退し、気まずくなる
せっかく、同じ顔で兄弟の仲のように感じるのにだ

(トーマだけは、2人が生き別れの二卵性双生児だと知っている、)
それで、トーマは帰ろうとして斜面で滑り落ち、倒れたのでわざと気を失ったふりをした
(以前オスカーが倒れた演技をしたのを、思い出したのだろう)
すると、予測通り、エーリクが心配して近寄ってきた
彼が助け起こそうとすると、トーマは彼に抱きつき、2人して倒れ込みかかった
トーマは澄んだ目で黙ってエーリクをじっと見上げると、すぐに起きて走り去った
エーリクは、彼の気持ちがわからず、戸惑う…
そんな2人の様子を、エーリクを探しに来た委員長が、遠くから見ていた…

あんた方、ボーッと読んでたらあかんで、
この未来予知の暗号の解読、簡単にできてるように見えるけど、文中にもし暗号用の漢字が何もなかったら、どんなに無理しても、的確に場面が描写されたり、物語の順番通りの答えになったりしないのやで、
しかも文の後ろからさかのぼって文字を順に拾ってるしな、
こんなこと、他の誰にできるか、考えてな、




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