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●私の「8・15宣言」 いまこそ、すべての戦争を否定し、憲法第9条を堅持するために「生命権」を主張しよう!

2022-08-15 13:30:18 | 旅行
●私の「8・15宣言」
いまこそ、すべての戦争を否定し、憲法第9条を堅持するために「生命権」を主張しよう!
 
――沖縄には「命どぅ宝」という、古くからあるすばらしい言葉がある。これは沖縄戦という凄まじい犠牲を強いられた人々が、心の底から血肉化した真理である。
今、ウクライナ戦争、そして「台湾有事」による対中国との戦争が叫ばれ始めているこの時、私は、戦後平和憲法の成立時に立ち返り、全ての戦争を否定する「生命権」(殺すな、殺されるな)を主張する。まさしく「命どぅ宝」を国際法として表現するのが、この生命権という主張だ。
 
日本国憲法は、その制定時に「平和的生存権」(前文)を明記し「生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利」(第13条)を定めているが、この憲法を発展させたのが世界人権宣言・国際人権規約などの国際法などが定める「生命権」である。
 
この「生命権」により、全ての世界市民は「一切の戦争に動員されず、人を殺さず、殺されない権利」がある。
「生命権はもろもろの人権の中でも最優位にある人権である」(憲法学者・山内敏弘)。
「生命権―人間の生命は、基本法秩序の中において最高の価値である。すなわち、それは人間の尊厳のvital (核心的)な基礎であり他のすべての基本権の前提」(法学者・生田 勝義)
http://www.ritsumei.ac.jp/.../16-1/004ikutakatsuyoshi.pdf
 
万が一、世界市民は、他国から攻められた場合、「非武装実力抵抗闘争」を駆使する(その一環としての「無防備都市宣言」[ジュネーブ諸条約追加第1議定書第59条]を実施)。
 
それは、占領軍に対する市民の不服従、非協力に始まり、ボイコット、ストライキ、サボタージュ、行政的経済的非協力、デモ、座り込み、そして、もっとも有効な占領軍兵士らへの呼びかけなど、あらゆる方法での抵抗を行うが、これは武装的抵抗よりもはるかに犠牲が少ないことが証明されている(ジーン・シャープ著『市民力による防衛』)
 
*この国際的な「生命権」の主張、保障(それに基づくアジア的には「琉球列島非武装地帯化」)こそ、迫り来るヨーロッパ――アジア太平洋への戦争を回避する、唯一の、最後の方法である!
 
・世界人権宣言・第3条「すべて人は、生命、自由及び身体の安全に対する権利を有する。」(1948年発効)
 
・国際人権規約・第6条【生命に対する権利】
「すべての人間は、生命に対する固有の権利を有する。この権利は、法律によって保護される。何人も、恣意的にその生命を奪われない。」(1976年発効)
 
欧州人権規約・第2条(生命に対する権利)
「すべての者の生命に対する権利は、法律によって保護される、何人も、故意にその生命を奪われない。」(1953年発効)
 
・日本国憲法・第13条「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」                    
 
・写真は、サイパンのバンザイクリフ(この場所で多数の沖縄出身者を始めとした、約1万人が強制集団死に追い込まれた)