先日、城崎へ行った時のことです。
お天気が悪く、雨コートを着ていきました。
お茶で出かけるとき、特に移動時間が長い時、みなさん塵除けかわりに雨コートをお召しです。
雨が降っていなければ、塵除け、道行でよいのですが、年輩の先輩方はお天気がよくても雨コート着用されてます。
たしかに、汚れが着にならなくて重宝なものですね。
で、今回はそういうことではなくて、普通にお天気が悪かったので、これまでにお何度も着たことのある雨コート。
トイレ休憩の時、手にチクリッと突き刺さる物が・・・
あれっ?なんか安全ピン使ったっけ?
裾をめくってみるけど見当たらず、時間がなかったので、とりあえずバスに乗り込み手でさわってみるけどわかりません。
気のせいかな~
で、ホテルに着き、コートを脱いだとき、またチクリッ!
やっぱりなにか刺さってる・・・
「荷物はクロークに預けて下さい~急いでください~」
で、また探せず終い。
自分の身に着けてるものに針のようなものが刺さっていると思った瞬間、恐怖です。
その後、荷物を取りにいった時にゆっくり探してみるとありました。
コートの裾からなが~い針が!
裾の袋になっている中から出てきましたよ。
きっと、仕立てたときに、針が残っていたんだと思います。
今まで、何度も着ていたのですがまったく気がつきませんでした。
よく、検針済というマークを目にすることがありますが、気にもとめたことがありませんでしたが、こんなこともあるんだ~と、自分にも人にも怪我がなくて良かった~と思いました。
二十五年の眠りから覚めた針のお話でした。コワッ
6日、城崎へ行っておりました。
この春はお茶会というよりは、大会というものに出かけることが続きました。
なので、ゆっくりお茶席を楽しむというよりは、団体行動で流れるように回るといった感じです。
毎年、毎回ということはなかなか無理だと思うのですが、今年はたまたま大徳寺にせよ、城崎にせよ行ってみたい場所だったので頑張ってみました。
この日は爆弾低気圧が通過中というあいにくのお天気ではありましたが、バスでの移動とホテル内でのお茶会だったので、困ることはありませんでした。
ただJRが午後から運休というお知らせがはいっていたので、JRを利用されてた方はお困りだったと思います。
お茶席は西村屋ホテルの招月庭。
個人的にはいつか本館にいってみたいですが、こちらのホテルもとても綺麗なホテルでした。
テレビでよく見るい川沿いに柳の温泉街や賑やかな街中を通りぬけ、少し奥まった静かな所にホテルはあります。本館はその道中にあります。
柳と桜にお出迎えしてもらい、玄関を入ると茶室が拝見できるように設えてありました。
今回も濃茶席、薄茶席、お点心席とあり、そのあとお家元の講演がありました。
短い時間にたくさんのお客様なので、お道具を拝見する時間もなく、流れるように次のお席という感じではありますが、大会というものはそういうものなのですね。
いつもできてることが、場所が変わるだけで「えっ?」ってなるものなんですよね~^^;
こういう大きなお茶席でも、また違った緊張感があり、いろんな場所を経験することは良い勉強にもなります。
今回は紋付の色無地です。
付け下げ、訪問着の方のたくさんおられ、見る楽しみもありました。
写真でみると、サイズが少し大きいのか、だぶっているようにみえますね。
よく見るとチラチラと葉の地模様があります。
遠目からみると、桜の花びらが散っているようにも見えます。
タイミングがよかったです。^^v
桜前線は北上中。
こちらは、木に残っている桜より、散った桜が綺麗に地面を彩っている感じです。
少し前に娘の帰省中にお友達親子と四人でランチに行ったお店。
玄関の桜のアーチがとても綺麗でした。
向こう側は海です。
良いお天気だったので川沿いの桜並木をお散歩して帰りました。
大きくなった娘二人と、気持ちは昔のままのつもりの私達だけれど、娘達の綺麗に成長した姿を見ていると、おばさんになった自分達を素直に認めてしまうのでした。
親子共々ずっとお世話になったお友達の娘さんは結婚も決まり、幸せになってね~と心から願うのでした。自分達がお嫁にきたことが昨日のようなのにね。
おめでとう~
こちらは高速道路のバスの窓からの写真です。
お茶関係で城崎に向かう途中の京都府から兵庫県にかけて、右を向いても左を向いても桜桜桜~
町中を延々と続く桜並木は絶景でした。?市になるのかしらん?
静かな田舎の風景が桜で埋め尽くされていました。
バスの中では、「あら~」「まぁ~」「うわ~」とオバ様方の歓声がしばらく続きました。^^
眺めることに没頭していたら、写真撮りそこねて、これ一枚だけ。
伝わらないのが残念。