Mojo Club Weblog II -mojo aquarium blog-

初心者の初心者による初心者のためのもじょきち的 水槽日記

エビを飼おう・・・その3

2007年04月06日 | てきとーアクアリウム
エビさん 飼育大作戦 ~ 導入編 ~


エビを買ってきて、水槽に入れても、一週間もしないうちに全滅という悲劇を引き起こさない為の初心者なりのノウハウともじょきち的秘伝であります。



1.状態のよさげなエビを買ってくる。
と言っても、普通の魚と違って、エビの健康状態というのは見た目ではなかなか判断がつきません。ヤマトヌマエビなどは大体、どこのショップにもいるので、水槽の状態を比べてみましょう。
そのお店の水槽にいるエビがどのくらい前に入荷したか? せめて一週間以上 経っていて、落ち着いているものがいいです。 あまり大きくないスペースにひしめくように入っている場合、エビのご遺体が沢山転がっている、脱皮した殻がやたら散乱している、水中をアッチコッチ泳ぎまくっているエビが多数・・・などいう水槽は敬遠したほうが無難です。 はっきり言って、エビは売れ残りくらいのを買うほうがよろしいです。 水槽の底をボチボチと歩いていて、前足をしっかり動かしつつモソモソ啄ばんでいるのが落ち着いたエビといえます。

2.さっさと連れて帰る。
エビの大敵は、急激な温度変化 特に 寒→暑 には弱く、季節によって持って帰る時間でもダメージを受けます。
従って、エビを買う季節というのは、外気、室温、水槽内の温度の変化が少ないという点で、涼しくなった秋口 というのがベスト といえますが、そうも言っていられないので、出来るだけ温度差が発生しない工夫を。普通、魚、エビ類はビニール袋に入れてくれますが、古新聞を巻く、発泡スチロールの箱を用意して入れて帰る などの気遣いが、エビには助かります。
また、前述のように店を選ぶ という観点で、出来るだけ自宅に近い店 すなわち移動距離が短いところを選ぶというのも 重要なポイントです。エビは買ったら、寄り道せずに、ちゃっちゃっと連れ帰りましょう。

オマケ
お店で買う時の注意点
エビは本来、何かに掴っています。で なければずっと泳ぐ事になってしまう為に、体力をかなり消耗します。店員さんに、エビを掬ってビニール袋に入れる際には、水草の切れ端などを必ず入れてもらいましょう。(普通は入れてくれるはずですが、新人さんは忘れる事があったりするので)

お店でエビを飼育している水槽の多くは、ソイルを使っています。ソイルのような通水性の悪い底床場合、藍藻が発生していることがあったりします。エビを網で捕獲する場合、かなりの確率でこの藍藻も一緒に掬ってしまうので、そういう水槽で飼われているエビは敬遠するか、それでも買ってしまった時は絶対に自宅の飼育水に混ざらないようにしましょう。