ト音記号ペンダント♪

音楽のこととか自閉症のこととか・・・ときどきサッカー

お別れ

2010年08月30日 | 日記
昨夜、某吹奏楽団の指揮者の山本繁先生の葬儀に列席してきた。

お通夜という形ではなく「シゲさんと語る夕べ」
ひとりひとりバラを持ち、供え、
棺の中の先生に語りかけ、お別れする。

先生の遺品、
お好きだったCDや写真、ご自分のクラリネット、
演奏会で着た白いジャケットが飾られ、
ホール内では追悼演奏が行われ、
モニターでは思い出の写真のスライドショーが映し出され、
最近再開したというクラリネットの演奏の映像が流された。

先生がクラを吹いているの、初めて見たよ。
凄いな、また楽器始めたの。
私が知っているのは指揮者の先生。
食事のときはタバコを持って、いつもゲラゲラ笑っていたよね。

古希記念コンサートを10月に控えた練習の二日あと、亡くなったって。
団員は皆、絶句しただろう・・・

10月23日が誕生日だから、69歳。
あと2ヶ月、先生もどんなに無念だったか・・・

会場は現役の団員はもちろん、
先生のご友人、OB団員、OG団員が沢山。ちょっとした同窓会。

20数年ぶりに会うメンバーはそれなりに歳をとっていて、
でもあっという間にタイムスリップして、当時の思い出がよみがえる。

皆に再会できたのは先生のおかげなんだけど。。。
でもね。

棺の中で眠っている先生は起きない。

「うるさいなぁ~」って目を覚ませばいいのに。
「みんな、何やってんだ、楽器持ってこい!」って怒ってくれればいいのに。
そうよね、実際今日のメンバーであと二つくらい編成ができちゃいそうだった。
それくらい多くのひとが別れを惜しんだ。


2007年1月のmixi日記にこう書いてる。
定期演奏会に行って先生に会ってきた。

・・・『先生はこの団の指揮をすること30年。すごいな~。

私が所属していたとき、
就職やら結婚やらいろんなことで「やめようか?どうしようか?」って悩む団員に必ず言っていた。
「続けようよ。続けることは大事なこと。」

今ご自身の身をもって示している先生!かっこいいよ!
初めて会ったときは私19歳でした。
そのときも「カッコイイ!」って思ったけれど、
髪の毛も薄くなっちゃったけれど・・・
先生は続けている・・・「カッコイイ♪」

継続は(してこそ)チカラなり』・・・


先生、さよなら。
最期までかっこよかった。
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パート卒業へ

2010年08月29日 | 日記
もう足が痛くて動きましぇ~ん。
若いころは・・・って40代前半の頃の話だけど朝まで仕事していたのに・・・トシだ。

昼に月見バーガー食べたきりディナーの仕事にイン。
3時あがりだよ~。もう朝刊の配達のバイクが走っていたよ。
お腹空いたよ~。トイレ、ずっと我慢していたよ。

帰ったら焼き肉の残りがあったので完食。
ちょっと落ち着いた。

今日で会うのが最後のパートさんがいっぱいいた。

忙しくてつい「またね~」なんて言っちゃった。


30日が最後のお仕事。

今晩のお通夜の為に寝なきゃいけなんだけど、
体が昼間状態なのでクールダウンに時間がかかる。


夜明けがだいぶゆったりとしてきた。
毎日暑いけれど、少しづつ秋分に向かっている。
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恩師の訃報

2010年08月27日 | 日記
若いころ、市民バンドでお世話になった、指揮者の先生が亡くなった。

もうびっくりして・・・
亡くなる二日前、練習に出席していたという。



連絡が駆け巡る。


辞めたOBたち。
沢山いたのね、私もそうだけれど。

今は全国にちらばっていて、
連絡も年賀状の電話番号からだったり、メールの転送だったり、

4年前娘たちを連れて演奏会に行った。
あのときが最期になるとは思わなかった。


「続けることが大事」
いつもそればっかり。

「楽器持ってこい」
辞めるといつもそればっかり。


夏はキライだ。
大事な人が亡くなるから。


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涙の器(うつわ)

2010年08月25日 | 日記
大学受験を控えた長女が、塾に行く前にうわ~~~ッと泣きだした。
ひっくひっく泣きながら、「もういやだ、いやだ」を繰り返す。

見えない先行き。
いくら勉強してもいつまで、どこまでやっていけばいいのか?
不安な気持ちが爆発しちゃったのでしょう。

涙のうつわは赤ちゃんの時はとってもちいさい。
だからすぐあふれちゃって、赤ちゃんはしょっちゅう泣いているんだ。

成長とともにうつわも大きくなるけれど、
時々こうやってあふれちゃうんだ。

大人になるとうつわもコントロールできるようになる。

血を吐くような辛い辛い悲しみのときは、
涙は目から出ないで、こころの中をじゃあじゃあ音をたてて流れていくんだ。



私たち障がいをもった子どもの親のうつわは普通より大きくなる。
泣いてばっかりいたら子どもはどっかに行っちゃうしね。


ホースが気にいって水遊びをしていた男の子。
ちょっとの隙に他のコに取られてしまい、奪い合い。
もの凄い力。
お母さんが引き離したんだけれど、今度はお母さんにホースを向けて頭からかけてしまった。
次にはお母さんの髪の毛を両手でわしづかみにして引っ張る。

そばには親が何人もいたんだけれど、
助けてあげなきゃと焦る気持ちと、手を出してもっとこじれてしまったらとおろおろした。
ちょうど男の先生がきて二人を引き離してもらった。

いつもきれいでかわいらしいお母さん。
目を真っ赤にして泣いていた。

暑い夏。
一緒に参加したプール。
連れてくるのにも大変だったりするのに、
いつも一緒にいるのに、
こんなにも頑張っているのに、いつまで頑張ればいいの?

受験は見えるゴールがある。

私たちはどこまで行けばいいの?


・・・見えない。


私たちはいつもほんとは泣きたい気持なの。
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夏の雑感

2010年08月24日 | 日記
自閉ちゃんは汗をかかないと言うが、うちの歌姫は玉のような汗を顔に書く。
汗がでると「あせらず・・・」と言ってくる。
汗と焦るは違うんだけど、まあいいや。

汗がでないとどうなるのか?
知人のお子さんは帰省先で熱をだしてしまったそうだ。
「なんで風邪ひかすの!」って義母さんに怒られたんだけど、
その時気温は37度、エアコンつけても34度だったんだって。

今週から新学期が始まる学校も多い。
歌姫の学校は9月から。
でも残暑厳しいエアコンのない校舎。
始業式の体育館だって蒸し風呂でしょうね・・・。

それを考えると近づいてくる新学期。
自由な時間を得られる母の立場からは嬉しいんだけど、
歌姫たちがかわいそうに思える。

車ででかけるときも、ハンドルが熱い!
シフトレバーが熱い!シートベルトの金属のカチッてするところが熱い!!

昼間はそんなでも、夜は少し涼しい風が吹いてきた。
これは毎日夜歩いているからわかること。

月がかなり丸くなった。
次の満月は25日。

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