Dと別れる半年位前から発症しだした鬱病。
それから15年間闘ってきたこの病を、今まで辛くて振り返る事が出来なかったので子供が産まれる前に何とか振り返ってみようと思う。
まず最初の症状は
「無気力」
「無感情」
何をしても楽しくなくなり意欲が無くなり集中力が無くなり何もかもどうでも良くなっていった。
食欲が無くなり、体重が一気に5㎏落ちた。
髪や化粧もどうでも良くなっていった。
次に「不眠」
生まれて初めて「眠れない」とい☆う経験をした。
とにかく眠れない。
何をしても眠れない。
やっと眠れても2時間程で目が覚めてしまう。
そんな感じで仕事に行っても全然使い物にならず、ミスを連発し早退するようになる。
フラフラで帰宅して、こんなに眠いなら眠れるだろうと布団に入った途端目がギンギンになって眠れない。
本当にこれには参って周りの友人に相談するがそんな経験をした友人がいなかったため解答は得られずまた落ち込む。
今みたく「鬱病」というものがメジャーになってない時代だ。
悪い事は重なるものでその時、なんて事のない店の段差で転んで向かい側にあったイスかなにかにぶつかり肋骨を骨折してしまう。
そしてその肋骨が治りかけていた時に、相手の過失で交通事故に遭いなんとまた治りかけていた肋骨を骨折してしまい更に酷いムチウチになり病院に通った。
その時ムチウチで全身が痛くてたまらないという体験をして初めて交通事故の怖さを思いしった。
一応整体や電器に通ったが良くなったのかはよく分からない。
でも今思えばその事がきっかけで「自律神経」が狂い始めたと思われる。
次の症状は「体温調節が出来ない」
これは今でもかなり悩まされている症状でちょっと暑いだけで体にどんどんと熱が籠っていき汗も出ないため熱中症のような症状を起こし、ちょっと寒いとどこまでも体は冷えつづけブルブルと震えてしまうのだ。
鬱はかなり良くなった今でもまだまだ改善されていない症状だ。
そして「過呼吸」
当時実家で初めて発作を起こした私を見て母親が慌てて救急車を呼び病院に運ばれた事があるが、結局病院についたらケロッと治ってしまいどこを調べても異常は見られなかった。
今ならそれがパニック発作だと分かるが、当時は両親も私も訳が分からなくて謎だった。
そうこうしてる内にこれ以上職場に迷惑をかけられないと退職をして家で寝たきりの生活に突入していった。