ここんとこ、レッスンのたびにずーっと言われ続けていることがある。
『弓、倒しすぎ』
持ち方は、それで合ってるから手のなかで弓を手前に回してそれで持ってみ?
とか、
弾いてるそばから先生がうちの弓を持って、『弓と弦はこれくらいの角度でくっつけるのが理想だよ。あなたのはやっぱ、倒しすぎー』
とか、
色々注意を受けて、言われた時はとりあえず直すんだけど、曲を弾くと5分で元に戻り、先生が無言になる。
という繰り返しがここ何ヵ月かずっとそうだった。
何ヵ月も何ヵ月も言われ続けて、何故うちが弓を倒すのを辞めないのか。
そして、倒しても別にいーんじゃない?と思ってしまうのか。
だって、先生が弾くとき、うちの方から見える先生の弓は斜めに倒れてるように見えるんだもん。
先生だって、倒してるじゃん。
さらに、動画で見るヴァイオリニストの演奏を見てても、弓は斜めに倒れてるように見えるんだもん。
皆だって、弓倒してるじゃん。
だから、私だって、倒してたって、いーんじゃん??
と、いう俺様な私論を心の中で展開し、『弓、また倒れてるよ』と言われる度に口では「ハーイ」と言いつつ、心の中で無意識に皆斜めに倒してるんだからこれでいーじゃん♪みたいなノリだった私。
きっかけは簡単。
いつもと違う立ち位置で、先生が弾くのを見たとき。
あれ?なんか、先生の弓、今日はまっすぐじゃん。
ん?でも、音はいつもと同じ、綺麗な音だよ?
おや?てことは、もしかしていつも先生まっすぐ弾いてんの??
いや、そんなはずは。。。
と、いう感じで、内心かなり焦りながら、いつもの先生を見てる場所に移動した私。
もう一度弾いてる先生を見る。
ああ、こっから見ると、いつも通り先生の弓は斜めに倒れてるように見える。
ん?じゃあ、別の角度は。。。??
こんな感じで、弾いてる先生を中心に、ぐるぐる気持ち悪い位回り続けた私。
その結果。
先生の弓は、ほぼまっすぐだ。
もちろん、引く場所によって変わるけど、まごうことなき、まっすぐだ。
この結論に至ったときの私の心境、おわかりいただけるだろうか。
久々に垂れたね、冷や汗が。
だって、今まで先生を一方方向からしか見てなくて、そこから見える先生の弓は倒れてたのに、違う角度から見た先生の弓はまっすぐなんだもん。
その日は挨拶もそこそこに家に帰り、自分が弾いてるのをいろんな角度で見てみた。
私はどの角度から見ても、斜めに倒れてる。
先弓だろうが中弓だろうが元弓だろうが、潔い位に斜めに倒れてる。
あぁ、これは、やってしまったなと。
こりゃ、先生も倒れてるっていうよなーと。
こっから、弓を倒さないようにする自主練が始まったのがつい3、4日前。
弓の持ち方自体はこれであってると言われたし、親指に力が入ってるわけでもない。
っつーことは、弓が倒れる問題は、右手の指じゃなくて、手首や腕にあるのかな?
ちょっと私の右手を一つ一つ分解してみてみないとダメだ。
何カ月も何カ月も言われ続けて、やっと気づいたこの問題。
これ先生が何回か言っただけで早々に諦めちゃうタイプの人だと気付かないで終わってた。。。あぶねぇ。
時間はかかりましたが、自分がダメだと気付ければ、こっちのものです!!
練習あるのみ!!
毎回謝ってますが、今回も。
先生、何回も何回も同じこと言わせて本当ごめん!!
やっと自分でもダメだって気づけたから、今度はそこ注意して弾いてくるから!!
ザイツさんの曲弾く時、そこ1番気をつけて弾いてくるから!!
毎度のことながら、まじごめん!!
この問題の反省点:
1)先生が弾く時はぐるぐる回って色んな角度から見る。
2)思い込み、ダメ、絶対!!
下のボタンを押していただきますと、右手を確認しながらボーイングの練習を始めます。
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