「何これ? 」：節度
「なすべき事をなおざりにし、なすべからざる事をなす、
高ぶって放逸なる人たちには、汚れが増す。
彼らの汚れが消えるのは、はるか遠い。」 （釈迦）
己の行いはさておき、他者を批判する人がいる。
節度もなく、反省もないので、人から蔑視される。
【閑話休題】：「ジョコビッチ」入国問題
ジョコビッチ選手は、5日、新型コロナウイルス感染症の
ワクチン接種状況を理由に、入国ビザ（査証）を取り消され、
メルボルンの入管施設に留め置かれた。
豪テニス協会は、直近に新型コロナウイルスに感染した事実があれば、
それが一時的なワクチン接種免除の根拠になると同選手に伝えていた。
そこで、ジョコビッチ選手は、オーストラリアへ向かった。
しかし、豪政府は、この条件が有効なのは国内在住者だけで、
入国する外国人には適用されないとしている。
この事は昨年11月に保健相から協会側に警告してあったとしている。
現地の裁判所は10日、ジョコビッチ選手の入国を認めるよう命じた。
裁判所は、ビザを取り消した政府の対応には合理性がないとして、
ジョコビッチ選手の入国を認めるとともに、宿泊施設に
留め置かれていた選手の身柄を直ちに解放するよう政府に命じた。
しかし、豪政府側は、再度入国ビザ（査証）を取消しを示唆している。
（ビザの取り消しは、やり過ぎではないのでしょうか……）
「直近に新型コロナウイルスに感染したことがあれば、
それが一時的なワクチン接種免除の根拠になる」との措置が
何故国内の在住者だけに適用されるのか疑問。
外国人だから適用されないと言う措置は、
科学的な根拠が、何処にあるのでしょうか？
オーストラリア政府が現在示している方針が、
今は正しいか間違っているかの議論は当面は別にして、
政府の入国の判断基準に合致しているか否かや、
ジョコビッチ選手の手続きが有効かどうかを機械的に
判断し、早急に結論を出すしかないでしょう。
オーストラリア政府の方針が、正しいか正しくないかは
後々の検討課題にするしかないと思われますが………
有名人とか、一般人とかは全く関係ない………
それにしても、何とも厄介な「尾身クロン」ですね………
＊ 寒夕焼け出国待ちのレストラン
2022.01.13/moai291
