Amaちゃん自作工房

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V ダイポールの作成

2015年10月17日 | 移動運用
   ロッドの伸縮で HF~50MHzの多バンド運用できるアンテナ作り

 10/17日

  ロング・ロッドアンテナ2本でVダイポールを作ります。
       1本の長さ:364㎝
       ロッド数:9段
       9段目の直径:15㎜
  この長さで21/24/28/50MHzの1/4λに共振する。
    18MHzにはロッドの先端に数十センチのヒゲを付ければ共振するでしょう。




  まずはバランを作ってみた。
    タカチの工作箱(小・50×75㎜)にフェライトコアを入れMRコネクタを付けた。

 10/18日

   端材のエンビ板(5㎜厚)で給電部の台を作ってみた。


   ロッドアンテナを支えるパイプはVP管16を使用。
      V角度は90°


   仮止め。


   ロッドアンテナに はんだ付け。



   バランケースは塩ビ接着剤・タフダインで接着。
     あとはUボルトを付けて完成。
          ロッドは脱着出来るので、持ち運びには苦労しない。
              明日、調整の予定。

 10/19日

   4mhで測定
     ○ロッド全伸の場合、共振周波数は20.420MHz付近でSWR1.0であった。
       18MHzにはヒゲを40~50㎝程付ければ共振の模様。

     ○21~29MHzまではSWR1.0~1.1で、SWR1.2範囲の帯域幅は以下の通り。
       21MHz : 350KHz   24MHz : 420KHz   28MHz : 260KHz   29MHz : 500KHz
     
     ○50MHzはSWR1.3   SWR1.3の帯域幅は 1.230MHzと広い。

          各バンドで1度調整すれば、バンド内での再調整は不要な位のSWRであった。

 10/21日
70㎝のヒゲ

   18MHz調整として先端にヒゲを付けた。



   計算とは違い70cmの髭で調整完了。
      swr1.1のバンド幅は213KHzと広い。

            * 18MHz~29MHz・・・SWR1.2以下で運用可。
                  * 50MHz・・・SWR1.3以下で運用可。


   ポールを倒してエレメントの調整をします。
      この方式なら脚立は不要になります。
         各バンドの「エレメント長一覧表」作成により、短時間でバンド変更が出来ます。 

    10/31日 再調整
 18MHz


 21MHz


 24MHz


 28MHz


 29MHz


 50MHz

     各バンドのロッド調整一覧表作成
        一覧表によりチューナー不要で運用ができる。


 11/5日

     2号機完成。
        


              


     来春(2016)Yahooに出品予定
               ご用命御座いましたらお分け致します。




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