「おい、あいつが奥村か?」
「ったく20歳でなんでキャプテンなんだよ。監督何考えてんだ。」
…まぁこんなことになるだろうなぁとは予想してたが実際言われるとやっぱり凹むなぁ(´・ω・`)
「言いたいやつにゃ言わせとけ。すぐお前の実力がわかるさ。な、奥村?」
「そ、それは過大評価というヤツでは…(;´Д`)」
「いやいや、セリエで得点王とったお前なら大丈夫だよ。俺なんか7点だぜー?来季もっとがんばらんとなぁ。」
この人は城内和哉さん。ラツィオの永遠のライバル、ローマのストライカーだ。
今はラツィオだとかローマだとか関係ない。青いユニフォームを着て日の丸を背負ってる者同士
試合に全力を尽くすのみだ。
「それではミーティングを始める。集合!」
「お、行こうぜ奥村。」
「みんなも知っての通り、我々のグループは強豪ばかりだ。イタリア、カメルーン、ベルギー。
GL突破は困難な道となるだろう。しかし必ずや日本初のベスト8を達成し、優勝を目指すぞ!」
みんなの士気が高まる。なんで監督という人種はこうも盛り上げるのが得意なんだろうか。
「初戦のイタリア戦はオフェンシブに戦う。相手がカウンターが得意なのは百も承知だ。
こちらは攻めまくってカウンターをさせる隙すら与えるな。なんとしてでも先制点を取れ。
2トップの奥村と城内。MFの福西、中田、岬。前線の選手がキーマンとなりチームを引っ張れ。いいな!」
そして開幕戦。vsイタリアが始まった。
「うぅ…緊張するなぁ。どうして初代表がこんな大舞台なんだよ…(;´Д`)」
「よぅ。奥村。まさか開幕戦でおまえさんのとこと当たるとはなぁ。」
「ディノさん!ディノさんも代表に選ばれたんですか?」
「アホか。俺は5年も前からスタメン張ってるっつの。…お、ローマの兄ちゃんがパートナーか。
ダービーの時は苦い思いさせられたからな。ここらでリベンジといかせてもらうぜ。」
「返り討ちにしてやりますよ。な、奥村?」
「え、あ…はい。」
俺に振らないでくれ。どういう返事をしたらいいかワカラン(;´Д`)
そして試合開始。
監督の指示通り攻める日本とカウンターの糸口を探るイタリア。
そして日本がついにイタリアの壁を破る。
福西さんがサイドを切り裂きクロス。
それを俺が頭で押し込み先制点。
日本はその1点を守り切り、1:0で前半終了。
「いいゴールだったな。これで回りも認めてくれるだろう。」
「さすがウチの得点王ってとこか。だが後半はウチラが攻める番だ。覚悟しとけよ?」
敵味方両方から賛辞を受け取り、少しリラックスした気持ちで後半突入。
しかし後半早々、イタリアが牙を剥く。
ディノさんが強引に打ったミドルがバーに当たりゴール。少し不運なゴールだ。
そしてその直後、ディノさんのアシストでシニョーリさんがゴール。イタリアが逆転。
これをお得意のカテナチオで守りきられ1:2。俺達は黒星スタートだ。
しかし追い詰められた日本は背水の陣でカメルーンと戦う。
この試合で4得点と攻撃陣が爆発。
またもや先制点は俺。中田さんのシュートがバーに当たり、それをオーバーヘッド気味にシュート。これが俺達の勢いをさらに増した。
その後、中田さんがミドル。福西さんのクロスに城内さんが合わせて3点。
3:0で前半を折り返す。
後半に入り、多少攻め込まれることも多くなったがカウンターから抜け出した城内さんが
とどめの一発を決めた。
そしてGL最終戦vsベルギー。
この試合の前にイタリアが3戦全勝という結果でGL突破決定。
このお陰で引き分け以上なら俺達もGL突破だ。
リスクを犯して攻撃する必要が無い俺達は完全にスペースを消し、ゴール前に鍵をかけた。
それをベルギーの攻撃陣は敗れないまま試合終了。0:0のスコアレスドローで俺達はGL突破を決めた。
その消極的な姿勢は国内で結構非難されたらしいが、こういう大舞台では結果が最優先。
誰かさんの言葉を借りるなら「勝てばよかろうなのだァー!」
こうして無事突破を決めた俺達。次の相手は優勝候補、フランスだ。
「この試合に勝てば日本初のベスト8だ。なんとしてでも勝つぞ!」
監督からの激励を受け、気合を入れてピッチに行く俺達。
プラティニを始め、デシャン、ジョルカエフ、アネルカ…。
そうそうたる顔ぶれが揃っている。
サッカーは名前でやるもんじゃない、意気込んだ俺達だったが圧倒的なフランスの攻撃で前半に3失点。
俺達には反撃する暇さえ与えられなかった。
なんとしてでも1点返してやると前掛かりになる俺達の後ろをキレイなスルーパスを通すプラティニ。
それをジョルカエフが決めてダメ押し。4:0。
そして試合終了。フランスとの力の差を見せ付けられた試合だった_| ̄|○
結局決勝は俺達を破ったフランスと準決勝でイタリアを破ったスペインで行われた。
3-2という点取り合戦の結果、ハットトリックのラウル擁するスペインが見事世界一の座に輝いた。
そしてラウルは世界を制したスペインのキャプテン。そして大会得点王に輝いたということで
バロンドールを受賞した。
いいなぁ、俺も欲しいなぁ(´・ω・`)
そして日本代表は解散。
色々あった今シーズンもやっと終了した。
ラツィオと代表での功績を認められてか、俺にはブラボー・アワードが送られた。
タイトルは全てインテルに阻止され、W杯でもフランス戦で屈辱的な大敗を喫する等
あまりいい思い出は無かったが最後の最後に個人賞を取れてその気持ちも少しやわらいだ。
まだまだ俺は若い。多分あと2,3回はW杯のチャンスはあるだろう。
全力で戦い、必ずや優勝してやると胸に誓った。
20歳 日本代表 4試合2ゴール
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日記が消滅して必死こいて書き直しましたよ。(;´Д`)
疲れた…。
「ったく20歳でなんでキャプテンなんだよ。監督何考えてんだ。」
…まぁこんなことになるだろうなぁとは予想してたが実際言われるとやっぱり凹むなぁ(´・ω・`)
「言いたいやつにゃ言わせとけ。すぐお前の実力がわかるさ。な、奥村?」
「そ、それは過大評価というヤツでは…(;´Д`)」
「いやいや、セリエで得点王とったお前なら大丈夫だよ。俺なんか7点だぜー?来季もっとがんばらんとなぁ。」
この人は城内和哉さん。ラツィオの永遠のライバル、ローマのストライカーだ。
今はラツィオだとかローマだとか関係ない。青いユニフォームを着て日の丸を背負ってる者同士
試合に全力を尽くすのみだ。
「それではミーティングを始める。集合!」
「お、行こうぜ奥村。」
「みんなも知っての通り、我々のグループは強豪ばかりだ。イタリア、カメルーン、ベルギー。
GL突破は困難な道となるだろう。しかし必ずや日本初のベスト8を達成し、優勝を目指すぞ!」
みんなの士気が高まる。なんで監督という人種はこうも盛り上げるのが得意なんだろうか。
「初戦のイタリア戦はオフェンシブに戦う。相手がカウンターが得意なのは百も承知だ。
こちらは攻めまくってカウンターをさせる隙すら与えるな。なんとしてでも先制点を取れ。
2トップの奥村と城内。MFの福西、中田、岬。前線の選手がキーマンとなりチームを引っ張れ。いいな!」
そして開幕戦。vsイタリアが始まった。
「うぅ…緊張するなぁ。どうして初代表がこんな大舞台なんだよ…(;´Д`)」
「よぅ。奥村。まさか開幕戦でおまえさんのとこと当たるとはなぁ。」
「ディノさん!ディノさんも代表に選ばれたんですか?」
「アホか。俺は5年も前からスタメン張ってるっつの。…お、ローマの兄ちゃんがパートナーか。
ダービーの時は苦い思いさせられたからな。ここらでリベンジといかせてもらうぜ。」
「返り討ちにしてやりますよ。な、奥村?」
「え、あ…はい。」
俺に振らないでくれ。どういう返事をしたらいいかワカラン(;´Д`)
そして試合開始。
監督の指示通り攻める日本とカウンターの糸口を探るイタリア。
そして日本がついにイタリアの壁を破る。
福西さんがサイドを切り裂きクロス。
それを俺が頭で押し込み先制点。
日本はその1点を守り切り、1:0で前半終了。
「いいゴールだったな。これで回りも認めてくれるだろう。」
「さすがウチの得点王ってとこか。だが後半はウチラが攻める番だ。覚悟しとけよ?」
敵味方両方から賛辞を受け取り、少しリラックスした気持ちで後半突入。
しかし後半早々、イタリアが牙を剥く。
ディノさんが強引に打ったミドルがバーに当たりゴール。少し不運なゴールだ。
そしてその直後、ディノさんのアシストでシニョーリさんがゴール。イタリアが逆転。
これをお得意のカテナチオで守りきられ1:2。俺達は黒星スタートだ。
しかし追い詰められた日本は背水の陣でカメルーンと戦う。
この試合で4得点と攻撃陣が爆発。
またもや先制点は俺。中田さんのシュートがバーに当たり、それをオーバーヘッド気味にシュート。これが俺達の勢いをさらに増した。
その後、中田さんがミドル。福西さんのクロスに城内さんが合わせて3点。
3:0で前半を折り返す。
後半に入り、多少攻め込まれることも多くなったがカウンターから抜け出した城内さんが
とどめの一発を決めた。
そしてGL最終戦vsベルギー。
この試合の前にイタリアが3戦全勝という結果でGL突破決定。
このお陰で引き分け以上なら俺達もGL突破だ。
リスクを犯して攻撃する必要が無い俺達は完全にスペースを消し、ゴール前に鍵をかけた。
それをベルギーの攻撃陣は敗れないまま試合終了。0:0のスコアレスドローで俺達はGL突破を決めた。
その消極的な姿勢は国内で結構非難されたらしいが、こういう大舞台では結果が最優先。
誰かさんの言葉を借りるなら「勝てばよかろうなのだァー!」
こうして無事突破を決めた俺達。次の相手は優勝候補、フランスだ。
「この試合に勝てば日本初のベスト8だ。なんとしてでも勝つぞ!」
監督からの激励を受け、気合を入れてピッチに行く俺達。
プラティニを始め、デシャン、ジョルカエフ、アネルカ…。
そうそうたる顔ぶれが揃っている。
サッカーは名前でやるもんじゃない、意気込んだ俺達だったが圧倒的なフランスの攻撃で前半に3失点。
俺達には反撃する暇さえ与えられなかった。
なんとしてでも1点返してやると前掛かりになる俺達の後ろをキレイなスルーパスを通すプラティニ。
それをジョルカエフが決めてダメ押し。4:0。
そして試合終了。フランスとの力の差を見せ付けられた試合だった_| ̄|○
結局決勝は俺達を破ったフランスと準決勝でイタリアを破ったスペインで行われた。
3-2という点取り合戦の結果、ハットトリックのラウル擁するスペインが見事世界一の座に輝いた。
そしてラウルは世界を制したスペインのキャプテン。そして大会得点王に輝いたということで
バロンドールを受賞した。
いいなぁ、俺も欲しいなぁ(´・ω・`)
そして日本代表は解散。
色々あった今シーズンもやっと終了した。
ラツィオと代表での功績を認められてか、俺にはブラボー・アワードが送られた。
タイトルは全てインテルに阻止され、W杯でもフランス戦で屈辱的な大敗を喫する等
あまりいい思い出は無かったが最後の最後に個人賞を取れてその気持ちも少しやわらいだ。
まだまだ俺は若い。多分あと2,3回はW杯のチャンスはあるだろう。
全力で戦い、必ずや優勝してやると胸に誓った。
20歳 日本代表 4試合2ゴール
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日記が消滅して必死こいて書き直しましたよ。(;´Д`)
疲れた…。