と言っても、長男である主人と私、次男の弟と義妹、姪っ子夫婦と4歳の子供とささやかなもの。
子供達はみな、遠かったり用事があったりして欠席。
親戚は高齢のため呼ぶのも申し訳ないので声をかけなかった。
用意する物
お布施、ご本尊前(お堂の使用料)、御膳料
の3点セットと、お供のお菓子、法事の後に行くお墓参りの道具とお花。
そして、お寺での法事のあとは駅前のお寿司屋さんでお斎のお膳。近況を話して、来年の姑の七回忌の日程をお寺と相談して決めた。
弟の子供たちがお金を出し合ってアレンジをプレゼントしてくれた。仏壇に飾って欲しいと。
三回忌ということで、用意したのは
黄白の熨斗袋。お供えも同じ。
しかし、弟が持ってきたのは
黒白だった。
まあね、関西だけだというが。黄白の文化は。どっちでも良いっちゃ良いんですが。
ああ、ちがうな、と思う。
姑が、ふうん、どちらでもええけどね、と言いそうだ。
仏壇に向かっておばあちゃん、もういないんだねえ、と思う。蝋燭の火がゆらっとする。