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東京ワシントンクラブ

大人になったら「東京ワシントンクラブ」に行きたかった。ノーベル賞でも貰うつもりで頑張らなかったツケは、いつくるのだろう?

実は、イッセー尾形のファンです、そして楽しみな映画。

2006-07-25 18:38:29 | Weblog


そうなんです。
私は、随分と昔から、イッセー尾形のファンであります。
後援会にも、随分と昔から入らせていただいていております。

好きになったキッカケは、単純で。

大昔、ある女の子が私に「イッセー尾形に似てません?」という何気ない一言で。

それまで、別に意識していたわけじゃないのですが。
一度、芝居を観に行こうじゃないの?みたいになったのが始まりです。
元々、演劇とか、舞台を観に行くのが好きだったので。

一発でハマりましたね。
彼の演ずるキャラが、とても愛らしいのよ。
どうしようもなかったりするんだけど、とても憎めない。
当然、笑いもあるんだけど、憎しみや悲しみまでもが凝縮されて。

でも。
最後は、どうも突き放して笑い飛ばして、しみったれた感じを払拭しているあの感じが、とっても好感が持てちゃったりしています。

以降、だいたい年2回以上は、彼の舞台に足を運びます。
毎度毎度、新しいキャラクターにチャレンジしつつ、どんどんイッセー尾形自身も変わっていく様は、なかなか気持ちよいものです。

さて。
そういう彼が。

昭和天皇を素材にした映画に出演していました。
日本では公開が難しいといわれた、「太陽」というロシア映画です。


昭和天皇の役を、イッセー尾形が演じています。

そうなんですよ。
私自身、昭和天皇の人物像それ自体に興味深いので。
とっても見たかったんです。

それが、今年の8月、日本での上映が決まったそうです。
素晴らしい。

イッセー尾形 × 昭和天皇 という、私自身の2つの趣味の融合がどんな形になるのか、今から、楽しみでございます♪

さて。
イッセー尾形と僕が似ているかどうかは、多くの親しい友人たちが。
声が似ているとか、雰囲気が醸しているとか、彼の演じるキャラに出てきてもおかしくないんじゃない?とか、そういう風に言うので。
もしかしたら、本当に、似ているのかも?です。

そんな感じです。

炭鉱町の栄枯盛衰と復活劇

2006-07-24 20:30:29 | Weblog
□フラガールと言う映画

こんど、公開予定の映画に。
フラガール」というのがあるんです。

皆さんは、常磐ハワイアンセンターって、ご存知ですかね?
関東地方や東北地方の方だったら、結構知っていると思います。
今ではスパリゾートハワイアンズって名前に変わってしまいましたから。

実は、このフラガールと言う映画、この常磐ハワイアンセンターの誕生に関わるモチーフの映画なんです。


□実は、常磐炭鉱跡地の出身なんです。

なんでそこまで言うのかといいますと。
僕自身が、ここの土地の出身を公称しているということもあります。

と、いいますか。
正確には、高校時代しか住んでいなかったんですが。

今でも両親は、福島県いわき市に住んでいるし。
両親は、生粋のいわき育ちだし。
当然、双方の祖父母も、いわきの人なんです。

そして。
僕自身は、幼少の頃、田舎に帰る、といえば。
福島県はいわき市のことを指し、盆暮れ正月は必ずいわき市に行っていたし。
また、ハワイアンセンターに連れて行ってもらえるというだけで、ワクワクしたものです。

ただ。
映画「少年時代」のような風景は、このいわき市にはないんです。

福岡の筑豊炭田と同じ。
常磐炭鉱という、遅れた産業が廃墟と化しているような風景こそが、僕にとっての田舎の風景なんです。

選炭場の跡地、廃線跡、数々のボタ山、立ち入り禁止になった炭鉱施設跡、そんなのばかりが転がっているんです。
だから、田園風景なんか僕の田舎じゃないんですね。
そういう、廃墟こそが、田舎の心象風景なんです。

僕の両親は、やっぱり、炭鉱長屋で暮らしたような人たちですし、また親類縁者、まとめて何らかの炭鉱産業に関わっているような人たち。

それが閉山となるわけですから。
当時はいろいろあったんだと思います。
けれど、不思議とこの土地の人たちは、そういうところに感慨深いものって、何一つない、カラッとした人たちで。いい意味で、切替が早い人たちなんだと思います。

ですから。
僕のファンである井上陽水と言う人も、こう、炭鉱町で育ったわけですけど、僕自身はそういう現実の最盛期の風景をあまり知りませんが、どことなく、炭鉱の栄枯盛衰みたいなのはね、両親や祖父母を含め聞いているので、とてもよくわかるんです。というか、分かった気がしています。


□産業構造の転換

さて。
しかしながら。

炭鉱の閉山という一大事に。
常磐炭鉱という会社は、一大レジャーランドを建設しようってんだから、凄いことです。
何しろ、昭和30年代後半にはそういう構想をし、ハワイを日本に持ってこようとした。
僕自身は、東京ディズニーランドより遥か昔に、テーマパークを作り、そして大成功させた施設だと、前から思っていたんです。
だって、ディズニーランドはコピーですけど、常磐ハワイアンセンターは、完全オリジナルのテーマパークです。そんなのが、昭和40年代に完成していたんですから!!

今では、常磐炭鉱改め、常磐興産の主力事業のひとつに成長し。
また、福島県いわき市を象徴する観光施設にまで発展したんです。
それをモチーフにした映画というわけで、ちと嬉しい気分になっています。

個人的には。
常磐炭鉱跡地を追いかけて、廃線跡を調べないと、とはずーっと言い続けてたんですが。
さすがに最近、あちこち再開発してて。
昔は残っていた廃線跡が、跡形も無く消えている現状に、憂慮しているんです。
誰か、いわき市の廃線マニアの方、なんとか記録を残していてくれ!!という気持ちで一杯です。。。


ということで。
公開が楽しみでございます♪

こんな映画が存在するんだ?!「ジダン 神が愛した男」

2006-07-23 23:40:42 | 映画


内容の詳細はこちらに譲るとして。

ってか。
あらすじも何も無い。

ホントに、ジダンを一試合、丸ごと追ってるだけ。

でもでも。
なんとなく映画作品に仕上がっているだから凄いね。

告白しますと。
僕自身、サッカーのこと、何も知りません。

といいますか、サッカーって、見るよりやったほうが面白いような気がしてて。
野球とかだとね、文句言いながら、ああだこうだ、面白楽しく観戦出来るんですけど。

サッカーって、単純がゆえにね。
もう、イライラしちゃうのよね。

それと。
サッカーって日本の試合を軸に見ちゃうんですけど、正直、日本と欧州だったら、日本のサッカーって、下手くそにしか見えないのよ。ホント。
なんか、タマ蹴りしてるようにしか見えないのが、どうもつまらん。

# あ~、ここまで言っちゃうと、攻撃されそうだけど、ま、いっか。。。(-_-;)

で。
ジダンも、何も、知らないで見に行ってみました。
だって、あれだけジダンって凄い凄い言うから。

何も知らないで見に行って、何も知らない僕が何か感じれば、凄いんだろうなぁ、って。

正直、映画としてはいかがなもんだろ?とは思いましたが。
だって、ジダンという共通言語を共有しなきゃならない娯楽作品なんて。

と言うわけで、評点は★★です。

けどね。
ジダンの冷静なんだけど、突然、キレるボールさばきというか、そういう所作が美しいですね。マジメ。

だけど。
野球でもね、たとえば長嶋ばかりを追いかけててもつまらないわけで。
正直、試合全体を見たかったです。

純粋サッカーファンはサッカーファンで、別な感想、あるだろうな。
そっちをもっと見てみたいです、はい。

カンヌ映画祭での評価も、気になりますね。

平成のリメイク版「日本沈没」

2006-07-22 09:30:31 | 映画


内容の詳細はこちらに譲るとして。

全然、現代風にリメイクされてて良かったです。
CGも、CMでやってたのを見たときにはウルトラマンな特撮風であまり関心しなかったけど。
実際には、とても凝っていて、リアリティあって良かった。

ホント、実感として地震の危機がね、身近に感じられるし。
30年前の頃より、全然、鬼気迫る社会情勢だしね。

でもでも。
結局のところ、柴咲コウがカッコ良過ぎ!!
もう、惚れちゃいそう、ってか惚れてるし。>俺。(^^ゞ

評点は文句なく、★★★ですよ!!

突っ込みどころとして。
いったいぜんたい、あんな危機的でしかも極度の混乱状況の中、草くん、どうやって国内を縦横無尽に移動できるのか、甚だよくわかりませんでした。(笑)

昭和天皇の靖国観

2006-07-21 05:35:09 | 歴史
昭和天皇、A級戦犯合祀に不快感…宮内庁長官メモ (読売新聞) - goo ニュース


□前提

実は。
僕のこのブログでは、あまり時事ネタを扱わないというのを、ひとつのルールに設定してはいるのだけれども。

今回ばかりはその禁を破らせていただく。
なぜならば、歴史の中の昭和天皇の実像に迫るという趣味的なライフワークがある以上、この話題に触れないわけにはいかないからで。


□驚きもないメモ

さて。
昭和天皇の発言とされるこのメモだが。
その中身について、そうそう、世間が大騒ぎするような驚きもない。

そもそも。
昭和天皇の思考形態を追っていけば。
靖国神社とA級戦犯に対する考え方は、誰がどうみても、そういう発言に落ち着くのは明らかでなので。


□靖国問題の本質

靖国神社の参詣が結局問題となったのは。
A級戦犯の合祀以降であり、それまでは、昭和天皇をはじめとして、歴代の総理大臣も普通に参詣していた。

ただし。
A級戦犯合祀以降、昭和天皇は、靖国神社参詣を控えたのは事実。


□A級戦犯と国際法上のあいだ

国民感情論として、靖国問題についてガタガタ言うのは勝手ですけど。

国際法上の手続き論として。
敗戦国ニッポンが、極東軍事裁判を以って戦争責任が明らかにされ、その処断が行われた事実は、既に国際法上の取り決めであって、それが無効だ何だと騒ぐのはちゃんちゃらおかしい。

勝者の論理で執り行われた裁判であって、確かにおかしいのかもしれないが。
だったら、勝ってからモノを言いなさい、と言いたい。
負けたんですよ、わが国は。ちゃんとその現実を前提に話しを進めなきゃいけない。
勝てば官軍じゃございませんが、負けたら、何も出来ませんよ、ホント。
勘違いも甚だしい。

戦後補償や戦争の勝ち負けに関する一切の手続きが、サンフランシスコ平和条約や関係国との条約や宣言で日本と連合国とのあいだでは完了しているのに。

ガタガタと後から後から、謝れだ、カネくれだ、と言ってくるのとそんな変わらんのですよ。契約しているのに、後から後からバタバタ、そうじゃないんだ、というのは東洋人の悪い癖ですかね。


□戦後ニッポンの天皇制の大前提

ここで、国際政治上、戦争責任をA級戦犯以外に求めようとすると、昭和天皇の戦争責任を含め、も1回、戦犯を見つけなきゃならんのですわ。

戦後の象徴天皇制の大前提が狂うわけですが、日本の右寄りな思想のお持ちの方々はいいんですかね、そういうことで。

少なくとも、昭和天皇は、自らの存立基盤、つまりは象徴天皇制という基盤の存立のひとつの前提となった極東軍事裁判は否定しきれないことを抱えてたことは、十分わかっていたことです。

だから、A級戦犯が靖国に合祀された際、靖国参拝を控えるようになったんですよ。
別に政府が控えろ、と言ったからでも何でもなく、明らかに昭和天皇の国際外交センスから、マズイと直感しておられた。


□結論じみますが

結局のところ。
A級戦犯をどう政府として取り扱うのか、の問題です。

政府答弁の通り、過去かつてのあの戦争の一切の責任をA級戦犯に押し付けることで、戦後ニッポンの国際法上の大前提となっているわけで。
それが法理論でございます。

※それと国民感情としての話しは切り離さないとダメ。ごっちゃにすると色々と難癖つけてくる支那とか半島と変わらない。

それに。政教分離の大原則もある。
靖国神社が分祀できないのであれば、A級戦犯を政府として認めるような行動は慎むべきでしょうね。

結局、そういう話です。
一国民として、一議員としての信条で行動するのは構わないとは思いますが。

というのが。
僕自身の私見でございます。

高杉原作映画らしい手堅い作品「不撓不屈」

2006-07-20 07:21:03 | 映画


内容の詳細はこちらに譲るとして。

高杉良が原作の硬派な社会派ドラマ。
ともすると、TVドラマでも充分じゃね?とも思うのだが。

なかなか時代背景に沿った映像演出で、なかなかよかったです。
なにせ、1960年代の実話らしので。

国税当局から目をつけられ、散々、攻撃された実話。
国家権力が牙をむくと、そんなことになっちまうのか?!と驚くばかり。
実際、敗戦からそんなに時を経ていない時代。
また、世の中も高度経済成長の只中。

なにもかもが、流れに乗ってナンボの世界。

でもでも。
主人公が「中小企業のために」と、一所懸命になる姿は共感しました。
今も昔も、やっぱり日本経済の屋台骨は中小企業ですからね。

この国家権力に不撓不屈の精神で立ち向かう会計士・飯塚を熱演した滝田栄。
久々に見たが、やっぱ、いいですね。
オトナな紳士な役柄を120%演じきってます。

怒っても尚も、激昂せず、歯を食いしばる姿、さすがです。

評点は、★★★ですね。

突っ込みどころとしては。
鹿沼にお住まいなのに、あの、海のシーンは、何?
栃木県って、海、ありましたっけ?

でもでも。
滝田栄のドイツ語、素晴らしいです♪

HOHNER社「MARINE BAND」

2006-07-19 07:42:02 | 物欲
夏の物欲シリーズ、第一弾。

先日、銀座を散策中。
山野楽器にてブルースハープなる、ハーモニカを購入。

※そもそもブルースハープに「キー」で購入することすら知らなかったんです。とりあえず、基本中の基本だろ?!ってことで「C」で購入しておきましたが。

先日、Folk酒場Showaに、行ってきました。[参照]
お店はこちらです。

その残像が頭から離れなくて、ちょっとやってみたいなぁ、と。
フォークギターといえば、あとはブルースハープでしょ!!みたいなね。

僕は、ギターに関しては、大昔に、家の中でちょっとだけたしなむ程度で。
なにしろ、Fコードがまともに押さえられなかった時点で、まぁ、うまいヘタのレベルにすら達していない感じだったわけです。

つまり僕のモーリスなギターは。
ステージに上がっていたかつての頃合から。
アクセサリ的要素が非常に強かったわけで。(~_~;)

※学生の頃、ステージ上で歌のパフォーマンスしてましたのよ。。。(^^ゞ

さて。

でもでも。
簡単なコード進行のなら、まぁ、やってできなくもない。というわけで。

井上陽水の「いつのまにか少女は」を夏の課題に。
そう、あのブルースハープをやってみようかな、と。

最近では、持田香織がカバーしましたね。陽水のギターとブルースハープな演奏で。

いつのまにか少女は (CCCD)
持田香織 produced by 井上陽水, 持田香織, 井上陽水, 星勝
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ

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僕自身、ハーモニカなんて、幼稚園以来やってないけど。
意外に、覚えてるもので。
適当に、単音調で簡単な童謡とかならサラッといけましたわ。

けど、ブルース調なんて、全然無理。
まぁ、教則本も買ったので、気長にやります。

考えてみたら「G線上のアリア」なんてのを、ブルース調で出来たら、格好いいんじゃない?とか思えてきた。(笑)

山奥にでもクルマで散策に行きつつ。
渓流でスイカでも冷やしながら。
ブルースハープの練習なんて、気持ち良さそう♪

美し過ぎるアクション映画「ウルトラヴァイオレット」

2006-07-18 07:23:19 | 映画
公開してしばらく経っていたので、上映中の映画館を探すのが大変でした。
幸い、銀座に用事もあったので、銀座の東映会館にて劇場鑑賞でした。



内容の詳細はこちらに譲るとして。

美し過ぎるアクション。
ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の、その美しい肢体が乱舞します。
『イーオン・フラックス』チックな内容で、まぁ、ストーリーもSFチックというより、ゲームみたいな感じだった。

評点は★★★ですね。
スピード感があって、ダラダラした説明もないし。
楽しめました。

ロケが上海というのも、なんだか、時代かな。
「惑星ソラリス」だったかな、昔、ソ連で作られたSF映画に、東京の首都高がロケに使われたってやつ。

時代の先端を行く街がSFの舞台になりやすい、という査証のようですね。

近代史好きには興味そそられる「バルトの楽園」

2006-07-17 09:47:34 | 映画


内容の詳細はこちらに譲るとして。

ちょっと前にこんなネタを書いてみました。

つまり、日本陸軍が、かつてドイツ贔屓がひどく、第一次世界大戦当時、英国と同盟関係にあったにもかかわらず、同盟国である英国に疑われても仕方がないような言動があったと。
これが、この坂東の収容所のことなのかどうかはわかりませんが、そういうのとは関係なく。

個人的に、やはり当時ドイツ軍の捕虜たちの収容所がかつてあった土地に住んでいるので、そういう日本における「第九」の初演が、ドイツ人捕虜たちによるものである、というようなことは、なんとなく耳にして知っていたので。
とにかく公開が楽しみでした。

この映画は面白かったし、良かった、泣けました。
やっぱりラストの「第九」は泣けます。

ポイントはいくつかありますが。
マツケン演じる松山所長の会津出身という、当時の軍部での差別対象となった賊軍出身という出自。これがために、寛大な心で捕虜を信用し・・・みたいなのがモチベーションとして語られます。
個人的に、賊軍贔屓なので、無条件に、単純にここで心打たれちゃいますね。

なかなか、良かったです。はい。

ただし。
歴史的な検証として、実際、本当にドイツ贔屓思想が背景にあったんじゃないの?という疑いは残るし、あまりに美談が強調されすぎてますので、負の部分も検証は必要でしょう。

けどけど。
映画はドキュメンタリーではなく、やはり娯楽性追求のものですから。
そんなことを考えなくても、ぜんぜん良いのです。

評点は、文句なしの満点★★★です。

暴れん坊将軍の女お庭番だった高島礼子。
それが、今では、暴れん坊将軍なマツケンの妻役。
大出世しましたわね♪

それから。
とてもとても、日本人俳優陣のドイツ語の頑張りがね、凄いです。
むかしは、意味はともかく、それでもなんとなく単語は聞き取れたドイツ語でしたが、全然、ダメでした。(笑)
だって、ずいぶんとドイツ語、聞いてなかったもんなぁ。。。(~_~;)

堂々の冒険活劇映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」

2006-07-16 23:31:16 | 映画


内容の詳細はこちらに譲るとして。

実は前作を観ていない、たわけものです。

でも。
楽しめました。かなり。

ずーっと飽きさせないストーリー展開で、劇場鑑賞に堪えうる作品かと。
単純明快な分かりやすいストーリー展開な割りに、人間の心模様を織り交ぜて。
なかなかの作品じゃないですかね。

ジョニー・ディップの好演がやっぱり光りますね。
ジャック・スパロウ役は、彼じゃないと無理!!みたいな感じです。

評点は、★★★です。

エンディングロールの最後のヲチ。
なかなかようござんした♪

阿川弘之「井上成美」新潮文庫

2006-07-15 10:49:40 | 歴史
井上成美

新潮社

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阿川弘之の海軍提督3部作のひとつ。
いわば、海軍左派トリオと言われた、米内光政、山本五十六、井上成美を中心とした物語の1部を占める作品。

物語の中心は、やはり三国同盟締結阻止から終戦に至る苦闘を中心に描かれます。
しかし。物語は、敗戦後、隠棲したその姿も丹念に追い、最後の海軍大将が戦後日本に対し続けた姿勢と、日本の行く末に対する所見も垣間見えて、非常に良かったです。

個人的に。
最後の海軍大将、そして。徹底した非戦派リベラリスト。という情報は以前より知っていたのですが。
この阿川による井上論とも言うべき小説に触れ。かなり、尊敬申し上げた次第。

シャープな三角定規と評された明晰な頭脳。
徹底したリベラリストであり、またラディカルな信条の持ち主。
時として、過激ともいえる批判の数々。
よくぞ、日本的なる組織社会で、生き残れたものだと、逆に感心します。
井上のような精神が、海軍のみならず、陸軍にも多少なりともひとつの勢力としてあったのなら、本当に日本は道を誤らなかったのではないか、と思います。

かといって。
時折、垣間見せる深い深い情に熱い側面も、その不器用さが格好良く見えます。
とてもとても、ジェントルマンな方ですね。

盛夏、どうしようもなく暑い中でも、糊の効いた純白の第二種軍装に汗ひとつぬぐわずに身を包むお姿、その生き様から容易に想像できます。

最近。
僕自身も、仕事中の身なりは、この海軍の伝統墨守ではございませんが、とても気を払うようになりました。

さて。
阿川による米内伝のときと同様、井上の性格が、どのように形作られたのか、むしろ幼年期から青年期にかけての井上自身にも興味がありますが、やはり、それはそれで、別の書物で対応すべきなんでしょうね。

やはり。
米内-山本-井上という海軍トリオが、海軍の良心を具現化したのは間違いないでしょう。

井上は敗戦直後に言い放ちます。
敗戦の原因を徹底的に追究して、後世の糧にしなさいと。

僕らはかつての戦争の多大な犠牲の上にあぐらをかいているわけで、戦史研究も含め、その犠牲者の恩顧に報いるためにも、歴史は尚も掘り返し、研究し続けるしかないのかな、と。

思い至る次第です。

訪問!!「Folk 酒場 Showa」

2006-07-14 18:23:26 | Weblog
あんまり、mixiの日記と被るのを避けていたのですが。
今日は勘弁。ってことで。

東京神田にある「Folk 酒場 Showa」という店。
これに行ってきたのですが。

素晴らしいです。
1970年代の日本のフォークシーンをこよなく愛するものにとっては、至福の酒場です。

ふつーのおっさんが、ギター抱えて唄ってるんですよ、ステージで。
かわるがわる。

で。
誰かベースやんない?とか。誰かギターやらない?とか。
じゃ、おれドラムやる、とか。
即席でバンド編成になっちゃうんですよ、客同士で編成して。

凄過ぎ!!
しかも、みなさん、うまい!!
そして、かっこいい!!

そう、弾き語りで井上陽水が唄えるんですよ!!
ま、僕はギター、弾けないんですけど。(笑)

ブルースハープ、やってみたい気になりました。

お店はとても狭いですが。
あれくらいじゃないと、みなが歌えないでしょう。ね。
お店の方が、頃合を見計らって、そろそろ順番ですけど、と声を掛けてくださる。
で、やるやらないの判断ができます。

すいません、僕は気圧されて出来ませんでしたが。
次、やります。がんばって唄います。

「いつのまにか少女は」をやります。(え?)
ブルースハープ、それまでに上手に吹ければ、いいな♪(マジで?)

栗田ひろみ主演作品「放課後」

2006-07-13 00:27:08 | DVD
放課後

東宝

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この作品。
井上陽水の初めてのヒットとなる「夢の中へ」が主題歌の映画です。
実は、「夢の中へ」は。この映画の為に作られた曲です。

映画自体は、そんなに話題になることもなく、忘れ去られましたが。
「夢の中へ」自体は、名古屋のラジオ局から話題が広がり、独自にヒット路線を邁進、井上陽水として初めてのヒット曲となりました。

だけど。
この曲と、映画「放課後」はまったくマッチしていません。
むしろ、挿入歌として流れる「いつのまにか少女は」の方が、素晴らしくマッチしています。

シングル「夢の中へ」のB面が「いつのまにか少女は」でした。
陽水自身も、「いつのまにか少女は」について、主演する栗田ひろみ、そのひとをイメージして書いたといわれています。

さて、この作品。
多感な高校生である主人公。これが伝説のアイドルといわれた栗田ひろみです。
僕自身は、ぜんぜん知りませんでした。
ただ、陽水ファンなので、放課後という映画の主演女優・栗田ひろみとしての名前を知っていたくらいです。

その主人公、隣に住む若夫婦の旦那さんに恋する、というもの。
若夫婦の夫に、地井武男。妻に宮本信子。これが双方、若い!!
そりゃ、そうだ。

で、特段、どうってこともないストーリーなのですが。
ちょっとした、小悪魔的な感じで、この夫婦に対するイライラを、女子高生役である栗田が、さらりと演じるわけです。

----------
いつのまにか 愛を使うことを知り
知らず知らず 恋とあそぶ人になる
だけど 春の短さを 誰も知らない
君の笑顔は 悲しいくらい 大人になった
----------

「いつのまにか少女は」の歌詞、そのまんまの雰囲気ね。
なんとなく。

細かい笑いが満載「トリック劇場版2」

2006-07-12 23:12:31 | 映画


内容の詳細はこちらに譲るとして。

最初から、なんとなくヲチは見えていたので、あれですが。

でもまぁ。
最初から最後まで、ギャグちっくな内容でいいですね。
前作も、テレビシリーズも知らないんですけど。

素直に笑ってみてました。

細かい笑いも多い。
選挙ポスターとかね、丹念に見てるといろいろネタ満載。
大仁田議員まで、議員として出てくるし。

評点は、★★です♪

面白いんだけどね。
そういう気分じゃなかったのか。
かなり、あちおちで、寝てしまってました。はい。

テレビドラマっぽい映画「デスノート 前編」

2006-07-11 20:09:00 | 映画


内容の詳細はこちらに譲るとして。


僕自身は原作、知らないのですが。
楽しめました。面白かったっす。

なんか、デスノートを使い出して。
正義を振りかざす主人公が微妙に変化していく様は、なかなかようござんした。

結果は、後編へ・・・ということで。
う~ん、じれったい!!

細かい突っ込みどころとして。
将来の警視総監って、司法試験合格してなるもんなんですか?

とか。

警視庁の捜査に、警察庁長官が指揮すること、ないっすよねぇ。

とか。

そういうところには目を瞑れば。

評点は、★★★です♪


でも。
なんか作り自体はとてもドラマ染みてて。
途中、何箇所か寝てました。ま、それでもストーリーつかめるし、面白いし。
日テレの、フジへの対抗、そうだなぁ、「踊る大捜査線」への対抗意識があるのかしらね。
そんな感じがしました。前後編にわける映画興行って意味では。

※ ちなみに、同姓同名に関しては、クリアですよ。顔を覚えてないと効果がないので。