おやじは何歳から？

来月39歳になります。同年代のやつらも、ちらほら「おやじ」と呼ばれだした。40代ももう目前だ。自分自身、考えてることは中学時代と何ら変わらないのに、結婚もし、子供も出来、マンションも買い、とどう見ても立派な「おやじ」としての道を歩いている。。でも、中学のときに39歳の人っておやじにしか見えなかったもんなぁ。同年代のプロ野球選手はほとんど引退してるしね。この先人生下り坂、とか考えるといやになっちゃうよね。でも、こういうことを考えてること自体が「おやじ」の呪縛に引きずり込まれていると言えるのではないか。

人は誰しも歳をとり、変化していく。でも、１0代→20代、20代→30代の時とは違う変化が30代→40代にはあるような気がする。あと、変化のベクトル(すっごいおやじくさい人とそうでない人の差）も大きい気がする。僕自身は見た目が若く(30前後に見られることが多い）、自分自身がだっさいおやじになるなどとは夢にも思っていないがちょっと心配になってきたかも。

最近、中谷彰宏の『40代でしなければならない50のこと』という本を読みました。この人、『面達』シリーズで有名な人で、はっきり言って今まで嫌いでした。容姿も良く、アタマよさそうだし、何か嫌味な感じがするからかな。でも何故かこの本を買ってしまい、一気に読みました。というか、一気に読めるような分量なんですが。はっきり言って面白かったです。単純なんで、中谷ファンになってしまいました。ホント単純。でも、生きる力が湧くというか、元気が出る本でした。適度に馬鹿馬鹿しいし。それ以来、大げさではなく人生観が変わり世界が違った色で見えるようになりました。ホントびっくり。今まで、灰色の人生だったわけでは全く無いんですが、さらに明るさが増した感じ。おかげで素晴らしい40代を迎えられる気がする今日この頃です。