昨日、デジカメを持っていくのを忘れたので、今回参加したやきもの入門で作った作品の写真を家で撮ることになりました・・・
置物です。そう・・・どこかで見たことのある犬です。・・・トチです。
別の角度からも見てみましょう。
実はまだこの作品は完成したわけではないのです。目も鼻もありません。時間がなかったので、白い部分の色づけだけして、素焼きまでしかできませんでした。でも、なんだか温かみがあって、このままでもいいんじゃないかと思えるほどなんです。というか・・・受講者の方々にも言われたんですが、かえって目を入れないほうが、イメージを崩さなくていいのでは?と。目って大事ですよね。目がおかしくなったら、トチじゃなくなる。でも、これはトチなんです。せめて鼻は黒っぽく塗ろうかと思っているのですが、目はまだ思案中。今回のコースは昨日で全7回が終わりましたが、また冬に同じやきもの入門が開催されます。そのときにもまた参加して、今回出来なかったことに挑戦してみたいなあと思っているのです。
こうして、トチをモデルに作れたのも・・・
自分の家の犬を連れて行ってよかったからなんです。
そもそもそんなところに惹かれて行く事にしたのですが・・・。
自分の母校(大学)に、自分の愛犬とともに行けるなんて、ワクワクするんです。
先生はおともだちのダンナさま。
これがまたステキな先生でですね・・・私がこの先生に美術とかを教わっていたら、学生時代の成績はもうちょっと良かったんじゃないかなと思うのです。
他の受講者の方も言っておられましたが、受講者が望むもの、本人が作りたいものを作らせてくれるのが、この講座の魅力です。『花器を作りましょう』とか、『今日は食器を作りましょう』とかではないんですね。
モデルさんにも来てもらっていたので、人物像(立像)を作った方もおられれば、蚊取り線香立てを作った方もおられるし、家の表札や花器、変わったところでは兜など!先生はひとりひとりが作りたいものに合わせて要所要所でアドバイスを下さるんですね。私はこのトチの置物はデッサンから教わりました。デッサンて!?なんて最初は思ったけれど、デッサンの基礎を教えていただいたおかげで、犬の体、骨格を意識できるようになりました。モデルなしの適当な犬ならともかく、トチを作りたかった私は、出来る限り体の部分部分を忠実に作りたかったので、今回のご指導は本当にありがたかったです。
そして、これまたありがたいことに、『同じ犬でも違う姿勢とか、焼き方を替えるとか(今度は本焼きまで)したら面白いのでは?』という助言を先生だけでなく、受講者の方からもいただき、あつかましくまた冬にも犬連れで通わせてもらうつもりでいてます。
そうそう、他に作ったものといえば・・・今回のメインは実はこっちでした。
トチとナラの足型を取ったフードボウルです。トチとナラには粘土に前肢の肉球をペッタンコしてもらいました。左の青っぽく色をつけたのがトチ、右のピンクがナラです。とてもいい記念になりました。使うのもったいないけど・・・割らないように気をつけて使うことにします。まだ画像のないのがもうひとつあるのですが、それはいずれまた・・・
ワンコがいながら、やきものが出来るなんて、これもまたひとつのワンコライフの楽しみ方かなと思います。こっちが制作に夢中になっている間は待っていてもらわにゃあなりませんが、ワンコも参加してやきものができる・・・これって本当に楽しくてありがたいことだなあと感じています。
参加していくうちに段々欲が出てきてですね・・・
今度はワンコだけでなく、亀なんて連れてっていいかしら、なんて思ったり(もちろん、モデルとしてですよ~)・・・とてもとても自分には無理だと思っているけれど、人物像に挑戦してみたいなとも思ったり・・・今からすごく期待が膨らんでいるんです。
興味を持たれた方は
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