学生時代ヤンキーで今は現役ナースです

ナースの雅(みやび)です
学生時代のやんちゃな激動の日々を書いた
100%ノンフィクション記事です。

A高下剋上(1)

2022-10-02 14:32:18 | 日記
気ままな高校生活も
2年目に入った。

変わった事と言えば
3年が居なくなったとたんに
今まで
居るのか居ないのかわからない位
静かだった1コ上の学年が
急にいきがりだした事。

一番上になったから
一番偉くなったと勘違いしだした。

私達に
ちょっかいを出さずにいれば
お互い平和だったのに
私のクラスメイトを
ひとりひとり3年教室に呼び出してきた。

『あらあら先輩方。
眠っている子羊を起こしてはいけませんよ』

そんなある日
クラスメイトの光が
「みやび一緒に行って」と
言ってきた。

(みんなひとりで行ってるんだから
ひとりで行きなよ)と一瞬思ったけど
一緒に3年教室に行った。

呼び出していないはずの
私が来たのを見て
3年教室の雰囲気が一瞬変わった。

その中から
名前も顔も知らない3年が
「私は○○連合の孫だから」と言った。

(確か高校生のお孫さんは
いないはず)
頭で考えてから私は
「へ~そうなんだー」と言った。

3年の先輩方は
驚かず、
ひるまない私に
その後の言葉が続かなかった。

その日から私達は
その3年の事を
「まご」と呼ぶ様になった。

心地良い高1空間

2022-10-02 13:50:53 | 日記
気ままな高1生活は
誰からも干渉される事なく
やりたい放題の日々を送っていた。

3年の先輩は
それなりに怖そうな人もいたけど、
中学の時のように
呼び出しを受けるわけでもなかったし、
先生からの
押さえつける様な指導もなかった。

クラスの中は女子ばかりだったけど
ベタベタする事もなく
逆に、未だに一言も
話した事がない人もいるような
そんな関係だったので、
同じクラスという
変な仲間意識や
女子特有の仲良し関係という
面倒なものが私の高1空間には
全くなかった。

それが
私にとっては心地良かった。

今思うと不思議なくらい
自由な日々だった。