サブプライムローン破綻の影響で・・・

最近、株価の下落やガソリンの値上げ、
物価の上昇が続いています。

これらの現象は、
日本のメディアによって
しばしば
アメリカのサブプライムローンの破綻と
結び付けられ報道されています。

「サブプライムローンの破綻の影響で
投資家マネーが原油取引に流れ、
ガソリン価格が上昇している。」

「サブプライムローンの破綻の影響で
損失を受けた投資家たちが、
その損失を補填するために日本の会社の株を売りに回ったので、
株価が下落している。」
などなど。

先日、ロスに滞在していた際、
このガソリン価格とサブプライム破綻の関係を
アメリカ人の友人に話したところ

「一体、何の話？
アメリカでは、サブプライムローンの破綻と
ガソリンの値段の関係なんて、
全く報道されていないヨ。
もし本当に関係があるなら驚きだ！」
と言われました。

このことを知ってから
日本の報道が、
「サブプライムローンの影響で・・・」
って言葉を、
やたらと何にでも使っていることに気が付いた。
何かしらの政治的意図が働いているのか・・・
実際、これらの報道は
どれくらい信憑性のあるものなんだろう？