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八丈島の情報や出来事。私の気ままな日常をたくさんの写真で紹介しています。写真の撮り方や料理などのご案内も行います。

こういうのを傷に塩を塗るっていうんじゃないのかな

2019-09-15 14:37:41 | わたくしごと
情報が少なくお暑い中、お見舞い申し上げます。
千葉や伊豆大島の災害などを何も知らないまま台風翌日(首都圏電車パニック翌日)の10日に仕事で印西市、成田空港方面に伺いました。
すると情報すらままならず。
遅延し続けている電車の時間すらネット不振で調べられず。
スマホは驚くほどの勢いで電池を喰い(-_-#)、7、8回充電できる予備バッテリー二台持ちも垂れ流し。
なぜ繋がらないのかその理由もわからず、北総線の『調整中』の文字を指差しながら外国人の方が慌てている様子を近くで感じ、皆さんの大変さを知りました。そしてかなりの時間、遅刻しました。

ようやく聞こえたラジオには『内閣改造』の情報ばかりで。
たまに流れる災害情報では『翌日には復旧見込み』『翌日には』『翌日には』と情報が出され、寧ろその情報の方が罪でした。

冬と違い、水の消費が多く『いつまでかかるのかわからないから念のため』と長時間列に並ばれた皆さま。どうか体調を崩されませんようお祈り致します。

防災アドバイザーという立場の方が『災害をなめている』『災害を受ける側の考え方が甘い』『以前の災害の方が酷かった』『うちの方が酷かった』『数日分の水の準備もしていないのか』というネットでの発言が出ていて、心を痛めている方もおられるかと思いますが、そういう方に限って、テレビを写メして説教するという低レベルっぷり。どの災害も、どんな状態もいつも大変です。

被害者が出ている状態で『準備もしていないの?!』と発言して傷付けている方の意図と意味が私には本当にわかりません。

差はあれども各々してますよ。馬鹿じゃないの。

千葉に住む、同じ島出身の人たちにようやく連絡が取れた昨日、「『お風呂に水』もためておいたし『ペットボトル飲み水』は空けるとすぐ腐った感じになった。温かい食べ物とかどうでもよく、ガソリンとATM、『人から介して聞く情報』が大事で、人が集まっているところに通っている」と言っていました。

東日本大震災から2年くらい経った頃、埼玉県加須に避難された被災地の方に『あなたはねぇ、帰ればお母さんがいるんだろうけどねぇ!』と言われて『もう随分前に亡くなっています』と口答えをしてしまったことがあります。
今でも悔やんでいます。
すると『震災?震災?』と仰るので『違います。二十歳くらいの頃病死です』と言うと『なーーんだ。私なんかね。八十過ぎの母を震災で亡くしたのよっっっ!』と怒られました。『ん?!』と不思議な何とも言えない感じがしましたが、皆さん、周りの気持ちを考えられないほど大変なんだ。『そうですね』とお話しして、またゆっくりお話しが出来るくらいになったら、別の機会にお目にかかることが出来たら良いなと思いました。

国ごとや、都道府県ごと、市町村ごと、ひとりひとり、災害について反省して、私たちはただお見舞いを伝えて、また一緒に前を向くだけです。

一日も早い復旧と笑顔が戻りますように。
そして今は『震災なめるなよ』なんて説教しなくて良いから。
ただ一緒に生きていきましょうよ。
って思います。

今日が母親の命日だからかしら?
思っていることを言ってみました。違うご意見があって当然です。でも一緒にできる限り楽しく生きて行きましょう。って思うのです。

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