破片

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DV

2019-05-14 20:31:40 | 日記
治療が終盤になって来ると華の性格が変化して行きました。直ぐ泣いたりしました。今まで怒る事が無かったのにイライラしたりしていました。普通の人っぽくなって来たという事です。
高校生の時に感じた生意気な雰囲気も出て来ました。可愛いと思う時もありました。可愛いんだけど生意気なので苛めて踏み潰したくなる様な変な感じがありました。甘え方も少し度を超えていて仕事で遅くなってこっちが疲れていようが抱き付いて来て「今すぐして」という感じでした。可愛いんだけど五月蠅いと思う時がありました。軽く突き放すと、突き放すっていうのは言葉でも態度でも動作でも。華はまた世が終わったかの様に泣きました。突き放す動作は殆ど軽くなのに華が壁にぶつかって痣になったり床に転んだりもしました。それはDVと言われたら言い訳出来ないと思うので謝罪します。痩せ過ぎていると力が入らず倒れるのを分かってて腕を掴んだり、華の身体を押しやったのは事実です。

治療前や治療途中の感情が安定していないけれど感情が少なくて生きた人形の感じで邪魔にならずに笑ったりしてて、本当に好きな時間にやりたい様にやれるのと話を笑って聞いていてくれたり目を反らす事が無く絶妙な相槌を打ってくれたりするのも、華のする話も楽しくそれだけで満足だったのが、母や妹や他の女の様に我儘や不機嫌を次第に表す様になって来た感じでした。その事に焦りの様な恐怖の様な思いを持ちました。

華をバルコニーに出したのがDVになるとは思っていませんでした。妹が親に悪い事をすると出されていたのでそのまま同じで教育でやりました。前に付き合っていた人にもやった事があります。交際相手や結婚相手に教育する事は自然と思っていました。今も自然だと思っています。

婦人科で注意を受けた様な内容の事は全部その時の華に希望された事です。不思議なのは華のHPを読むと「早く終わらないかな」とか「何でこんな事やっているんだろう」という様な表記がある所です。高良のブログの告解では「苦痛を望む人格と実際に苦痛を味わう人格が違う」とあります。高良よりは華の各人格と話して来たつもりです。華の各人格に騙されたとまで言いませんが身体が華なので気を付けてはいたんですが、高良に断罪された事は公の判断に等しいか等しいまで行かなくとも近しいのだろうから謝罪するしかありません。華には、でも謝ったら華は困っていました。「わからない、謝らないで」と言われました。それは華の癌の手術前でまだ会え話せていた時期でした。

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