転居

華と高良と子供が今いる住居の付近に転居する事になりました。高良から出た話です。七月予定です。
「面会日を守る事」「経済的に管理する為」「実家から切り離す為」「精神的に不安定な際に第一報を」という事でした。
面会日とは華との面会です。経済的管理は賃貸料や引越し費用の他に生活費だと思います。高良が負担する事で有無を言わせないつもりだと思います。高良は今までも多方面で金銭的に肩代わりしてくれましたが、善意からではないと言っていました。
実家とはつまり父の事だと思います。母と妹とはもう長く話していないし会っていないので、父からも疎遠にするのが目的なんだろうと思います。
精神的に不安定な訳ではないのですが高良がそう言うのならそうしておきます。華に連絡せず高良に連絡しろと言う事です。
別に高良に反逆するつもりはありません。反逆しても無駄なのでしません。定期的に華に確実に会えるので満足です。

人形

高良が持って来た人形は物体でしかありませんでした。高良が購入しただけあってクオリティは高いです。
華には見せていません。目の毒だと思うから見せません。
廃棄が難しい様なので家に置いてあります。最近は華に会う機会が増えたので人形は尚見なくなりました。家にあるのが夜は少し不気味な感じすら覚えます。
多分高良の方が人形愛好者です。理性でやらないだけで華がもしいない世界に今生きてたら抱いて寝るくらいはすると思います。私が同じだと思われた事が不快です。

無題

ご一読下さり感謝します。書き加える必要が出て来たらまた書き連ねます。読んで下さった方は殆ど華と高良の占い館を知っている方々だと思います。高良の事は友人と思っていますが嫌いでも好きでもありません。以前は尊敬が有りました。今は機械ではなく同じ人間だと分かりました。華はああした女で今後とも変わる事もなく華が悪い何かを、私や高良に振り撒いたというのではありません。勝手に高良にしても私にしても華に固執しています。救いが有る気がして惹かれて行き実際に救いはもたらされたと思います。まだ救いの続きを求めています。
ありがとうございました。

これから

期待する事は何も無いのですが華には定期的に会いたいと思っています。時々でいい時々、頻度を望むのは過ぎた期待だと思っています。希望を出しておくと絶望する事になるのでしませんが一ヶ月に一度は。他はメールかLINEが有れば。それも過度だと高良が言うにしてもお互い譲歩してこの現状を今維持してるはずです。
生きるのが辛いと思った事は無かったのですが辛いと言っている人の気持ちは分かる様になりました。
生きるのに理由をつけた事も無かったのですが理由をつける様に今はなりました。
他には何も期待しません。期待しない様にと望んでも期待が出て来ます。人生と生きる事に理由は他につけません。華に会いたい、会えるなら生きられます。これを高良が分からない訳がないので会えない事が叶わない事は無いと思っています。
起きて食べて仕事して排泄と入浴があって寝てそれだけです。仕事の達成感もありません。どんなに努力しようと高良には勝てません。高良の社会的地位は覆せません。高良をどんなに挑発しようが殺人罪を犯す訳がないので殺してもくれないだろうから。殺してくれるんだったらまだ高良は親切です。

生きて苦しめと言われた事があります。だが高良も「告解」としている以上は華を取って行ったのは罪だと思っています。そもそもこれはどちらが奪ったの話かどうなのか分かりません。華がその時期は高良といて他の時期は私といてまた高良と今いるだけで、華が選んでるだけの事です。
高良こそ生きて罪を償えばいいと思います。罪の意識が深いのは高良です。高良は臆病だとも思います。華が死に近くなればああやって怯えるしかありません。可哀相だと思うくらいですが高良には嫌味としか取られないだろうから面と向かっては言いません。
華の後を追う事も高良は多分出来ません。私には家族の枷も無いので華の後を追える幸福は有ります。

高良に不利になりそうな遺書を作ってみた事があります。まだ捨てていません。こんな物は孔が見るからに空いていて言い訳が楽に立つし逆に高良に有利になりかねないし法的な抜け道なんかは、直ぐに作れるだろうと思います。
この命は軽いのでどうでもいいから今でも死んでもいいと思いますが、華がどうなるか分からないから自殺に挑むのは止めておきます。

晴れた日も曇っている日も怠さを感じます。雨と雪の日はやや気楽に感じます。薄暗い部屋が好きだった華がいる様な気がしたり華の気配を感じます。夜も少し気が楽に感じるのは夢を毎日見るからです。ずっと寝ていたら楽だと思いますが働かない状態は高良に経済的・心理的にも支配される状態なので働きます。
近くに華がいて会おうとすれば会えるから元気にしてるなら、それでもいいと思ったりもします。子供にもそう思う様にしています。
けれど会いたいので生きようとします。

友人関係

高良とはまだ友人と思っています。かなりの歪み切った友情ですが友人としか表し様がないのでそう言います。

高良の告解のブログ内にあった「復讐」には嫌悪感や怒りが無かった訳ではありません。といっても殺意だの憎しみだのが芽生えたかと聞かれれば芽生える事は無かったと答えられます。
何で華との行為の記録を見せたのか最初に考え納得出来る理由を見付けたので、これがもし逆の立場なら同じになると思い高良のしている事は陰険で下らないとも思いましたが有りか無しかで言われたら有りなので。
けど高良が手を下すというか分かり易い単語を出して済みませんが、射精を手助けする行為は意味不明でした、あの時期は両手足が完全に稼働する状態でなかったですが歩くのは一苦労にしても動く事は一通り出来ました。高良はそれも知っててご丁寧に鑑賞させる前にこの両手足を縛ってから見せて来ました。そういう趣味趣向でこの状況も撮影しているのかと思いました。状況は状況としてこれを記録していて華に見せられたら嫌だと思いました。
だから高良がブログの告解で書いていた更に上を行く復讐とされるのは、手でなく口でされたりだとかそれを華に見せられたりする事です。高良は絶対に嫌な事は死んでもやらないので今後もしないと思います。華に見せるのは華に害なのでやはりしないと思います。

半分以上本気の冗談で二人で飲みながらスワッピングの計画、スワッピングまででなくても３Pの話はしていた時期があったのと低俗な話も下品な話もゲイの世界がどうとかも何でも話していたので、高良は試しで遊んでいると思ったりしました。暴言や乱暴な動作が無く普段通り話し掛けて来たので怒りの感情が滲んでやった事に見えませんでした。
復讐だったのかと後でやっぱりそうだったのかとブログを見て改めてでなくやっと、嫌悪感が来た様な感じでした。嫌悪感も少し表現が正しくなく密かに傷付いた感じだけが有りました。あれが遊びだったならそれでもう遊びという事にし忘れますが復讐だったと書かれていたので、それで忘れられなくなったのが事の次第です。

毎月高良から振り込まれるお金は意味が分からないので使いませんでした。慰謝料は三百程度なら分かります。慰謝料にしては多いからでした。
一年以上経ってから「なぜ使わないのか」聞かれました。使っていいか聞き返したら高良は「使っていい」と答えました。人をいたぶってる様な目線だったのでここでようやく初めて、これも復讐なのかどうか疑惑が沸きました。父に家を助けて欲しいと言われ丸々貸した形ですが返って来ないと思っています。