たんこぶ

学校から携帯に連絡が入った。休憩時間中、ちびが体育館横で誰かにぶつかってこられた勢いで転倒して、コンクリートに頭をぶつけて病院に運ばれたとのこと。

その瞬間頭に浮かぶのは、頭から血を流しているようななぜか最悪の状況で、まったく気が動転してしまう。
全てのことを中断して、タクシーで病院へ。

どこ、どこ、どこに行けばちびはいる？？？

先に外科の受付に行ってしまって、状況を話したら、入り口の新患受付で確認するように・・・って、言われてしまった。そりゃあ、そうよね。失態。

で、救急にいることがわかり、案内してもらったら、待合室のソファにちょこんと座っているちびがいた。頭を氷嚢で冷やしてる。

私の顔を見たとたん、目からぽろぽろ涙が出てきて、泣き始めたちび。
きっと本人もびっくりして、何がなんだかわからなくて不安だったんだと思う。
もちろん保健室の先生も付き添ってくれていたんだけど。

CTも撮っていただいて確認してもらい、結局、大きなこぶをつくっただけで、大事には至らなかった。よかった、よかった。

あ～、もう、私の寿命は確実に縮んだ気がする1日でした。