3DCG備忘禄

自分へ向けた3DCG関連の覚書きです。

SubstancePainter テクスチャを投影(projection)する

2021-06-05 18:49:39 | SubstancePainter
デザイン画像をそのまま貼り付けて使いたいときありますよね。
今回は看板の盤面に画像を貼り付けてみます。

こんな看板を想定してみました。看板部分に画像をprojectionで張り付けます。



①テクスチャデータをShelfタブ内にドラッグ&ドロップ



②プルダウンメニューから「texure」選択。



③今回はこのプロジェクトだけで使用する予定なので2番目の「project.....」を選択。



④Fillレイヤーなどを作成してBase Colorにインポートされたテクスチャをドラッグ&ドロップします。



⑤作成したFillLayerに Add Black Mask を追加して、Add paint で適用したいメッシュを白で塗りつぶします。
(Add paint を使わずに直接maskを塗ってもOK)



⑥今回は投影したいので projection タイプを Planer projection にします。


※「Q」を押すとプロジェクションのマニュピレーターが表示されます。(もう一度「Q」を押すと非表示に。)



⑦今回のテクスチャの縦横比は「1:4」として作成したものなので、その縦横比になるように Scale 値を調整します。









MAYA バインド後の編集について

2021-04-03 00:18:16 | maya
MAYA(2018)でバインドまわりのフローの整理です。

私はセットアップまわりは詳しくない(正直、苦手)のですが
バインド後の編集について備忘録を残しておこうと思います。
職場によっては便利ツールがあると思いますが、必ずしも恵まれている環境とは限らないのでなるべく汎用性のある方法で。

バインド後の骨の編集

▼骨の Rotate 値を変更する
2018では Unbind Skinしてから骨を回転させるしかないと思います。
Unbind Skin 時は オプションのHistoryを「KeepHistory」にしておけば、再バインドした際にウェイト情報が保持されているので楽です。

▼骨を削除する

対象の骨の上で右クリック/ Edit Joint / remove を使います。
このとき削除する骨に振ったウェイトはあらかじめ他の骨に逃がしておくとトラブルを減らせます。

▼骨を追加する

対象の骨の上で右クリック/ Edit Joint / Add 。
もしくは通常手順で骨を作成して任意の骨階層に移動してから
Skin / Edit Influences / Add Influenceでウェイトを振れるようにして
ウェイト調整しましょう。

▼骨の位置を変更する

骨を選択してSkin / Move Skined Joint で移動。
※Translate などに数値入力すると解除されてしまうので注意です!(2018)
 他のバージョンでは改善されている未検証です。

どうしても骨に数値入力したいならUnbind Skin 後に数値入力してから再度 Bind Skin する。


バインド後のメッシュを編集する

元のメッシュはウェイトコピーするソースとして残しておいて、コピーしたメッシュを編集する。
メッシュを編集したら Unbind Skin してメッシュのヒストリーを削除してから 再度 Bind Skin する。

※Edit / Delete By Type / Non-Deformer-History もありますが、個人的には挙動に不安があるので積極的には使っておりません。
ウェイトは頂点の増減があるならコピーして残しておいた元のメッシュをソースにコピースキンウェイトでウェイトを転写。

もし頂点の削除や追加をしていないならDoraSkinを使ってオプションをVertexOrderで実行。

※Dora Skin ・・・・無償で公開されているウェイトまわりの便利 mel です。
下記サイトで公開されております。助かります!お世話になりました。
http://dorayuki.com/doramaya/doraskinweightimpexp.html

編集後は Unbind Skin してメッシュのヒストリーを削除しておいたほうが良いと思います。
そして再バインドしてウェイトをコピーします。


バインドポーズに戻れないとき

いろいろと編集しているとバインドポーズが壊れたり、戻れなくなることがありますよね。
手っ取り早いのはバインドポーズを再作成することだと思います。

▼Bindposeを削除してから再作成します

①bindPose1を削除して
②ルート骨を選択して
③下記コマンドをコマンドラインに入力
dagPose -bp -save;
Enterで実行

▼既にある任意のバインドポーズ(例 bindPose1)に再設定(上書き)する

下記コマンドをコマンドラインに入力
dagPose -r bindPose1;


とりあえず数年後またセットアップまわりであたふたしないようにメモしておきます。。。
まあ、さすがに数年後はもっと便利になっているとは思いますが。。。
画像ないのでわかりにくい。。時間できたら追記します。
MAYAも現行バージョンそろそろ触っておきたいです。2022出てましたね。

突然モニタが真っ黒に

2021-04-01 00:12:37 | PC
昨年PCを新調してからしばらく操作していると
突然モニタが真っ黒になって数秒後に復帰するという現象がときどき起こっておりました。

詳しい内容としては
突然モニタが真っ黒になって NO SIGNAL と表示されます。
そして数秒後復帰します。
その間、FireFoxなどのブラウザは落ちませんが、MAYA や SubstancePainter など負荷の高そうな
アプリケーションは落ちてしまいます。
頻度としては数時間に一度くらいの感覚です。

発生状況としては特定のアプリを操作中に起こるわけでもなく、
MAYAを触ってたり、ネットサーフィン中だったり動画視聴中だったり、いつでも発生する感じでした。
複数のアプリを起ち上げなくてもFireFoxだけでも起こりました。

これでは今後仕事にならないのでいろいろと原因を調べて以下を実行してみました。
①nVidia のドライバーを更新(最新から3バージョン試す)→再発。
②DisplayPort、HDMI、電源ケーブルをそれぞれ交換→再発。
③購入したPCメーカーに相談する。
 完全放電してもダメならハードが原因かもしれないので検査するので送ってください、とのことでした。
④電源オプションを変更する。
 プラン設定の変更→詳細な電源設定の変更→プロセッサの電源管理→最小のプロセッサの状態を「100%」にしする。→再発。
⑤電源プランを「高パフォーマンス」に設定しました。→2か月ほど経ちましたが今のところ再発はしておりません。

問題点としては
すぐに高負荷になるのか、ファンが回る頻度が高く少々うるさく電気代がかかりそうです。

今回初のGeForce系PCにしてみましたが Quadro系よりも電気代がかかりそうな予感です。笑
もしかしたらQuadro系でも起こるのかも。(過去のQuadro系PCでは起こったことはなかったです)

ここ数か月かなりのフラストレーションを抱えておりましたがスッキリです。

ZBrushのオンラインアクティベーション解除

2020-11-15 21:30:29 | ZBrush
自宅で使用していたメインPCが壊れてZBrushのライセンスを移行する必要がでてきたのでメモ。

旧PCのアクティベーションを解除する必要があったのですが、
今回は比較的お手軽にできそうなオンラインでアクティベーション解除しました。

▼以下その方法です。

①Pixologicのサイトにアクセスし自分のアカウントでログインします。



②アクティベーションを解除したいPCを選択します。

「アクティベーション解除をリクエスト」をクリック






解除したいPCをチェックします。





③確認してクリック





この画面になればアクティベーションの解除は成功です。





④新しいPCにZbrushをインストールした後、起ち上げて
PixologicのIDとパスワードを入力してアクティベートも無事完了です。



MAYAでメッシュのリラックスやスムース

2020-06-12 01:18:20 | maya
更新)QuadDraw を編集、Edit Edge Flow を追記
 
MAYAのメッシュのリラックス系メニュー

昔はローポリなら頂点1つ1つチクチクいじっていましたが
今はある程度は下記ツールで調整してから気になる頂点を個別に調整しています。


▼SculptGeometryToolのRelax

 Surface/SculptGeometryTool



▼SculptToolのRelaxやSmoothブラシ

MeshTools/SculptingTools/SmoothTool
            /RelaxTool


▼QuadDraw でリラックス

Meshを選択してから、MeshTools/QuadDraw

Shift + ドラッグで頂点をリラックス
オブジェクトモードでもコンポーネントモード(Vertexモード)でもイケます。
効き方が違います。

「B」キーでSoftSelectionをオンにすると影響範囲がわかりやすいかも。
「B」押しながらドラッグで影響範囲を調整できます。


▼Edit Edge Flow

Edit Mesh / Edit Edge Flow

Insert Edge Loop Tool とか Multi Cut のオプションのヤツだと認識していたのですが
普通にエッジを選択して実行できたのですね。最近仕事で教えてもらいました。笑


▼AverageVertex

EditPolygon/AverageVertex