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うおのめとたこ

2008年07月12日 | 病気と症状
うおのめは、足指の関節上にできる、直径7~8ミリメートルまでのしこりで、硬い芯をもっています。一方、タコは芯がなく、角質が板状に硬くなっています。うおのめもタコも、皮膚に対する慢性の機械的刺激が原因で角質が厚くなったものといえます。
うおのめもタコも、人知れず悩んでいることが多い、肌トラブルです。適切な治療で症状が改善し、また再発を予防できるので、根気よく治療を続けることが大切です。

うおのめの原因としては、足の形に合わない靴を履いているということがいちばん多いようです。特に先の細い、ヒールの高い靴はよくありません・・・女性にとってはおしゃれに欠かせないアイテムなのですけどね!
細く靴は横方向からも圧迫し、足の指の間にもうおのめをつくる原因にもなります。

タコの原因もうおのめとよく似ています。職業やクセで習慣的にこすれる場合によくできます。「ペンダコ」と呼ばれるのは、その部分の皮膚に鉛筆やペンがあたるからです。また、お年寄りの場合は、関節の病気で無理な歩き方をしたりしてそれまで圧迫を受けていなかった部分に力が加わり、タコができることがあります。また糖尿病や動脈硬化で血液循環が悪くなって、感覚が鈍くなったりしたことがタコの原因となることもあります。

うおのめといぼはよく似ていますが、いぼはウィルス性です。手で触るとどんどん増えてしまいます。またいぼの場合は削ると出血します。いぼの場合は、素人治療は禁物です。