蜜蜂と蕾

子育てや保育に関する思いをつれずれなるままに書き綴れば・・・

にこにこ広場、親子遊び

2018年04月13日 | 日記
 4月8日の日曜日は、春日和のお天気に「にこにこ広場」開催。私もスタッフの一員として参加しました。

 親子で集う「にこにこ広場」は、10時半を過ぎる頃より可愛い子ども達が、お父さんお母さんに連れられて会場に到着。可愛い目を、きょろきょろ輝かせ、最初にやってみるゲームは、狸のお腹(穴が開いている)に、お手玉を投げ込む遊びです。

 這い這いする赤ちゃんも、一度は狸の前に座って狸とにらめっこをして、嬉しそうに手を叩いて遊びに興じています。年齢は6か月頃の赤ちゃんから、5~6歳の幼児は面白がって、狸のお腹を目がけて、お手玉を投げては、「入ったぞ」と喜び「悔しい!」と、また投げる子ども達でした。

 『子どもの遊びと精神発達』で著名なヴィコツキ―博士は、「子どもは、遊ぶ事で興味を持つ。遊ぶ相手が居て楽しさを覚え、『もっとやろう』と意気込み、その事への努力は無意識に心を湧き上がらせていくものである」と示唆されています。
 遊びによって、好奇心や努力、他者との競争心や忍耐力等々の精神発達に繋がるのです。

 また、牛乳パックの積み木で「高く、積んでみよう」コーナーでは、5歳児位の子どもとお父さんの様子を見ていると、子どもが高く積み上げていく牛乳パックを、お父さんが抑え崩れないようにしていました。

私は、お父さんにそっと近づき、「お父さん、手を放して積み木が崩れたら、子どもが、どう反応するか?お父さんの対応が必要ですよ」と話しました。お父さんも了解。手を放すと、積み木は「あア、~」と言う間に崩れてしまいました。子どもさんは驚きながらも拍手し大喜び、お父さんは「もう一度積んでいこうね」と促し、協力し合い楽しんでいました。

 お父さんは見事に子どもの自己肯定感を育てていました。積み木が崩れたら、もう一度最初から、積み重ねていく事の歓びを伝えていました。子どもの心に『そうだとすること』を、遊びから学んでいくのが子ども達です。未来に向けて明るく育んでいきましょう。

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