弥里のひとりごと

平田弥里の日記。

『悲しいお別れ』

2005年11月09日 | Weblog
本田美奈子さんのお通夜に参列しました。

生前の美奈子さんに最後に会ったのはステージで歌う元気な姿でした。
華奢な体がすごく大きく見えて、してくれた握手が力強かったことをとても印象深く覚えています。
今日は安らかなお顔で眠っていました。
起きてまた素敵な歌声を聞かせてくれそう。

今年の夏、私が産まれてからずっと娘のように可愛がってくれた伯父を亡くしました。
動かなくて冷たい体に触れると飲み込めない現実に戸惑って涙があふれました。
大きな体が骨になって出てきて、軽くなった伯父のひとかけらを掌に乗せた時も実感がまるでないけど目の前の現実に無数の涙が出ました。

私には死がまだ不思議です。

いつか実感するときがきたらきっとその意味を知るのかな。

ただわかるのは命の尊さ。
生きていることは当たり前のことじゃない。
人はすぐに忘れちゃうから、悲しみと共にこうして大切なことを教えてくれてるのかもしれない。
大好きな家族、友達、たくさんの人に囲まれて大好きな仕事をして私は生きてる。
この幸せな気持ちを大切にしていきたいと思った。