二種類の賞賛
どんな人も、身内ではない他人を心から賞賛したことがあるはずだ。
その際、その他人のどういうところに拍手をおくったのだろうか。
自分の能力や仕事と一致している点、
もしくは自分と似通った点への惜しみない賞賛。
自分のどんな部分ともまったく一致しない事柄への賞賛。
もし、自分と何か似ている点に賞賛をおくったのならば、
それは実は自分自身を賞賛していること、
すなわち自画自賛であり、ひとつも他人を賞賛したことにはならない。
固くも柔らかくも生きる
いつも冷静で理性的であろうとするな。
肩がこるし、窮屈だ。
理性的に考え、よく計算して合理的に、
かつ効率的な行動だけをしようとすればどうなるか。
なんだかいろいろ重くなってきて、
だんだん自分がしんどくなってくるじゃないか。
もっと柔らかくやっていってもいいのさ。
猫のようにリラックスして、
自分の気分や感情を押し殺さず、
気晴らしの時間には非理性的に、
不合理に生きてみることもしないと。
それが本来の人間性に栄養を与えていきいきとさせてくれるのだから。
ニーチェの言葉Ⅱ引用

そらあかね
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