まだ見ぬ景色

あなたと出合えたから見ることができた景色がある。

当時の私にはとてもとても高い壁だったのに、
あなたがいてくれたから行く事ができた。

でも、緊張してたよね。
いつも怪我してたよね。

でもそんな気持ち助けてあげられなかった。

もっともっとあなたを助けて上げられたら、
あなたの能力を思う存分に引き出してあげられたなら、

共に過ごした道の形、変わってたかもしれないね。

そんなことに気づくのはもっともっと後のこと。

繊細で憶病で、でもしっかり守ってくれる。

大切な時に大きなけがしてしまったよね。
プレッシャーには勝てなかった…。

それからは、あなたと共に過ごす時間だけを大切にすることにした。
あなたと出合ったときに決めた目標もあったけど・・・。

たのしかったよ。幸せだった。

あなたが本当に素晴らしい才能をもってて、
それをたくさん教えてくれたから、
今の私がある。

心から、ありがとう。

覚えてるかな？
あなたの才能についていけなくて、
あなたも不安いっぱいでどうしようもなかった時、
気づいたら隣に人がいて…。
私もほっとしたけども、きっとあなたも安心したんだよね。
あの時は気づかなかったけどね…。

ダメダメだらけの私だったけども、そんな私信じてくれて、
助けてくれて、ありがとう。
沢山迷惑かけてごめんね。

あなたと共に歳を重ね、気づいた事いっぱいあって。

沢山の感謝伝えたつもりだけど、伝えられたかな。

またいつか会える日が必ずある。
その時また必ず見つけてほしい。
きっと私は・・・気づけない・・・。
それが私。ごめんね。

一つ一つまた積み重ねていけば、きっとまた出会えるはず。

あなたと過ごせた日々、教えてもらった沢山のこと、
高い頂点を目指すには足りないもの。
これからもっともっと頑張るために。
これからの目標を確かなものにするために。

長い間離れていた場所へ立つことに決めたよ。

どうなるかわからないけども。
落ち込みすぎて立ち直れないかもしれないけど。

ここからまたスタート。