SWEET POISON

藤本ひとみ先生まんが家マリナのシャルマリで二次創作やってます☆一緒にシャルルの甘い毒にやられましょう!シャルマリ同人誌有

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『My Sweet Devil 』補足説明~~w

2012-02-27 22:14:31 | 更新・新作刊行予告・お知らせなど

皆さん、こんばんは
いつも来てくださりありがとうございます

今までで一番更新に間があいてしまいましたね><
お返事だけはあまりお待たせしたらいけないと思ってさせていただいたんですが、実はバレンタイン創作をお届けした後、しばらく精魂使い果たして体調不良で死んでおりました…orz

皆さんの喜ぶ顔を見たくて、つい無理をしてがんばり過ぎてしまいます。
いつもガーッと集中してのめりこんでしまい、後で疲れが出てしまうという…
困った性分ですね、まったく。
もうちょっとうまく、程々にやれたらいいんでしょうけど、性格的になかなかそうもいかなくて…このせっかちで不器用な性格、どうにかならないですかね?^^;

でも、みおの経験上、創作も編集も集中して一気にやっちゃった方がいいものができる気がしますねぇ、うん。

できるだけ早く、長編の連載も始めたいんですけどねー。
もうちょっと待っててくださいね^^

さてさて、『My Sweet Devil』について補足しておいた方がいいかなーということが出てきたので、今日は少々補足説明をしたいと思います

みおはいつも、シャルルなら、マリナちゃんなら、こう考え、こういう言動を取るだろうと思って創作しているので、今回もあまり深く考えずに、サラッとお話自体は書いたわけですが、こりすさんから厨房にカギはあるのか!?とのご質問でしたので、皆さんの中にもその心配をされた方がいるかも?と思いまして、説明させていただきます

これに関してはマリナちゃんの一人称で書いているため書けなかった部分ですが、以下執事ピエールとシャルルの会話をどうぞ

 


(執務休憩中のシャルル、執務室にて)

シャルル「マリナは?」

ピエール「厨房でお菓子作りをされているようです」

シャルル「一人でか?」

ピエール「さようでございます」

シャルル「…オレが出てくるまで誰も厨房には近寄らせないように」

ピエール「かしこまりました、シャルル様」

 

以上です(爆)

ピエールさんの執事としてのプライドに賭けて誰も近寄らせてませんので、皆さん、ご安心を(笑)

使用人たちもクビにはなりたくありませんのでね(笑)

シャルル、上記のセリフの…の部分、これは何か良からぬことを企んでますねー(笑)

ということは、計画的犯行!?確信犯!?(誰に聞いてるんじゃ、自分で書いといて.汗)
シャルル、最初からそのつもりだったと!?

「オレの予定は決定だ」の彼ですからね、これはやはり確信犯と言えるでしょう(滝汗)

それを裏付けるような表現があります。
作中で以下のようにみおは書いています。

『シャルルは、チュッチュッと音をさせてあたしの唇をついばむように口付けると、あたしの背中に回していた筋肉質のしなやかな腕をほどき、あたしの赤いワンピースの胸元に結ばれた白いリボンを綺麗な指先で弄びながら、あたしの顔をのぞきこんだ』
(ここだけ取り上げると何か恥ずかしいですね^^;)

白いリボンを綺麗な指先で弄びながら…ってシャルルのリボンを解きたい気持ちの表れでは!?(爆.何も説明しなくても.汗)

次です(まだあるのか!?)

この作品の時間帯についてですが、みおは作中で、マリナちゃんの心の声として、執務室で仕事中じゃなかったの?としか書いておりませんが、これは3時頃、シャルルが執務の休憩中、上記のようなピエールさんとのやりとりの後の出来事です。

いやん、ヘプバーンの映画じゃないですが、昼下りの情事ofシャルマリでございます!バタっ(汗)

しかし、そんなに長時間厨房を占拠して、シェフさんたち、ディナーの仕込みとか準備とかしないといけないのに、迷惑な当主様であります^^;

もちろんあとがきでも触れておりますように、このマリナちゃん、シャルルと付き合いたてではなく、彼に大分調教されてるマリナちゃんであります。
でなかったらあそこでは、ねぇ?皆さん…、ってみおは一体何を言っているのでしょう(爆)

今日の記事はやたら爆と汗を多用しているような…^^;
皆さん、あきれないでネ
恥ずかしくなってきたので、とりあえず逃げます。サッ≡3

みおでしたッ(逃) 


バレンタイン創作2012『My Sweet Devil』 

2012-02-22 21:00:00 | シャルマリ創作

ここはアルディ家の厨房よ。

さすがアルディ家だけあって、めちゃくちゃ広くて、ありとあらゆる調理器具がズラッと並んでるの。

よく磨きこまれた銀の食器やカトラリーなんかが整然と収められている。

作業台だって普通のレストランの厨房の何倍もあるんじゃないかしら?

大きなパーティもよく開かれるし、相当な数のゲストのためにお料理作るものね。

 

え? 何であたしが厨房にいるのかって?

ああ、それはね、ちょっと小腹がすいたからつまみ食いを……ってそうじゃないでしょっ!?

あーもうっ、つい昨日のディナーの残りの魚介のテリ-ヌに手が伸びちゃうとこだったわ、もうあたしったら、本来の目的をあやうく忘れそうじゃないのっ!

自分に冷や汗をかくわよっ。

あたしが今日ここへ来たのはね、もうすぐあたしたちが2人で迎える初めてのバレンタインでしょ?
シャルルにあたし特製のチョコレートケーキを作ってあげようと思ったのよ、うふっ。

普通のチョコも考えたんだけどね、あたしはもちろんチョコ大好きだけど、そもそもシャルルは甘い物、あたしみたいに好きな方じゃないし、なんかベタすぎるような気がして照れくさくって。

かと言ってあたしが難しいお菓子を作れるワケないし……いろいろ考えて、アルディ家の専属パティシエのフィリップと相談して、スポンジケーキを作って、それをチョコレートクリームでコーティングしようって決めたの。

フィリップはね、目尻のシワが優しい感じのするオジさん。
自分の仕事もあって忙しいのに、いやな顔しないで根気よくあたしに教えてくれる。

いつもイヤミばっかりの誰かさんとは雲泥の差よっ、ふんっ!

でも、ひと口にチョコレートっていっても奥が深いのねぇ。

例えばビターならビターで、何種類ものビターチョコレートがあるんだって。

フランス産のチョコレートはカカオ含有量が多いハイカカオなんですって。
日本産もそうらしいわよ。

フィリップいわく、チョコレート菓子作りでは、何をおいても温度管理が重要らしいわ。

具体的に言うとね、下準備として原料のチョコレートの塊を砕いて、50℃くらいで溶かすの。

でね、冷水に当てながら、28~29℃まで温度を下げて、もう一度温めて31~32℃にしてから冷ますと、キレイなツヤが出るんだって。

ふう、大変。

フィリップはね、作業中、唇の端に指でチョコレートをつけて温度を確かめてたわよ。
温度計はあくまで目安で、微妙な誤差があるんだって。

「誰でもわかるよ」ってフィリップは笑って言うんだけど、1℃の温度差がそれだけでわかっちゃうなんて、やっぱりさすがアルディ家の専属パティシエよね。

すごいわ。あたしなんて絶対そんな微妙な差なんてわかんないわよ。
尊敬しちゃう。

あたしはフィリップに何度も特訓してもらってやっとコツをつかんだの。

 

今日はいよいよ最終段階の作業なのよ。

オーブンで焼いたスポンジに、チョコレートクリームできれいにコーティングしていくの。
ハケで均一に塗るのよ。ムラなく均一に塗らないといけないし、難しくてちょっと緊張しちゃう。
だってこれで見栄えが良くも悪くもなっちゃうもの。

塗る前からドキドキして、ちょっと注意力が散漫になってたのか、その時チョコクリームが入ってるお鍋に指が触れちゃったの。

「きゃ、熱い!」

あたしが悲鳴を上げた途端、誰かが後ろから飛んできて、あたしの手首をつかんだの!

「大丈夫かっ!?」

「シャルル!?」

後ろを振り仰いだあたしは、熱さも忘れるほどびっくりした。

シャルルはコンロの火を素早く消すと、すぐあたしを水道の前に連れて行き、冷たい流水でやけどした指を冷やしてくれた。

あたしは驚きのあまり、穴の開くほどシャルルのビスクドールのように整った顔を見つめた。

執務室で仕事中じゃなかったの?

誰もいないと思ってたのに、飛びつくのがやけに早かったような……?

「ちょっと聞くけど、あんた、ひょっとして前からいたとか?」

「ああ、さっきからずっと見てたよ。でも君ときたらすごく真剣な顔で鍋をかき混ぜてるし、いつ気づくかなと思って。しかし、すごい集中力だね、やっぱり君も一応売れないマンガ家のハシクレってわけだ」

むっ。

皮肉気にバラの花びらのような唇の端を上げて笑ったシャルルに、あたしはカチンときた。

「確かにハシクレだわよっ、とてもトップを独走してるなんて言わないわ、いくらあたしだってそこまでずうずしくないわよ! でも“売れない”は余計でしょっ!」

そしたら、シャルルったらますますおかしそうに笑ったのよ!

「本当のことだから尚更頭にきたってわけだ」

「もう、バカにしてっ! あんたケンカ売ってんの!?」

プンプンにふくれたあたしを見て、彼はくすっと笑った。
あら、そんなふうな笑い方するとかわいいのに。

「怒った顔もかわいいよ。笑った顔も泣き顔も……いろんな君が見たくてついいじめてしまうんだ、許して、マリナちゃん」

あたしは怒っていたのも忘れ、思わず見とれてしまったの。

これこそ天使の微笑みだわ。

泣く子も黙る、じゃなくて泣く子もニッコリ笑うわよ、きっと。

脇の作業台に軽く腰掛け、新雪のような純白の上質のシルクのブラウスに細身の濃いグレーのパンツを合わせ、あたしを見つめてとろけるような甘い微笑みを浮かべたシャルルは、ため息が出ちゃうくらい美しく、本当に天使みたいだった。

彼は、呆けたように彼の顔を見つめてボケッと突っ立っているあたしの腰に手を回して引き寄せると、あたしの唇に優しくキスをした。

そっと触れるだけのキスなのに、あたしは全身に電流が走ったみたいなしびれを感じた。

シャルルは、チュッチュッと音をさせてあたしの唇をついばむように口づけると、あたしの背中に回していた筋肉質のしなやかな腕をほどき、あたしの赤いワンピースの胸元に結ばれた白いリボンを綺麗な指先で弄びながら、あたしの顔をのぞきこんだ。

「この頃オレに隠れて何をコソコソやってるのかと思えば……何を作ってたんだい? 食べる専門の君が厨房に立つなんて、珍しいこともあるもんだね」

ムカッ。

怒り再燃よっ!

あんたいちいち言葉にトゲがあんのよ、この毒舌男っ!

「あたしだって一応女の子なんですからね、バレンタインデーに好きな人にチョコくらい作るわよっ!」

言ってしまってからしまったと思ってあわてて両手で口を押さえたけど、もう間に合わないっ!!

これは秘密にしてて驚かせようと思ってたのに!

わーん! ミスったわっ!!

「へぇ、本当? ……で、好きな人って誰?」

ニヤニヤしてあたしを見下ろすシャルル。

こ、この、わかってて聞いてるでしょっ!

あたしに言わせる気なのね。

すっとぼけてやろっと。

「えー、いっぱいいるわよ! ケーキ作り教えてくれたフィリップでしょ、あきれながらもいつも助けてくれる執事のピエールでしょ、それから聞き上手な庭師のフェデリックでしょ、それから、それから……」

するとシャルルは、いきなりおでこがくっつくほどの至近距離まで顔を近づけて瞳を細めた。

「君も往生際が悪いね。とぼける気かい? オレをじらすのはやめてくれ、小悪魔なマリナちゃん。オレのために作ってくれてたんだろ? 好きな人はオレだって言えよ」

ハンサムのドアップって心臓に悪いわ、すごい迫力!

特にシャルルはオーラがハンパないんだもの、キャー、逃げられそうにないわ!

なんて色っぽいのっ!

あざやかにきらめくブルーグレイの瞳に射すくめられて、動けないあたしの瞳の中をシャルルは黙ってのぞきこんでいたけれど、やがて何も答えないあたしに軽くため息をついた。

「しかたないな、あくまで君が言わないって強情を張るんならオレにも考えがある。お仕置きだ、マリナ」

言うなりあたしを軽々と横抱きに抱えると、スタスタと歩きだしたの!

「キャーーーーー!!! 何すんのよっ! 下ろして!」

「言われなくてもすぐ下ろしてやるさ」

シャルルは、さっきあたしが立っていたコンロの横の広い作業スペースにあたしを仰向けに寝かせた。

「ちょ、ちょっと、何す……」

「お仕置きだって言ったろ。意地を張る君が悪いんだ」

シャルルは獲物の草食獣を前足で押さえつける肉食獣さながらに、あたしの上に覆いかぶさると、いともたやすくあたしの動きを封じた。

さっきの優しいキスとは全く正反対の、荒々しく、あたしの全てを奪いつくすような激しい口づけ。

あたしは横たわっているのに眩暈でクラクラした。

シャルルはあたしの唇と口中を存分に味わい尽くすと、あたしの背中の下に手を差し入れてそっと浮かせ、器用にあたしのワンピースのファスナーを下まで下ろした。

シャルルのキスで朦朧としていたあたしは、その冷たく無機質な音にハッとしてあわてて訴えた。

「ちょっとシャルル、ダメよ、ここ厨房なのよ!」

「だから?」

 

あーダメだ、シャルルってば世間一般の常識が通用しないんだったっ!

あたしもよく常識ナシってののしられるけど、あんたほどブッとんでないつもりよ!

あー、なんでこんな男、好きになっちゃったんだろ!

て言うかあたし、付き合う前は彼がこんなに激しいなんて知らなかったのよっ!

わーん!

シャルルはそんなうろたえるあたしの思いにはお構いなく、ワンピースを脱がせ、ブラを外し、すっかりあたしの胸をあらわにしてしまうと、おもむろに手を伸ばして、すっかり冷めてしまったさっきのドロドロのチョコレートをハケに取ると、

なんと!


あたしの胸に塗りつけ始めたのよっ!!


「ちょっとあんた、気でも違っちゃった!? やめて、何考えてんのよっ!!」

ジタバタ暴れるあたしを、シャルルは意地悪く笑って見下ろして言った。

「忘れたのか、マリナ。お仕置きだって言ったろ」

「このオニ! スケベ!」

「何とでも言うがいい。そんなことより好きなのはオレだって言えよ。言ったら許してやる」

「イヤよっ!!」

「君も相当頑固だな。ま、オレも似たようなもんかもしれないが。オレに逆らったことをせいぜい後悔するがいい」

言い捨てるなりシャルルは、チョコだらけのあたしの胸に顔を寄せて唇を這わせた。
そして今度は、巧みに舌を使ってあたしの敏感に立ち上がった蕾を口に含んだの。

シャルルのサラサラのプラチナブロンドがあたしの裸の胸一杯に広がり、その感覚にあたしは背筋がゾクゾクした。

「んっ……!」

彼の口しか使わない愛撫にあたしはもうどうしようもなく感じてしまっていた。

「……どう、言う気になった?」

シャルルの声にあたしはもう言葉も発せなくなって、目を閉じて力なく首をプルプル振るだけだったの。

「そう。お仕置きがまだ足りないみたいだね」

あたしを見てそう言うと、シャルルは辛うじてあたしの下腹部を覆っていたワンピースとパンティを少々乱暴に引き摺り下ろした。

「きゃあ!!!!」

すっかり一糸まとわぬ姿にされてしまったあたしは、ついに白旗を上げるしかなかったの。

「わかったっ、言う、言うからっ!」

「ほう、何だい、マリナちゃん」

シャルルはニヤリとしてあたしを見下ろし、横柄に言った。

さっき天使の微笑みなんて思っちゃったけど、取り消し、取り消し!

あんたは悪魔よ、悪魔!

 

「あたしの、す、好きな人は……」

勝ち誇ったような目でシャルルはあたしを見つめ返してくる。

く、くやしいわっ、このまま負けてたまるもんですか!

「リューくんよっ!!!」

大声で叫んで、シャルルが一瞬目を見開いたすきを逃さず、あたしは彼の体の下から這い出し、大急ぎでフロアに散らばった自分の洋服をつかんで前を隠した。

「降参なんてしないわ! おあいにくさまでした!!」


アカンベして逃げ出そうとしたんだけど……

 


あっという間に捕まってしまったのよ!

あぁ、あたしはその後のことをあんまり言いたくない。

 

 

え、どうしたのかって?

 

 

……どうしても聞きたい?


じゃ、しかたない、言うわよ。

 

あたしは「シャルルが好き」って何度も言わされた挙句、

あたし自身が何度も食べられちゃったのよっ!!


キャー!!!!

 

……で、シャルルったら、最後に何て言ったと思う?

「なかなか噛み応えがあっておいしかったよ。ごちそうさま」

ですって!

やっぱりあんたは悪魔よっ!!!

 

Fin.

 

 【みおのあとがき】

バレンタイン創作2012『My Sweet Devil』、いかがでしたでしょうか^^

このお話は、昨年のブログ開設前から、ブログを開設できたらバレンタイン創作として発表できたらいいなと思ってずっと温めていた作品です。

シャルルのドSっぷり、磨きがかかっております^^;

シャルルがヘ○タイで気を悪くされた方がいたらゴメンなさい><

ちょっと、いえかなり恥ずかしかったのですが、思い切ってUPしました^^;

シャルルを幸せにしたくて創作しておりますので、マリナちゃんには体を張ってもらうしかありません(笑)
ゴメンね、マリナちゃん☆

タイトルは、優しい悪魔、というイメージでつけました。
sweet:優しい、最愛の、のニュアンスです^^

天使と悪魔、その相反するシャルルの顔をお楽しみいただければ幸いです^^


天使のように優しい部分と危険な悪魔的魅力の両面を兼ね備えているのがシャルルの魅力かな、というテーマで書いてみました。

優しいだけではない、いろんな顔を持っているのがシャルルの魅力の一つではないでしょうか。

時系列的には、『Sweet Poison』と『Acceptance』の間ですね。

ちなみに今まであんまり聞かれなかったので言って来ませんでしたが、

シャルルの髪は肩までの、原作の長さ(これについてもいろいろ妄想はあるんですけどね.笑)、
シャルル23~24歳、マリナ22~23歳の設定でみおはいつも創作しております^^

『Sweet Poison』は付き合って(アルディで一緒に暮らし始めて)そんなに間がないという感じで書きました。

シャルルはせっかちだから早く正式に籍に入れてしまわないと誰かに取られないかと安心できない(結婚したって不安は尽きないと思いますが^^;)と思うので、

恋人同士になる→即同棲→できるだけ早く結婚に持ち込むため画策&暗躍(笑)

で、結局1年くらい同棲するのかなぁというのが、みおの妄想です^^

皆さんに引かれないといいのですが。どきどき。

ご感想お待ちしております(メールでもいいですよ♪)

読んでくれてありがとう~~!

 

みおでした♪

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いつも来てくれるひとみっ子の皆さんへ今後の更新予定などお知らせ♡

2012-02-22 12:13:49 | 更新・新作刊行予告・お知らせなど

親愛なるひとみっ子の皆さん、こんばんは

みおのバレンタイン創作『My Sweet Devil』を読んでくださり、ありがとうございました!!

今までのみおのテイストを気に入ってくださってた方にはビックリされてしまったかもしれません^^;

遅くなりましたが、読みたいと言ってくれた方々のおかげでオクラ入りを免れました^^(果たしてよかったのか!?)

とにかく無事お届けでき、ほっとしております。

さて、ブログ開設からあっという間に一ヶ月が経ちました(初投稿の日付は1月23日になっていますが、実は開設日はその前日の1月22日です。投稿する前に力尽きて寝てしまったと言うオマヌケ^^;)

これもひとえに来てくれるひとみっ子の皆さんのおかげです。

ブログを始める前はいろいろ不安がありましたが、何とかやってくることができました。

ありがとうございます!!

みおのヘタな創作をこんなに読んでくれる方がいらっしゃるとは正直想像してませんでした。

まだまだいろいろ書きたいものややってみたいことがあります

みおの創作を読みたいと言う方がいる限り、そしてみおの妄想脳が続く限り(笑)がんばって続けていけたらなーと思っております。

いつもみおは言ってますが、来てくれる方あってのSWEET POISONですので、皆で作って行きたいと思っております。

ご意見、ご要望などあればどしどしお寄せくださいませ。参考にさせていただきます

これからもSWEET POISONをどうぞごひいきに

皆さんよろしくお願いします!!

 

みおでした♪ 


更新のお知らせ&ジュラシックパーク!?なお話

2012-02-21 16:23:17 | 更新・新作刊行予告・お知らせなど

ひとみっ子の皆さん、こんばんは

いつも来てくれてありがとうございます~~^^

 

さてさて、今日はみおが朝刊を読んでビックリしたニュースから参りましょう~~☆

なんと、シベリアの永久凍土に埋まっていた氷河期の植物の化石の一部を培養して、3万年前のナデシコ科の花が咲いたそうです!

古代から現代によみがえらせた最古の植物だそうですよ!

いや、スゴイですね~~

マンモスを現代によみがえらせようという研究もなされているそうですし、まさに映画『ジュラシックパーク』の世界!!

あの映画、まさか~ありえんでしょう!スピルバーグも面白いこと考えるな~~、ハハハ!なんてノンキに思いながらパート3まで観ましたけど、そのうちにホントに恐竜も復活したりして!(コワイな^^;)

科学技術の進歩は日進月歩ですね~~^^

 

さて!みおのバレンタイン創作を楽しみにしてくださったひとみっ子の皆さん!!

ありがとうございます

お待たせいたしました~!!

一昨日、昨日、今日と編集作業してまして、只今佳境に入っております~~

明日中にはUPできそうなので、お楽しみになさってくださいませ^^

読んでのお楽しみということで、今回はあえてタイトルは予告いたしません。

お楽しみいただければ幸いです^^

では明日、SWEET POISONで

皆さんのお越し、お待ちしております^^

 

みおでした♪ 


はやぶさ、ありがとう☆

2012-02-19 20:49:04 | 宇宙

ひとみっ子の皆さん、こんばんは

毎日寒いですね~~。
みおの所では、昨日起きたら雪が20cm以上積もっていて一面の銀世界!
この冬一番の積雪でした。

体調を心配してくださったお二方、ありがとうございました~~
いたわりの言葉、ジンとしました

おかげさまでよくなりました~~^^
このトシになると(笑.ひとみっ子の皆さん大体同じくらいの年齢だと思うんですけどネ^^)

人の優しさが胸に沁みます

みお、昔はあんまりTVや映画観ても泣かなかったんですが(笑)最近どうも涙腺がゆるみがちなのか、(再、笑)動物ものやアスリートがケガから再起した話とか、誰かががんばって何かをやりとげた話やそういう映画などに弱くてすぐウルッとしてしまいます^^;

小惑星探査機はやぶさの話もそう

7年もよくがんばったなぁ、偉かったなぁとプロジェクトチームの方たち同様、泣きが入ってしまいます。

みお、こちらでは初めてお話しますが、昔から宇宙が大好き

ワクワクします。
宇宙を扱った番組はよく観ています。
科学番組とかね^^
(でも理数系は小学生の時から全くダメで、完全文系なんですけどね、ハハハ!^^国語や英語は好きだった

今度はやぶさ、また映画になりますねぇ。
今日はやぶさのTV番組を観ました。

皆さんもご存知の通り、はやぶさはアクシデントが次々と起こり、予定の4年を超え、7年もかけて地球に帰還しました。

あのNASAでさえ成し得なかった(JYXAの何倍も予算があるのに!)人類初の快挙、小惑星からのサンプルリターンを成功の影には日本の職人たちの技があったというお話でした。

はやぶさに使われたチタンでできたネジ約500本は、日本の小さな町工場で作られたそうです。

この工場で42年前に打ち上げられた日本初の人工衛星おおすみの時から宇宙プロジェクトに参加していて、その時素材として指定されたのがチタンであり、今でこそチタンは眼鏡やゴルフクラブなど身近な物に使われているが、それまではなくて、それでネジを作るには危険と困難が伴ったこと。

今回はやぶさは軽量化するため、全てのネジがチタンで作られたこと。

そして、小惑星イトカワのサンプルを採取するサンプルキャッチャーを作ったのも日本の町工場。

3年かかって4人の職人で作り、アルミの最薄部でなんと0.7mm!!

サンプルを取り出しやすいように、収納部分に凹凸はないかツルツルに磨いたそうです。

なんと10ミクロン(花粉の大きさ!)の誤差も指で触っただけでわかるとか!

ベテラン職人の経験と技で作られたんですね。

「ハードルが高いからやらないという理屈はどこにもない」


プロジェクトマネージャーの川口教授はサラッとおっしゃっていましたが、これはすごい名言じゃないかしらと思い、感心しました。

はやぶさの最後のミッションは、地球の姿をカメラに収めることでした。

「がんばったはやぶさに地球を見せてあげたい」という川口教授の思いからでした。

はやぶさのお話はいつもどこを取っても泣けます。
そして、いつも勇気をもらいます。

ありがとう、はやぶさ☆

 

今日からバレンタイン創作の編集作業に入りました。順調です。

この分だとそんなにお待たせしないで皆さんの元にお届けできそうです

もう少々、待っててね


それと並行して、長編の方の準備も快調に進んでおります。

こちらもお楽しみにしていただけたらと思います

またこちらでお知らせいたします^^

 

みおでした♪


バレンタイン創作について^^

2012-02-17 21:00:18 | 更新・新作刊行予告・お知らせなど

いつもSWEET POISONにお越しくださるひとみっ子の皆さん、こんばんはみおです♪
寒いですが、お元気でお過ごしでしょうか?^^

先日今後の更新予定について皆さんに相談させていただきましたら、皆さんバレンタイン創作を読みたいっ!!とおっしゃってくださる方々ばかりで、その反響の大きさに正直、ビックリしています
こんなに読みたいと言ってくださる方がいると思わなくて、面映いです(ポッ)


みおとしてはもうほとんど来年回しにする心積もりでしたので、最後の確認のつもりで、ほとんど反応してくれる方もいらっしゃらないだろう、という感じでしたので、動揺しております…。
いろんな意味で、期待に応えられるかはなはだ不安なのですが、せっかく温かいお声をいただいているので、バレンタイン創作(とっくに過ぎてしまいましたが^^;)とにかくがんばってみようと思います。

温かいコメントをくださった

こりすさん、よっしーさん、ユミさん、ぷるぷるさん、まーりんさん、HKさん
(コメくださった順)、

本当にありがとうございました!!!
励ましのお言葉、とてもうれしかったです(^0^)/

昨年からのブログ準備と開設後の疲れでカゼで調子が悪かったのですが、やっと頭が創作モードになってきました。

あまりお待たせしないうちに皆さんにお届けできるようにがんばります。
(時間と体力が欲しいデス><)

今しばらくお待ちくださいませ

これまで通りみおへの連絡はコメント欄かメールでお願いします♪

みおでした♪


マリナちゃん!?

2012-02-16 13:45:51 | ひとみ雑感

ひとみっ子の皆さん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?

今日はふと思い出したことがあったので、いろいろお話してみたいと思います。
みおはクラシックも聴きますと前にお話したと思うんですが、オペラも有名なアリアなんかは好きかな?
全然詳しくなくて、うす~い知識なんですけどね^^;
いや、クラシックだってそうですが^^;

ストーリーが今と時代が違うのでちょっと???という話もありますが、そこも面白いところではないでしょうか?
昨年だったと思いますが、教育テレビでオペラの中の恋をテーマにして女性ゲスト2人でいろいろ語るというのがありました。
みおのようなうすっぺら~い知識しかない人にはうってつけじゃん!(ナゼ関東弁?)と思い、毎週熱心に観ておりました。

本題はここからです(エ!?笑)

とある若い女性タレントさんが話しているのを見て、どっかで見た気がするけど、誰だっけかなぁ…と考えてましたら、

ハッ!!篠/原ともえちゃん!!??

何年ぶりかに見る彼女はすっかり大人の落ち着いたかわいい女性になっていました。
女の子って変わるんですねぇ……
もうびっくりでした@@

最初見てもわからなくて、思わず顔を凝視しちゃいましたよ^^;


で、ここからが本題です。妄想入ります(笑)
ハチャメチャな(笑)マリナちゃんも何年かしたら見た目あんなふうにオトナかわいい女性になるのかしら?
マリナちゃんってみんなにケチョンケチョンに言われてますが、亜夢さんのイラスト見てるとけっこう将来はかわいくなるのでは?という勝手なみおの妄想もあります*^^*
でも、落ち着きはないだろうし(ゴメンマリナちゃん.笑)、元気で自由奔放なところやあんまりおしゃれに気をつかわないところは変わらないでしょうね^^(みおの勝手な妄想ですよ、あくまで^^;)

更新についてのお知らせについてはまた明日、SWEET POISONで

みおでした♪


W・ヒューストンさんよ、永遠に☆

2012-02-14 21:25:34 | その他雑感

ひとみっ子の皆さん、こんばんは
いつもお越しくださり、ありがとうございます

先日、歌手のW・ヒュ/ーストンさんが天に召されました。
みおはアルバム『そよ風の贈りもの』が大好きで、つい先日もじっくり聴いていて、いいものは何年経っても色あせないんだなあという思いを強くしていた矢先だったので、一昨日ニュースで聞いて本当にびっくりして、思わず「えーーーーー!?」と声を出してしまいました。

第一報を聞いてから、みおの頭の中で『すべてをあなたに』が鳴り続けています。

『オール・アット・ワンス』も。

圧倒的な伸びのある歌唱力、あの美声をもう聴けないのかと思うと、残念でなりません。

映画『ボディガード』のラストの素敵なキスシーンは今もみおは忘れられず、ずっと心に残っています。

大好きな映画でした。

きっとスターは孤独なのでしょうね。

本当にお気の毒です。

天国で安らかに。

 

みおでした☆


みおの考察・シャルルと薫について&みおの創作状況

2012-02-12 22:39:22 | ひとみ雑感

親愛なるひとみっ子の皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

いつも来てくれてありがとうございます

 

みおは毎日創作をしていて、ノートが2冊目に入りそうなので、新しいノートを用意しました。

スズシリーズをお読みになった方ならご存知だと思うのですが、スズちゃん、シャルル・ノートを作ってますね

みおのは名づけてシャルマリ・ノート(そのままや。笑)

『Eternal Love』を書く時に作り、おかげさまでもうすぐ2冊目に入りそうです。

みおは家事の合間に思い浮かぶことが多いので、さっと書けるようにいつも手元に置いています。

創作の仕方は人それぞれだと思いますが、普通のA4のノートを愛用しています。

みおにはこのやり方が合っているようです。(アナログ、笑)

家族もうすうす気づいてるようですが、今の所ツッコまれてません(笑)

たまに我に返って、自分は何をやってるんだろうと自分にひくこともしばしば(笑)
でも書くことは楽しく、やめられません。病気ですね(爆)

今日はみおがシャルルと薫の関係についてかねがね考えていたことについて書いてみたいと思います。

バイオリンでぶん殴ったというシャルル7才、薫6才のあのリサイタル殴打事件(笑)をまず思い浮かべますね。

それ以来犬猿の仲だという。

でもみおは、2人には2人にしかわからない絆のようなものがあるような気がします。

キャメロットで、マリナが和矢たちにについて行ったぜ、マリナが一緒なら大丈夫だと言う薫に、シャルルが、おまえとは一生気が合いそうもないって思ってたが、そうでもなさそうだなと言います。

みおは意外とこのシーンがお気に入りです。

そして、キャメロットの映画でも、ラスト近く、シャルルと薫が顔を見合わせて微笑み合うシーンがあります(みおは昨年それを初めて一部ですが見ることができ、ショーゲキを受けました。他にも和矢は大回転するし、もうツッコミ所満載です、笑)

みおは音楽はオールジャンル好きでクラシックも聞きます。

でも素人なのでよくわかりませんが、音楽的な解釈も2人はけっこう似ているのではないかと。(みおの個人的見解ですよ、あくまで)

和矢は薫の演奏を聞いてオレには甘すぎると言ってますし、薫の演奏は華やかでロマンティックな心象風景を表しているのではないかとみおは感じます。

シャルルの心象風景も似た感じなんじゃないかなーと。
(ちなみにスズでプランスがピアノを弾くシーンがありますが、それを読んでさらにみおはその思いを強くしました)

シャルルとマリナちゃんが似た者同士と言うのとはまた違った意味で、この2人も似た者同士な気がします。
だからシャルルは薫をほっとけなかったのではないかと。

パラドクスでシャルルはマリナちゃんに頼まれ、兄上と薫を助けました。

絶望的な愛に自分を重ねて見た、だからほっとけなかったのではないか、みおにはそういうふうに思えます。

いくら愛するマリナちゃんに助けてと頼まれても、そう簡単に死刑囚を生き返らせるなんて法に触れることをしますか!?

しかも自分が島送りになるかもしれない危機的状況で。
そこから生じる全ての責任を自分で取るつもりである、シャルルの相当な覚悟を感じます。

ちゃんと社会復帰できて、生きていける場所を作り、ずっと、面倒見ると思います。

シャルルはああ見えてけっこう面倒見のいい人ですからね。
マリナちゃんの面倒も原作でよく見てるし。

人間嫌いなんて逆です。彼はいったん心に入れたら、自分を犠牲にしてでもとことん相手に尽くすタイプです。ね、皆さんもそう思いますよね?

せつなくなるほどまっすぐで強い信念を持った人ですね、シャルル。
愛情深い、本当は真にやさしいのは彼ではないかとみおは思います。

シャルル、あなたは幸せにならなきゃいけない人だっ!!

 

 

更新予定についての記事にコメントくださった方々、ありがとうございます

長編についてですが、長編は書けないだろうと思ってたんですが、書きたいことがふくらんできて、連載になりそうです。

まだ細かいとこを詰めていかないといけないので、どうなることやら…^^;
がんばりますね

(更新予定の記事へのご意見、引き続きお待ちしております^^)

次回作の進行状況など、また随時こちらでお知らせしていきますので、楽しみにしてくださるお優しいひとみっ子の皆さん、待っててね

みおでした♪


今後の更新予定について

2012-02-11 16:44:01 | 更新・新作刊行予告・お知らせなど

ひとみっ子の皆さん、こんにちは
みおの『Acceptance』を読んでくださり、ありがとうございました!!
無事皆さんにお届けでき、ほっとしています^^長年の想いがあふれてしまいました^^;


そこで今後の更新予定についてですが、皆さんにご相談したいことがあります。

バレンタイン創作を昨年から準備していて9割方できているのですが、14日にUPする予定をしてましたがどうにも日が足りないので、過ぎてしまうかもしれません。
それとは別に、先日、前編の更新後に急に浮かんでせっせと書いてるものがあります(これはみおの初の長編になりそうです。やっと大分見えてきたので、始められそうです)

そこで迷っていて、皆さんのご意見をお伺いたいのですが、

・14日が過ぎてもいいからバレンタイン創作を更新する、その後に新連載を始める
                   or


・バレンタイン創作は来年回しにして、新しい連載をスタートさせる

どちらがよいと思われますか?
みおの独りよがりでやるのもどうかと思ったので…^^;

よろしければご意見お聞かせください。

よろしくお願いします!^^

 

みおでした♪


フィギュアスケートLOVE♡

2012-02-10 19:55:31 | フィギュアスケート

ひとみっ子の皆さんこんばんは

金曜の夜、いかがお過ごしでしょうか?

今日の午後、歩いている時に見つけた梅の写真をUPしてみました

寒いですが、着実に春はそこまでやってきてるんですね♪

太陽が出ると日差しがとても暖かく、春の気配を感じます。

まだまだ寒い時期が続きますが、お風邪などひかれないように、皆さんご自愛くださいね

 

今日、四/大陸選/手権が開幕しましたね。(昔はこの試合もチラッとも映らなかった!ていうか世界選手権でさえほとんど中継ナシ)

さて、みおはシャルマリも大好きですが、実は大のフィギュアスケートファン

ア/ルベー/ルビル・オリンピックで伊/藤み/どりさんをTVで観てからずっとなので、相当年季が入ってます^^

荒/川静/香さんが金を獲られてからというもの、ここ数年はすっかりメジャーになって、日本の国技だ!なんて言ってるコメンテーターもいますね(笑)

数年前までは、ちゃんと中継してくれる試合はN/H/K杯くらいで、グ/ラン/プリシ/リーズもNHKでほんとに数人の人気実力のある選手だけを編集して、ちょこっと深夜に放送するだけ、全日/本選手権も昔はTB/Sで深夜に女子の上位陣だけちょこっと放送するだけだったのが、今はほとんどの試合が地上波でやるようになりましたねー。ほんとに時代が変わったもんです。

なんといっても注目は高橋・浅田両選手ですが、みおは高橋選手が15才、真/央ちゃんは12才から見ているので、大人になったねーと親戚の子のような気持ちで見ています。本当に2人ともみおは大好きなので、2人が結婚してくれないかな、お似合いだわ、とお見合いオバサンみたいな目で見てます(笑)

それはさておき、何年も中継を見ていると、ジャンプの種類はもちろん、基礎点、ルール、回転数や回転が足りているかとか、加点がつくかとか専門的なことも自然にわかってくるようになり、点数も大体想像がついてきます。

TVの前で勝手に評論家気取りで(笑)ツッコミながら観るのがまた楽しい

と言っても、全くスケートしたことないし、素人なんですけどね(爆)

それに生で観たのも一回だけだし、行きたいなー。なかなか忙しくて行けないです><

しかし、昔は圧倒的に強い王者、女王がいたのに、最近は皆誰が勝ってもおかしくないような実力が伯仲している感じで、みお的にはつまらない!

なんといってもみおが大ファンで、今も心の中で絶対王者!な位置にいらっしゃるのが、アレ/クセイ・ヤ/グディン選手です(ご存知の方いらっしゃるかしら?^^)

ルックス、実力、人気、人柄、全てを兼ね備えた帝王、真の芸術家ですね♪

本当に大好きでした。あんなスケーターはなかなか出てこないですねー。

残念ながらケガで引退されて、最初の数年はアイスショーなどに出られているのをTVでお見かけしていたのに、それもやめられたようです。

残念でなりません><もっと見たかったTT

明日は女子、真/央ちゃんが悲しみを乗り越えて頑張る姿をTVの前で応援しようと思います。

おやすみなさい☆

みおでした♪ 


いつも来てくださる皆さんへ!!!

2012-02-09 23:43:55 | 更新・新作刊行予告・お知らせなど

ひとみっ子の皆さん、こんばんはいつもおいでくださりありがとうございます

今日はみおの創作やその他、いろいろとお話したいと思います。

みおは何を隠そう、思考がシャルルorマリナでいえばどちらかというとシャルル寄りです。

もちろん天才でも強靭で高潔な精神の持ち主でもありませんが^^;

考えすぎてしまう所とか、慎重でマイナス思考な所とか短気な所とか(悪い意味じゃないですよ、完璧じゃない所もシャルルの魅力の一つです)

ちなみにドSです。(←誰も聞いてないって。一体何の告白(汗))

なので創作しながら、シャルルの気持ちになったり、マリナちゃんの気持ちになったり忙しく、大変です(ヘ○タイ^^;笑)

それはともかく、10年程前に原作を再読して感じたのは、マリナちゃんってこんなに素敵な女の子だったっけ?ってことでした。

リアルタイム当時は結構何でマリナばっかりモテるの!?みたいなアンチマリナな人とかいっぱいいましたよね?(笑)

みおはそうは思いませんでしたけど、再読して、こんなにかわいい子だったかなぁってマリナちゃんの魅力も再認識してしまったんです。

マリナちゃんの元気で、底抜けの明るさはまぶしく、パワフルでひたむきで、とことん前向きな所とかまぶしくて、なんてかわいいんだ!そりゃひとみ美少年ズもホレるわな、と納得しました。

いつもずうずうしいほど図太いし、ここ一番ではひとみ美少年ズもくじけるような状況ですごい強さを発揮する。でも一方では怖がりだったり、彼らをすごく頼る部分もちゃんとあって、そのギャップがたまらんだろうなと思いました。

ええ、みおももし男だったら、マリナちゃんにホレてますね(笑)

原作のイメージを大切に、あんなふうになりたいな、という憧れも込めて創作しています。

創作を始めて、皆さんにみおのマリナちゃんがかわいいと言ってもらえて、うれしいです^^

一方、シャルルはというと、原作読んでいた当時は自分にもあてはまるような欠点を持っている彼に苦手意識があったのか、あまり好きなキャラではありませんでした。

和矢派で、和矢とマリナちゃんのラブシーンはいつもドキドキして読んでいました。

それが7年前、二次を知って、すばらしい二次作家さまの書かれる素敵創作でシャルルの魅力にドンハマり(笑)

それから原作をそういう目で読み返してみたらアラ不思議!

マリナには和矢しかいないと思い込んでいたみおが気がついたらこんなことに(爆)

まったくシャルルおそるべしですね、ね、皆さん(笑)

 

ひとみっ子の皆さんそれぞれの心の中に素敵なシャルルがいます。

シャルルの魅力は、とてもみおなぞが描ききれるものではありません。

みおがシャルルを描く時に気をつけているのは、素敵に描こうなんておこがましい気持ちは全くなく、いかにそんな彼の魅力をそこなわずに書けるのか、という一点であり、それに腐心しています。試行錯誤の日々です。

ひとみ先生でさえ、なかなか出てきてくれないとおっしゃっていた彼をド素人のみおが書こうというのですから、もう暴挙と言っても過言ではありません(汗)

いつも読んでくださる心優しきひとみっ子の皆さん、そして温かいコメントをくださる皆さん!!

本当にありがとうございます!!!

いつも作品を更新する時は、娘を嫁に出すような気持ちで(笑)不安でたまらないので、ご感想は本当に励まされ、疲れも吹き飛ぶ思いです。

いただいたコメントは全て、みおの宝物、財産です。

自分の創作にコメントをいただくことがこんなにうれしいことだなんて、昨年初めてぷるぷるさんの所に載せてもらった時にいただくまで、知りませんでした。幸せです。

日本のどこかで、誰かがみおのお話を読んでくれて、みおのことを考えて言葉を紡いでくれる、これほど幸せなことがあるでしょうか。

みおは中毒語りをしたくてブログを始めました。

ブログをやってよかった。
皆さんと出会えてよかった。感謝感謝です。

皆さんにどう思われているかわかりませんが、いちおうみおにも家族がいるので、家事やら諸々しないといけないので忙しく、その中でブログを始めるのは大きな決断でした。

やるからには責任持って、たとえネットの世界であっても、自分がしてほしいことを相手にしたいし、自分がされたくないことは相手にもしたくないと思っているからです。ちゃんと続けられるのか、よく考えたし、悩みました。

正直みおは自分の書いたものに自信がなくて、ブログなんてやっても誰も来てくれないんじゃないか、とかそう言う覚悟の上での船出だったので、たくさんの方が読んでくださっているようで、ありがたく、どこかで喜んでくれてる人がいるかもしれないと思うと不思議な気持ちです。

正直創作はハンパなくエネルギーを使うし、入魂しないと書けないので、めちゃくちゃ疲れます。でも喜んでくれる人がいる限り、これからもがんばってシャルルとマリナちゃんのストーリーを綴っていきたいと思います。

これからも見守っていただけると幸いです。よろしくお願いします!

みおでした♪ 


Eternal Love

2012-02-06 23:59:32 | シャルマリ創作

あたし、池田麻里奈よ。
今あたしは日本に来てるの。もちろんシャルルと一緒よ。お忍びでねっ。
京都にも足を伸ばそうってことになって、下鴨神社に行くの。

シャルルのいつものウンチクによると、正式には賀茂御祖(かもみおや)神社っていうんだって。
あたしも行ったことないから楽しみっ。うふっ。
あたしのお目当ては縁結びで有名な相生社。なんか霊験あらたかなご神木があるらしいのよ。

「ここね!」

あたしは運転手さんにドアを開けてもらい、車から降りると神社の入り口を見上げた。
木が多いなぁって印象。すごく鬱蒼とした森があるのね。

「あっ!」

あたしは神社の前に出ていた看板に釘付けになった。

「やき餅ですって! シャルル、あたし、食べたい!」

思わず叫んじゃった。

「そういう所だけは目ざといね、君は。お参りもまだだっていうのに、いきなり食べ物か」

あきれたような顔をしてシャルルがちらっとこちらに冷たい視線を流した。

あ、イヤミね! でも負けないわよ。

「先だって後だって同じじゃない! ね、シャルル、お願い!」

あたしが胸の前で両手を合わせてメヂカラで訴えかけると、彼はため息をついてしぶしぶうなずき、

「しかたないな……わかったよ」って言ってくれた。

あたしは喜び勇んで、「こっちよ!」って叫びながらシャルルの手首を引っぱった。

「おい、そんなに引っぱるなよ。袖がシワになるだろう」

「細かいことにこだわる男は出世しないわよ!」

あたしが言い返すと黙ってしまった。あら、あたしシャルルに勝っちゃった?
ふっふっふっ。

あたしが一人ほくそえんでいると、いつのまにかお店の前に着いていて、あたしはもうすっかりそんなこと忘れてしまったの。

あたしが期待を込めた目でシャルルを見上げると、しぶしぶといった感じで買ってくれたんだけど……。


「念のため言っておくが、食べるのは後だぞ。ホテルに帰ってからだ」

こ、この性悪男っ! 善良なあたしをだましたわねっ!

あたしはあたしを冷ややかに見下ろす眉目秀麗な顔をキッとにらみ上げ、猛然と抗議した。

「えーーー! そんな、話が違うじゃない! シャルルのケチ! そんなに時間がかかるモンでもないんだし、今ココで食べたい! ね、いいでしょっ?」

「…………」

「もー、わかったわよ! 目いっぱい譲って、一コだけ! 一コだけならいいでしょっ?」

あたしがなおも食い下がると、シャルルは深いため息をついた。

「好きにしろ」

やったっ!

あたしはウキウキしてやき餅の包みの一つをガサガサと音をさせながら取り出した。

「オレは本当に君に甘いな……」

小さな声でなんかつぶやきが聞こえたような気がして、あたしは早速やき餅にかぶりつきながら、

「何か言った?」って聞いてみたの。

きゃっ、おいしっ!

あんこってやっぱりおいしいわね!

京都はやっぱり和菓子の本場だわぁ。
あっという間にペロッと食べちゃった。あっさりしててこれなら何個でもいけそうっ。

そんなあたしを見て、彼は軽くかぶりを振った。
あたしがキョトンとしていると、

「さ、もういいだろ。行くぞ」

そう言ってさっさと歩き出した。

「あっ、ちょっと待ってよ!」

あたしはすらりとした後ろ姿を追ってあわてて駆け出したの。


今日のあたしはパステルピンクのボウタイブラウスにひざ下ほんの少しだけ長めのオフホワイトのスカート。

シャルルいわく、「このクラシカルなスタイルがこの秋冬の流行だ!」ってことらしいんだけど……正直あたしにはよくわかんない。着れれば何でもいいと思うんだけど、これじゃ女の子としてダメかしらね。

隣のシャルルに目をやると、チャコールグレイのツイードジャケットにさりげなく差し色のパープルのチーフを挿して、ブラックのパンツ。インナーは雪のような白いタートルネックのセーター。

これがまた似合うのなんのって! もう憎らしいほど。
シンプルなスタイルにもかかわらず、いえ、だからこそかしらっ?
仕立ての良さがわかる装いがシャルルの彫刻のような均整の取れた体のラインに沿って完璧な美を作り出していたの。

あたしたちが境内に足を踏み入れると、多くの参拝客でにぎわっていたのだけれど、中にはシャルルを見てびっくりして立ちすくむ人までいて、あたりはたちまち異様な雰囲気に包まれた。

そりゃそうよね、どこから見たってパリコレのモデルも裸足で逃げ出しちゃうほどの美目麗しさだもの。

あたしは彼を仰ぎ見たけれど、彼は慣れてしまっているのか超然としていて、そのいついかなる時でも存在感を放つ物憂げな美貌はさすがというしかなかった。


「へぇ、けっこう広いし、糺(ただす)の森って森まであるのね! りっぱな神社ね」

あたしはちょっと感心しながらシャルルに話しかけた。

「世界遺産だからな」

隣を歩くシャルルがこともなげに言った。

「えっ、そうなの?」

「そんなの常識だぞ。君は本当に日本人か」

なーんですって!

「あら、失礼ね、あたしはバリバリの生粋の日本人よ! フランス人のくせに何でも知ってるあんたの方がよっぽどヒジョーシキだわ!」

あたしは苦し紛れに叫んだ。我ながらメチャクチャだと思うけどっ。

「ほう、頼もしい。なら当然手の洗い方もわかるんだろうな。バリバリの日本人のマリナちゃん」

シャルルはそう言って皮肉っぽくあたしを斜めに見下ろした。

「当たり前でしょ!」

全くあたしを何だと思ってるのかしら。手ぐらい洗えるわよ。
あたしが柄杓を両手でガシッとわしづかみにすると、シャルルは肩をすくめ、あきれたようにあたしを見た。

「おい、それでよく大きなことが言えたもんだな」

「何よ、どこがいけないってゆーのよ!」

あたしは口をとがらせた。もー、いちいちうるさいんだから!

ふくれっ面になったあたしを見て、シャルルは意外にも、

「もういい。教えてやるから、一緒にやってみろ」

言って柄杓をあたしに差し出した。

「柄杓で水をすくってまず左手を洗うんだ。それから柄杓を持ち替えて右手を洗う。そうだ。それからもう一度柄杓を右手に持って左の手のひらに柄杓の水を受けて、その水で口をすすぐんだ。すすぎ終わったら今使った左手も洗う。おっと、最後に柄を洗うのを忘れるんじゃないぜ。柄杓に水を入れて、こう縦にするんだ。……よし」

そう言って一緒にやってくれながら丁寧に教えてくれたの。
あたしはハンカチで手を拭きながら、ちらっとシャルルの整った横顔を盗み見た。
それに気づいた彼が「何だ?」って聞いてきたけど、意外に優しいと思ったなんて口が裂けても教えてやらないんだから! ふーんだ。


あたしたちは白い砂利を踏みしめながら奥へと足を進めた。

「思ったより若い人が多いのね」

境内にはたくさんの観光客らしき人や修学旅行生などがいた。
中でも華やかに着飾った人たちの集団がひときわ目を引いたの。
よく見ると白無垢の花嫁さんに五つ紋付羽織袴の花婿さん、親族らしき人、留袖の婦人やあでやかな振袖姿の娘さんたちだった。

今日は土曜日だし、神社なんだもの、結婚式くらい挙げてたって不思議じゃないわ、

でもね、あたしが驚いたのは、新郎がとってもカッコいい白人男性だったこと!

白無垢の清楚でとてもきれいな花嫁さんは日本の人みたい。
どおりで、出席者が外国の人が多いなぁと思ったわ。あ、あの少し年配の外国人男性はきっと新郎のお父さんよね。
その一集団は大きな赤い番傘を新婦に差しかける巫女さんに導かれて、本殿の方へと進んで行った。

あたしは興味を引かれ、シャルルを見上げて言ったの。

「ね、あたしたちも行ってみない?」

「行きたいのか?」

「うん!」

「仰せのままに」

シャルルはうっとりするような微笑を浮かべてあたしの手を取った。


あたしたちはその幸せオーラを振りまく一団の後を手をつないで少し離れてついて行った。
彼らは吸い込まれるように本殿脇の建物に入っていき、しばらくすると祝詞とお神楽が聞こえてきた。
あたしは雅楽とかって今までそんなに興味もなかったんだけど、こんな神聖な場所で聞くお神楽がとても厳かに思えて何だか感動してしまった。
あたしが黙っていると、横にいたシャルルがあたしの頭にポンと手を乗せて聞いてきたの。

「君も神前結婚式がしたいとか?」

「えっ?」

突然聞かれてあたしは戸惑った。だって考えてみたこともなかったんだもの。

「女の子だったらどんな結婚式がしたいとかって普通考えるものじゃないか? 君は考えたことないの?」

あたしを探るような目つきで見つめながらシャルルは尋ねた。

「うーん、どうかな……」

あたしはちょっと考えながら言った。

「形式とかってあんまり関係ない気がするわ。やっぱり中身とか二人の気持ちが大事なんじゃないかしら。あと来てくれる人たちがいかに喜んでくれるかだと思うな」

「やっぱり君って変わってる」

そう言って美しい目元に笑みをにじませたシャルルから急に甘やかな空気が流れ出し、あたしは内心アタフタしてしまった。

こんなとこでいきなりムード出さないで! 流されたらどーすんのっ!

一人赤くなるあたしをよそに、シャルルは穏やかな表情で静かにお神楽に耳を傾けていた。


「二拝二拍手一拝だぞ」

「もー、わかってるってばっ!」

込み合う本殿の前でまでシャルルはいちいちあたしの作法にケチをつけた。ここは特に参拝客でごった返している所。

彼はそれでなくてもその人並みはずれた容貌で明らかに目立ってるのに、こんな場所で騒いでたら余計に目立つでしょーが、シャルルのバカ!


本殿から出てまっすぐに白い砂利を踏みしめながら進む。大きな朱色の楼門を抜けてすぐの所にそのお社はあった。小さなお社なのに、とにかく若い人でいっぱい!

あたしはガイドブックに出ていたタイトルを思い出した。“恋のパワースポット”。


『えんむすびの神 相生社』と書いた小さな鳥居があり、ぐるりを朱の囲いで取り囲まれた木、そしてお社の周りにもたくさんの絵馬が奉納されていた。
ひっきりなしに若い女性たちが列をなしてお参りしている。カップルや中には男の人もいるわ。あたしは驚いてその行列を眺めた。

「京の七不思議 連理の賢木(れんりのさかき)、縁結びの御神木ね、ふぅん……」

シャルルは木の立て札を見ながら何かを考え込むようにつぶやいた。

「わぁ、見て見て! シャルル! 二本の木が途中から一本になってる! すごい! こんなの見たことないわ! 不思議ねー!」

あたしはびっくりして思わずシャルルの腕をバンバン叩いてしまった。

「へー、老木になって枯れたらまた糺の森のどこかに新しいのが生まれるんですって! なんか神秘のパワーを感じるわね。やっぱり京都は最強のパワースポットだわ! ね、シャルル!」

あたしが同意を求めて背の高い彼を見上げると、彼は腕を組んで、

「パワースポットね……オレに言わせりゃ、商業主義に踊らされてるね。日本の古代神話なんてみんなその手の伝説ばかりだろ」

なんと、フンといった感じで顔を背けたのっ。

もう、信じらんない!

「あんたねぇ、神社バカにしてんの!?」

あたしがムカッとして彼をにらむと、

「別にバカにはしてない。オレは客観的に実証できる事実しか信じないって言ったまでだ」

涼しい顔で言ってのけた。それから少しの間、口をつぐんでから、

「……でも縁結びや夫婦和合のシンボルか……それには大いに興味があるね……」

そうささやくような声が聞こえたかと思うといきなり腕を引っぱられてあたしは彼の広い胸の中に転がり込んだ。

……ひょっとして、抱きしめられてる?

彼のしなやかな両腕があたしの体を囲うのを感じて、あたしはギョッとして叫んだ。

「ちょ、ちょっと待って、人がいっぱいいるのよ! 放して!」

「イヤだね」

「!」

「オレは今ココで君を感じたいんだ。君だってさっきやき餅を今ココで食べたいってダダをこねたじゃないか。行儀の悪い君の行動は許されて、オレのはダメっていうその理由を、さぁ、聞かせてもらおうか、マリナちゃん!」

うっ、すごい迫力!

そう言われてしまってあたしはタジタジになった。確かに……返す言葉がないわね。

あたし、シャルルに口で勝ったなんてさっき思ったけど、大マチガイだったわ!

わーん、あたしの大バカ!

そう心の中であせりながら固まっていると、彼の静かな声が降ってきた。

「この木は縁結びのシンボルであると同時に夫婦和合のシンボルでもある。二本の木は別々に芽が出て、育った。でもある時から一本につながった。それは神のしたことかもしれないね。でも……」

そこで一旦置いて彼はあたしの目をのぞきこんだ。

「オレと君も全く違う場所で生まれ、生きてきた。でも恋に落ちて一緒に生きることを選んだ。そうだろ?」

あたしはうなずいた。

「オレたちもこの連理の賢木と同じだよ。一つになったらもう二度と離れない。ずっと一緒に生きていくんだ。枯れてもまた別の神域に生まれ変わるこの賢木みたいに。そうやってオレたちは永遠に共に生きていくんだ」

シャルルは熱っぽい光を浮かべた目であたしを見つめた。

「オレたちの愛も永遠に枯れない」

その時のシャルルの切実にあたしを求める瞳を、そしてこの瞬間を、あたしはきっと一生忘れないだろう。

あたしは感動して泣きそうになった。
あたしのことそんなふうに想ってくれるんだ、この不器用な愛し方しかできない、あたしの愛しい人は……。
あたし、彼のこと絶対幸せにしなくっちゃ。
そう、一緒に幸せになるのよ!
あたしはあふれそうになる涙をこらえて一生懸命笑顔で彼を見上げて言ったの。

「そうね。同じだわ。どこまでも一緒に生きていこうね!」

あたしが微笑むと彼も微笑んで、やっとあたしを解放してくれた。
あたしはシャルルには悪いんだけど、正直ホッとした。だってさっきから女の子たちのヒソヒソ声や黄色い悲鳴やらジェラシーの視線で痛いくらいだったんだもの。

そんなあたしを見てシャルルはいたずらっぽく笑った。

「本当は今ココで君にキスしたいけど、我慢するよ、ヤマトナデシコのマリナちゃん」

そう言って魅惑的にウィンクした。
とたんにあちこちであがる悲鳴っ。
あたしは真っ赤になって彼をにらみ、叩いてやろうとしたんだけど、サッとよけられた。
秋の暖かな日差しの中でシャルルのプラチナブロンドがパッと散ってあたりに光を振りまき、彼の全身を輝きで彩った。

「ちょっと待ちなさいよ、シャルル!」

あたしは、身を翻し大きなストライドで歩き出した彼の力強い背中に向かって叫んだ。
心の中でありがとうって言いながら、いっぱいの愛を込めて、ね。


                                                     

Fin(?)

実はこのお話にはまだまだまだ続きがあります!

この続きはみおのデジタル同人誌『Our Eternal Love~Eternal Love完結編~』、及び

『SWEET POISON』でお楽しみいただくことができます

そちらはガッツリR18なシーンも含まれる、充実した内容になっておりますので、そちらもどうぞよろしくお願いします

をご覧ください

【みおのあとがき】

『Sweet Poison』についで、シャルルとマリナの絆を深めたい!第二弾な感じで書きました。みおの二作目であり、思い出深い作品です^^

この『Eternal Love』は、時系列的には『Acceptance』の次に来るお話であり、続けてUPしました。あわせてお読みいただき、最高にハッピーなシャルルの気持ち、感じていただければ幸いです

マリナの両親に結婚の挨拶に来た帰りのふたりです

シャルル、表面上は平気な顔をしてますが、たぶんかなり舞い上がってると思います^^

忙しい人ですから、こんな機会でもなければ、滅多にゆっくり日本に旅行なんて来れないでしょうし、つかの間の休息ですね。

たぶんシャルルはカトリックだし、ランスの教会でって言ってたので、マリナちゃんの本音が気になり、探りを入れてます。

もしマリナが神前式を望むなら、教会式とは別にマリナのために時間を作って、マリナの親族と親しい人達(ジル、リューくん、ミシェル、ひとみ美少年ズ)だけ呼んで日本で神前式やってもいいと考えてます。シャルルはそこまで考えての「君も神前結婚式がしたくなった?それなら考えるよ」という問いかけだったんですが、ニブいマリナちゃんは気づいてないでしょう(笑)

マリナの望みなら何でも叶えてあげたい、それがシャルルの愛じゃないでしょうか?

トルソでもシャルルは「君はそれを望む?」ってマリナに聞いてましたね。

ちなみに”スズ”のプランスもそう考えてるみたいですよ(前お話した”あーん”の出てくる巻です、笑)
プランスも口では辛辣なことを言いながらも事あるごとにスズに知識を与えようとしてますし、「君はどうしたいんだ?」とまずスズの気持ちを大切にしています。その辺も踏まえて手の洗い方をマリナに教えるシャルルを描いてみました

シャルルもマリナも型破りな人達なので、常識でははかれません^^;

マリナもニブいですが、シャルルも自分に寄せられる好意にはうとい感じがして、そんな所も二人は似た者同士な気がします。

ともあれ、「形式は関係ない」というマリナの答えにシャルルは正直ほっとしているでしょう。まだ親族会議の件もあるし、万々歳で開放感に浸れないのが彼のつらい所です><

そのかわりホテルに帰るや否や…マリナちゃん、覚悟しといた方がいいよ~って感じです^^;当分放してもらえないのは必至ですね

相生社で二人は手を合わせていないのは、いっぱい人が見てるせいもありますが、何よりシャルルは早く二人っきりになりたかったんでしょうね^^

本当は人混みも苦手でしょうし、そこをあえてマリナが行きたいと言うから付き合ってるわけですから
シャルルは神様に何をお祈りしたんでしょうね…マリナとの幸せな未来かな?^^

読んでくれてありがとうございます!

みおでした♪


Acceptance 後編

2012-02-06 22:49:50 | シャルマリ創作

後編の公開は終了させていただきました。

この続きはAcceptanceフル・バージョンとして、みおのデジタル同人誌『SWEET POISON』に収録されておりますので、そちらでお楽しみいただけると幸いです。